李(スモモ)ジャムから松坂桃李
川上村を根城に目的を持たずいろいろ散策することは楽しいことです。今回は八ヶ岳リゾートに行き、お気に入りの帽子を見つけました。またその近くにある道の駅こぶちざわに立ち寄り野菜を購入し、その中のスモモを使って今回ジャムを作りました。「スモモも桃も桃のうち」の早口言葉が気に入って、口ずさみながら作るのも楽しいものです。始めからラベルに「Sumomomo momomo momonouchi」と書こうと思っていましたが、ちょこっとWikipediaを調べてみるといろいろとためになることがありました。まずスモモは桃や桜や梅と同じバラ科に属して、受粉が難しく、山梨県や長野県が主とした生産地のようです。そして最近軍師勘兵衛の中で黒田長政を演じている松坂桃李の李がそういえばスモモだと気づいたのでまた、Wikipediaで調べてみました。
「桃李」の名前は、中国の歴史家司馬遷の「史記」に書かれた言葉「桃李不言下自成蹊(とうりものいわざれども、したおのづからこみちをなす)」中国の故事「桜梅桃李」の2つの由来がある。前者は「徳のある誰からも慕われる人」になって欲しいという父の願いから、後者は「自分らしさを大切に」という母の願いから名づけられた。読み仮名は両親のこだわりで「とおり」である。(Wikipediaより)
特に桜梅桃李(おうばいとうり)は桜、梅、桃、李のことで転じて、それぞれが独自の花を咲かせること。詰まる所、同じバラ科であっても花も果実も違うということになる。「スモモも桃も桃のうち」の早口言葉は殊更口に出して言うことで、桜梅桃李に反して、桃も李も食せば腹を満たし同んなじだよと言うように感じ、太っ腹な感じがしなくもない。一般庶民の戯れ言なのか。ふむふむ。
私はこのジャムが3瓶半出来たので「桜梅桃李」と「Sumomomo momomo
momonouchi」の2種類のラベルを付けてみました。今、試食してみると少しだけ煮過ぎた感がありました。
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