2017/10/18

いろいろな顔を描く

子供たちは顔を描くことが苦手だと思っている。目とか口とか鼻を描くようにと言っても、なぜか嫌がる。そこで今回は顔を笑い飛ばしながら描くことで「顔を描くことが苦手」を少しでも乗り越えさせようと変な顔を言葉で表して描かせてみた。他の人の真似パターンもありで進んだ。それと子供たちが顔を笑いながら描いて、のってきて、面白いキャラクターが描ければ良いがと考えていた。そこから絵本も描ける。谷川俊太郎の本の中の顔を見せて、こういう書き方をしてもよいとも言って進める。ついでに「絵を描く」を読んであげました。


カオリは描くのがスローだけど、今回の丸い目をした猫が可愛いピンクのシマシマで描けたので、それはキャラクターとして絵本も描けるからと励ました。坊主頭の耳の大きな男の子もエレファンチックで良い。


またホノカは眼鏡をかけた女の子を最初に描いたがあとは「4歳の子にこんな難しいことかけないよ」などと言いながら、じゃあ後は人間じゃなくて猫でもいいというと猫が好きと言って描く。確かに4歳には難しいかもしれない。ハッキリと物事を言うところと急に歌をうたい出すところが可愛い。メガネをかけた女の子と猫を登場させる絵本は良いな。


マオは眼鏡をかけた女の子、オバケ、猫がキャラクターとして面白い。女の子がサングラスで怪しい感じも他の子と違って良い。


ツカサはまんべんなく肌を塗ってあるのでそろって描けている。ツカサは歯医者で歯を見せる男の子、イヒヒと笑うオバケも口の中に炎(ノド✖️ンコ)が見えてて面白い。この位の子の描く絵には完成度は記録できないが、この年齢の思い出として未完成度が有って良い。
スケッチブックは何時か捨ててしまいかもしれないが絵本という形になったら大人になっても捨てないで残して置ける。


ソウタロウはおたふく風邪になってみんなと一緒にレッスンには来れなかったが、隣に住んで居るので声をかけて描かせてみた。一つ一つをゆっくりと考えて描いていた。とくに女の子の髪の毛を編むのが、多分お母さんの様子を見ているから描けるんだと感じた。帽子をかぶった男の子が弟に似て描けた。今度物語を書くときはこの男のことオバケを登場させて描きたいそうだ。

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2017/09/27

自転車を描く

今回は自転車のデッサンだ。前回は子供たちが集中できなかったので、今回は正しく次々と描けるように準備し指導した。
自転車はよく見るとタイヤとタイヤの間にもう一つタイヤが入る。つまり1:1:1に分けることができる。スケッチブックに三等分の線を入れた。それとグレーのペンでタイヤを下書きし、重なって前に来るパイプなどは後から濃いブルーで描けば線は消えると説明して進めた。私が3枚のデッサンを三段階で描いておき、子供の進み具合に合わせ見せていった。最後の1枚は子供たちが大部分描いてから見せた。今回は、人が乗るということは描かないで自転車をだけをよく描こうとも言った。

ツカサは最終的に空間が空いているので人=友達を描いていいよとすすめる。「太陽をもっと、よく描いて」とも言ったらもう一つ太陽を描いてしまった。2つの太陽を描いたからと言って本人に心理的に問題があるわけじゃない。私の説明が悪かったからだ。「もっとよく塗って」と言えばよかったのだ。でも2つの太陽の絵もあっても良い。自転車がしっかり描けて入ればね。回りで遊ぶ子供の表情がなんとも可愛い。

ソウタロウは自分の自転車だから、細かいところをよく解っている。車輪のスポーク(米)の取付金具の部分をしっかり描くようにいうと、頑張って描いた。英字の部分も工夫して描いた。大きく堂々と描けててスピードも出そう!タイヤのチェーンも大切なところだと解っている描き方だ。こうした絵を描くときは正確な描き方を目標にして描かせたい。
マオちゃん、カオちゃんは形を描きとった後に車輪のタイヤのデコボコを説明すると、どうしてもそのことに捉われてしまう。丁寧に描くのはいいが、時間もかかり、疲れてしまいがちだ。全体を見るようにも促したい。

マオちゃんは男の子たちが先に来てもう描き終わり、外で遊び始めたので気になり、超特急で虹のようなタイヤを描いてもう良い!

カオちゃんは「私は丁寧にゆっくり描くから遅くなる」と言いつつ頑張って居たから、チョットだけヘルプしちゃった。でもどうしてもみんなの声に刺激され終了にする。タイヤのスポークの金具は頑張って描きました。写真に撮るとなんとか描けていたので、先生ホッと。
今回はホノカちゃんお休みです。



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2017/09/14

葡萄とバラを描く@2017



9月に入り、シャインマスカット、ナガノパープル、黄色いバラ、赤い実のような花ヒペリカムを描かせた。
静物画はレイアウトのセンスが大切だと思っている。日常生活においてのインテリアや服のセンスも小さい時から気持ちの良い組み合わせを意識させることが大切です。それはこうした絵を描くことで感覚を磨けると思っているが、もっと遊んでいたい子供たちにそれを意識させることは難しいが。
物を見て描くことは受動的な部分もあるので、今回は容易に描くと思っていたが、夏の疲れからかやる気が無い子が多かった。お喋りも楽しそうで静止させ集中させるのが難しかった。
だが、もっと描けと言い続けて結果的にはブドウとバラの花、ヒペリカムが描けたのだから、良しとしよう。ぶどうは茎からお母さんの栄養をもらって美味しく甘い味を作ると説明したが、それに強く反応する子としない子がいる。



ツカサがより太い茎を描いた。全体的にもバラの花とブドウのバランスも良い。花瓶も水も可愛い。ブドウの紫も混色をしっかりやっていた。雨を降らしたのは今年の夏に雨が多かったからだろうか。



ホノカはひとつひとつをゆっくりと描いていく。絵を描きながら詩のようなフレーズを言うのだけれど、今日は皆がおしゃべりが多かったので注目して書き留められなかった。全体に色彩を多く使い、幸せ感がある。



カオリはバラもヒベリカムもきちんと描いているが全体に流れがなく寂しく感じたのでもっと絵の具で敷き布を描こうと言ったが途中で終わりになった。デザイン的といえば言えなくもないが、それを意識するには作品の数が少ない。もっと描かせなければ。



マオはブドウは小さめだが絵としての楽しさは感じられる。ヒベリカムがロウソクのように周りに動きを出している。サインも真ん中に描き、敷き布を絵の具で描きかけで終わってしまったのは残念だった。まあかなり子供たちには描くようには言ったのですが、私も子供たちのパワーに圧倒された。



ソウタロウは初めに大きくブドウを描き花の描く場所が無くなったので、長く大きく2ページ繋げて描かせた。ブドウが描きたくてバラはいい加減になった。敷き布がもう少し丁寧に描いたらいい作品になったと思う。ソウタロウは一枚の作品より多数描かせる方が集中できるかもしれない。

各々の作品の写真は豊田芳州撮影。階段での写真は私。

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2017/08/24

夏休みの工作「バルサ材の木の家」


夏休みの時間をかけた工作は「バルサ材の木の家」です。ハサミで切ることが出来るバルサ材なので、初めは心配な子供たちもすぐに着手しました。屋根と窓とドアがあれば家になることを教え、イギリスのカントリーハウスの本を見せて始めました。教室に来ている子たちはまだ1年生と4歳児なので、イギリスの家の写真を見てもわからないでしょう。ただ、木や石で出来ている家があることを意識させて始めました。制作時間3時間

私が見本として作った家はパックされていた材料を全て使って作りました。ハシゴだけ」は事前に私が作っておきました。丸いこげ茶の木は住んでいるマンションの桜の木の剪定の時に植木屋さんから頂いた木です。



カオリは不安定な家をバランスを見ながら足していきました。ドイツのバウハウスを連想させる建物があります。やって行くうちに考えた丸い池も楽しそうです。一軒の家が前の家で隠れてしまったのは私の撮影が下手なのです。カオリはマオと比較すると熟考して慎重に作業を進めます。

ホノカはせせらぎの川が流れている家で、犬小屋もたくさんあります。バスも走っています。高い家を作っていないのは幼少期でまだ視野も低いのでもう少し高学年になった方がきっと面白い作品が出来るでしょう。でも犬小屋に目線が行くのは今だからこそです。幼い時の作品の中にその子の気持ちを探すのも大切なことです。

ソウタロウの家は焚き火をするところもあって家はいろいろです。特にこだわりはないですが全体が調和してる感じです。作業は早いです。家の前に高速道路を作り下を川が流れている。夏の思い出がこのような情景を作ったのでしょう。

マオはツリーハウスを作ったので木をつなげて高い家にし、はしごも2本つなげました。たくさん家を作ったので高く重ねることが出来ました。自分の主張をしっかり言い、どうしても海を多くしたいと言いましたが、持ち帰り、作る時間の事を考えて少なめにしました。このような工作をするとマオとカオリは双子であっても考え方に個性が出て来るようです

子供たちが作り終わってから、どんな家に誰と何をして住みたいかを聞きました。
ソウタロウ //青森のおばあちゃんちに住みたい。お父さんと一緒に虫や生き物を探すのが良かった。夏休みに蛇とカエルを採ったから。
マオ //かおちゃんと一緒にパオに住みたい。ママとパパとジジとババと友だちノアとハルト、他に友だちいっぱいと住みたい。
カオリ //パオに住みたい。とても広かったから。ママと一緒にパフェ作って住みたい。
ホノカ //パパとママとすおちゃんと住みたい。綺麗でプリンセスみたいなお家がいい。

子供は自由にと放って置いたら気付きも少なく、次に続く観察も少なくなりますが、こうして物を作る時にヒントを与え観察を促し、工作として作っていけば、町中でふと見上げた新しいビルの窓や屋根のデザインに気がつく事にもなるのではないでしょうか。今作っている造形が稚拙であってもこのような作業を繰り返すことで子供の好奇心を育てたいのです。これが造形教育なのではないでしょうか。

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2017/07/29

「小さな発見・大きな感動」ある理科実験教室の報告

一年前の8月に昔からの友人小林慎一郎氏から「大豆戸小学校で理科実験を教えて来た」というメールをいただいた。その時は事後報告だったので、どのような理科実験なのか解らなかったが、つい最近そのことに関する本が送られて来た。その理科実験教室の趣旨がよく分かる内容だった。
書籍名は「小さな発見大きな感動」出張型サイエンスイベント特集(Gakken)
因みに私は若い頃学研に勤めており、豊田も在籍していました。この本の出版社がGakkenということもあり、また不思議なご縁を感じました。


目次には
✈︎1 日本IBMトライサイエンス実験教室
✈︎2 やまがた「科学の花咲く」プロジェクト
✈︎3 アニメ理科実験教室
✈︎4 一般社団法人ディレクトフォース 理科実験グループ 「豊かな経験と知識で科学の楽しさを伝えていく
✈︎5 日本科学技術振興財団の活動

小林氏はこの✈︎4ディレクトフォース 理科実験グループのチーフのようです。
今回8月9日に横浜市大豆戸小学校でも午後から理科実験の授業をするとのことで、私も見学者としてご招待を受けました。その日は残念ながら、都合が悪く参加できません。とても残念なのでこの本を通してブログで紹介することにしました。

「小さな発見 大きな感動」の中のデイレクトフォースの活動実績によると開始した年の2010年の実験教室数は22、参加者は700人だったが、年々増えて2016年には教室数312、参加児童8355にもなっている。活動内容は児童4、5名のグループに講師が1人つき、実験器具もできるだけ手作りにし、身近な材料を使ってコストを抑えるようにすると書いてある。テーマも「墨流しを作ろう」「活性炭でおいしい水を作ろう」「電池を作ろう」「飛行機はなぜ飛ぶの」「風車を作って発電しよう」「my地球儀を作ろう」「滑車の実験」などなど低学年向けから高学年向けへと対象が上がっています。
指導しているメンバーの方たちの活動への思いや感想も添えられています。またデイレクトフォースの発起人、顧問の方々はそうそうたる実業界メンバーが名前を連ねている。

私の友人小林君(小林氏)は麻布学園高校を出て、東大へと進み金属系の会社の重職を経ています。高校時代の文化祭では白衣を着て理科実験の説明を分かりやすく受けたことを思い出します。
小林氏(小林君)が子どもたちへの理科実験を指導すること、またディレクトフォースの社会貢献と科学教育への情熱のパワーをまとめ、メンバーの自己研鑽のお仕事へ移行されたことはとても幸せなことなのではないかと思います。小林慎一郎氏の今後のご活躍を心より祈っています。

問い合わせ先
一般社団法人 ディレクトフォース Web:www.directforce.org/
03-6865-7860

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2017/07/11

音楽を聴いて描く@ヴィバルディの四季

ホノカ
今回は「音楽を聴いて描く」はヴィバルデイの四季を選びました。小学1年生には少し難しい課題だったと思います。今まで色々な曲を選んで来ましたが、子どもたちに分かり易くと考え、どこかで聴いたことがある曲ならば違和感がないだろうと思い曲を聴かせて描かせました。

ツカサ
音楽を聴くことで右脳を刺激して描かすことを目的にしていますが、今回は子どもたちに「四季」の意味を話してしまったため、かなり左脳を使ってイメージを作り上げた感じでした。子どもたちには面白くないお絵描きになったのではないかと思います。

ソウタロウ
今回は自然の美しさを表現させましたが、私は絶対音楽(分かりやすく言うとバッハなどの情景を感じない音楽)を流して描かすべきだったと反省してます。
標題音楽(歌詞が付いていて意味がわかったり、明らかに情景を感じる音楽・ヴィバルディなど)などはかえって低学年の子どもには描きにくいものでした。

マオ
方眼のボードを四分割して音楽の違いを描き表させました。太陽が全員元気で楽しく描けています。まだ4歳のホノカには音楽を多色の線で描き表し、これはこれで今しか描けない絵ではあります。作品を見てるとホノカ、ソウタロウ、ツカサ、マオ、カオリそれぞれが工夫した跡が感じられるので、これは次に続けられたら続けようと思います。

カオリ
今度はテクノっぽいのかジャズか民族的音楽か。私にも意味がわからないのが良いのではないかな。

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