台風と秋の彼岸
秋の彼岸の中、八ヶ岳東麓にいます。
昨夜から今朝にかけて大きな風台風がかすめて行きました。もう1つ前の台風15号の千葉での猛威に恐れをなして、ここであの様な事が起きたらどうだろうと昨夜はまんじりともせず、トタン屋根の雨音を心配し、また歩行困難な相棒をどうしようと思いつつも、しょうがないさと源氏物語の野分けや衣衣(後朝)の別れなどのを思い出し、ついでに玉鬘、紫の上、夕霧などが記憶の彼方に出てきて、ここはあの源氏の君の物語にふさわしい場所ではないかと考えると、眼がランランとしてくるのでした。(歳を考えて!)
朝食の支度中は背の高い白樺が折れるのではないかと思うほど激しい風でしたが徐々に風も収まり午後には庭を歩き、花を集めて花瓶に挿しました。今日は彼岸の中日ですが今回はいわきへの御墓参りは行けませんでした。亡き人たちが好きだった茶花や秋の花々を生けて供養の心を表したいと思っています。それで許してもらいましょう。
庭の紀伊女郎ホトトギス、ミズヒキソウ、菊、クジャクソウ、リンドウ、マユミなどを生けるとシックな感じ!私が学んでいるイングリッシュガーデンの寄せ植えの花々は華やかで心躍らせる組み合わせになります。こうして見ると何を足したらイングリッシュ風になるかと考えてしまいます。
この時期の秋の花は組み合わせ方でこのように和風にもなります。私にとっては花は今を「生きる人と亡き人との架け橋」にもなるように感じます。
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