私的旅行と小海線
八ヶ岳山麓、大泉の道路脇に昨日鹿が3頭で草を食んでいた。写真を撮ろうと車を戻すともう居なくなっていた。辺りにはコブシが咲き、草も萌出ていた。標高がその場所より500メートルは高い我が家の辺りになると春は遠のく。
そして昨日、天皇、皇后両陛下は15日に私的旅行のために長野県千曲市のあんずの里スケッチパークや県立歴史館を訪問され、16日には午前中、長野県の食品研究機関を視察し、午後帰京されるという。宮内庁は今回の訪問を公的行事と異なり、日本の四季折々の美しい風景などを見て回る新しい形の私的旅行と位置付けているそうだ。
天皇皇后両陛下は東日本大震災が起きてから頻繁に被災地を訪問され私的旅行は二の次だったように感じる。8年前には紀宮清子様がご結婚する前に、両陛下とご一緒にここ八ヶ岳を訪問された。その時に近くのYMCAの建物に寄られたり、レタス畑に来られたりしたようで、厳重な警備だった事を思い出す。その時は清泉寮に泊まられたと聞いた。今回、美智子様は長野の帰りの新幹線で八ヶ岳の方を見ながら
『陛下、清子(サーヤ)とレタス畑でレタスを収穫をした時が懐かしいですね。』などとお話しているのではないだろうか。私だったらそういう会話があると思う。
そして美容院に行くとたくさんの女性週刊誌には皇室の事を取り上げた記事が多い。雅子様の病状や、宮内庁の意見なども書かれている。一般庶民の間でも、嫁と姑、娘の結婚、息子の結婚で、アクシデントが生じている家庭もある。どこの家庭でもそういうことは、十分配慮しないと起こり得ると思う。実の親子であっても成長してから意見の対立が起きて、全く没交渉の関係になってしまっているという話を聞いたこともある。そういう事が起きるのは不幸なことだと思う。便りのないのは元気な印と言うのもあるが。
今まで絵画教室をしていた教育的立場で、意見を言わせていただければ、お互いの信頼関係を大切に、お互いが歩み寄る姿勢を大切に、壊さないように、『君たち大好きだよ、一緒に生きていこうよ』と言い続ければきっとうまくいく。それより落語なんかを一緒に聞きにいけば良い効果を得られるのではないだろうか。下世話な意見だろうか。
小海線の写真を撮り、それを編集しながら、66歳と1日目の私は考えた。
« マダニのニュース | トップページ | 八ヶ岳高原ロッジの鳥たち »
「心と体」カテゴリの記事
- 寄せ植えの手直し@2020秋(2020.09.20)
- 台風と秋の彼岸(2019.09.23)
- 年齢相応の仕事をオーバーすると?(2019.06.27)
- 夏風邪を治して山小屋へ(2015.06.11)
- 野辺山ウルトラマラソンで元気をもらいました(2015.05.20)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 海辺の誘惑@小さな旅(2019.02.14)
- 春彼岸(2018.03.15)
- 鹿と諏訪大社の鹿食之免と清里モリモトの鹿肉のパスタ(2015.11.04)
- 諏訪湖の旅(2015.11.03)
- 富士見高原リゾート・花の里を訪ねて(2015.08.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント