矢羽根すすきと「この月の月」
今日は十五夜で中秋の名月だ。十三夜(じゅうさんや)、待宵の月(まつよいのつき)、十五夜、十六夜(いざよい)と続くのだが、ネットで調べると、月はいろいろな名前が付いていて、如何に日本は風流な国なのだろうと嬉しくなる。
今までお月見の日に気が向くとススキを切って飾っていたけれど、今年は鶴見川にススキが生えていないのに気が付いたので、ヨネヤマプランテイションで矢羽根ススキを買ってきて、植木鉢にアレンジした。矢羽根ススキは結婚前に茶道を習っていた時、その先生の家のお庭にあった。千両やホトトギス、茶花が水に打たれて美しかった。また、夫の叔母は茶道の先生で、家に行った時にその玄関に矢羽根ススキが生けてあった。いつもその斑入りの葉を見るときれいだなあと思っていた。
この夏、断捨離をして余分なものは持たないと思っていたのだが、花や植木、香水と書籍は私にとってとても大切なものだと再認識した。そこで、紫式部と白花のホトトギスも一緒に植えた。他にノボタンのコートダジュール、アメリカンブルー、ラベンダーなども別のプランターに植えた。青系のベランダにしたい。丸山健二の白系の庭を真似するみたいに。
先ほど写真を撮っていた時に蚊に喰われたらしく足首が無性に痒い。キンカンを塗りながら外を見ると月が登ってきた。
「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」読み人知らず
などと詠ってみようか。こういうの何だか試験に出そうね。奥健太郎君 勉強に励んでますか♪
♪うーさぎ うさぎ なにみて はねる 十五夜おつきさま みて はーねる♪
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