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2020年8月16日 (日)

庭仕事いろいろ No.3

この地での農作業はおおよそ半年の間だけだ。地面の凍土が解ける4月中旬から大根が畑に残っている11月末までだ。真冬はマイナス20から15度になり、いわゆる寒冷地農業ということになる。そのため玉ねぎとか冬の間に育つものは不可です。結局は素人農業なので生産性はあまり無い。でもいつでもジャガイモだけは良く出来る。今年はメークインとキタアカリ1キロずつが15キロになった。

そのために堆肥造りを心がけている。秋に落ちてくる落ち葉を集めて堆肥作り用の袋に入れておき、こちらでの食事の時に出る野菜や残飯のゴミをプラスチック製の生ゴミ処理器2機に入れてヌカなどを混ぜ込む。1ヶ月くらいのサイクルで処理できたものを家の裏にある堆肥作り用のバケツに入れる。その上から枯れ葉や草むしりした葉をサンドイッチ状に入れる。時々ひっくり返して混ぜ込み原型をとどまらないまでにして秋遅くや春の畑に鋤きこむ。

このところその堆肥作りの地面に埋め込んだバケツに穴熊が入り込み分解途中の生ゴミを食べることが続いていた。蓋を外して上から入り脇の地面から穴を掘って潜り込むこともあった。ところが7月末の大雨の後から生ゴミが漁られていない。2週前に動物禁忌剤をその周りに撒いたこともあるかもしれない。大雨で穴熊の巣が雨でやられて、死んだのか? それは分からない。でもそう思っている途端にまた穴を掘られるかもしれない? 自然界の生き物はお利口だから。

長いことここで暮らすと生ゴミも溜まり頻繁に処理機能の向上に努めねばならない。

あともう一つは珈琲カスとバナナと卵の殻をミキサー(古くて捨てようと思った)で細かく混ぜて貯めてから畑に撒くという肥料がある。YouTubeで見たのであるが、これは気軽に毎日作ることができる。それで何かの野菜がどう上手く出来るかという証明もできないけれど、化学薬品の肥料よりは地力が回復するのではないかと思っている。

地道で臭い作業ではある。


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