ニュース

2018年9月 8日 (土)

台風の被害と3つの大きな出来事



9月5日に日本に上陸した台風21号の爪痕は今までにない風の被害をもたらしました。
そして9月6日は早朝から大変なことがありました。北海道の地震です。ココが朝私を起こすことが多く、寂しがるのでひと気の有る音を立てておこうとテレビをつけます。で、3時20分にテレビをつけた途端に北海道の地震のニュースでした。
次に6日に大倉山駅に行こうと歩いていると通りに救急車が来ていて、あらどうしたのかしらと思いながら線路沿いを曲がると道路を塞ぐ消防車が3台も居ます。火事だったら大変と、係の人に聞くと「異臭の通報があったので」と言う。火事じゃないなら大丈夫と通りぬけざまにチラッとみると、年数の経った古い家屋に分厚いマスクをした消防署員が家の中にハシゴで入ろうとしていました。その意味はすぐに理解出来ました。その後私の体操教室の先生はその前を通った時に家の戸が空いていて異臭を感じたそうです……
ひょっとして亡くなっても気づかれずにそこに人がいたということは……
たまたま夕方のニュースでは高齢者の男性は1人になりがちなのでボランティアをすることで近所の人や街中でのコミュニケーションをとる暮らしを推進していくと、取り上げていました。(確か品川区)
この異臭騒ぎはニュースにもなっていませんが、私には心にグッと来る出来事でした。


5日に来た台風について我が山小屋はどうしたであろうと、在住のNさんにメールで聞いたところ、隣家の木が鹿よけネットに落ちていると聞いていました。来てみると予想以上にひどい被害でした。着いた日は移動にエネルギーを使い果たしているので一晩寝てから挑みました。まず細い木を切り次に大きめな木を切り全体を柵からどけました。約2メートルおきに埋めてあったポールや杭が折れていましたがワイヤーメッシュが付いているので、新しい杭を打ちそこに取り付けました。予想以上にうまくできました。たまたま、道路側の鹿よけを治そうと杭など買ってあったのでそれを使いました。


続けざまに3つの大きな大変な出来事でした。関西方面や北海道の方たちの早い復旧と普通の生活ができるようお祈りしています!

2015年9月24日 (木)

川上村の二つのイベント

「15秋 ENJOY 郷コン in 川上」 10月9日 10日 11日
参加者募集中です。20歳から40歳までの独身女性 15名

「油井亀美也宇宙飛行士とリアルタイム交信イベント」
9月29日 18:30〜 川上村川上中学校体育館

二つのイベントは川上村のホームページを参照してください。
郷コンのチラシは欲しい人はご連絡ください。

2015年8月15日 (土)

川上村の花火

Khanabi6_2川上村の夏祭りの花火大会があった。
芳州先生が新しいカメラ、オリンパスのスタイラスSH-1を花火モードに設定してくれたので私はただシャッターを押すだけだった。けれど上る花火も見たいので途中からは全く押すだけで、ひたすら花火の美しさに驚嘆していた。音もすごい!お腹にドーンと来る。

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初めに来たのが宇宙の神秘を感じさせる銀河系花火だった。今宇宙ステーションにいる川上村出身の油井亀美也さんに届くようにと村全体の総意が込められていると私は感じていた。油井さんはレタス畑で農作業をしていて、お父さんが帰る時も帰らず、ずっと星空を見ていたそうだ。 最後はたくさんの種類の花火が入り混じって、感動拍手感動拍手だった。
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終わったと聞いてもまだその心の中が花火でドカーンだったので、暗い中、芳州先生と一緒に佇んでいた。すると村役場の裏から鹿がヒューンと鳴いた。耳を凝らしているともっと近くでヒューンヒューンと鳴いた。鹿がどんな気持ちで花火のドカーンを聞いたかと思ったら何だかたまらなかった。

《花火にかかわった方たちへオマージュを込めて》
      オリンパスのカメラの開発をしている方たち
      川上村の花火にかかわった方たち

2015年1月 9日 (金)

鳥の生態系と私の気持ち

Yatu1山小屋に来ることが出来ないと色々な空想や思いつきが浮かぶ。今回もクリスマスに来られなかった。それは都会に用事があったということなのだが、それをこなしながら無性に自然の空気が恋しくなる。母の介護施設が多摩川沿いなので、土手越しに丹沢の山々が見えるとその向こうにある八ヶ岳はどの位、雪に覆われているだろうかと目を凝らす。今度山に行ったら何をしようかと思う。母には悪いが心ここにあらずなのだ。
Subako2今回は鳥の巣箱の三作目を作る予定を実行できた。それと豚の脂身を冷凍にしておいたものを持ってきた。串に刺して 鳥たちのこの冬の栄養源にして欲しいと思っている。野生の鳥たちに人間の尺度で可哀想というのはいけないことなのかもしれないが、昨年の春からこの山小屋辺りの鳥の数が少なく感じていたので以前のようにもっと増えて欲しいと行動を起こしたのです。一説によれば去年の大雪で鳥が減り、鹿も雪の中でかなり死んでいたと聞く。
Yamagaara1鳥たちを含むこの森の自然な生態系を大切にしなければならないと思うがもしかすると衰退しているかもしれないのだから、人間が補佐しないといけないのかもしれない。鳥に聞いてくれと言っても話せるのはフタコトミコト。ここに着いて私がカーテンを開けて窓から顔を出すと大概は鳥たちが遠くの白樺から近くの白樺の枝に一目散に飛んでくる。
鳥はただツツピーツッツピーと鳴くだけだが、私には「ヒサシブリー! キタンダネー!エサチョウダイ!」と聞こえる。ひまわりの種などの餌をあげないでいると、実力行使で窓ガラスにぶつかってくる者もいる。
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昨日のBSのニュースで入間市や熊谷市でカラスが大量に死んでいたそうだが、インフルエンザではなく餓死だと言っていた。給餌には貪欲なカラスが食いっぱぐれるなら、小さなシジュウカラたちはどうなってしまうだろう。私は居ても立っても居られない。

これから私たちが帰ってしまっても、雪が降っても、いくらか貯めた皮下脂肪で生き抜いて欲しいから、今日は買い物で脂身を貰ってきた。脂身のブランコを2箇所増設した。ひまわりの種は大量に入れて入り口をキャベツの葉で塞いでおいた。気がついてツンツンすれば食べられる。他にレバーをやはりブランコにした。ピーナッツのリースにはヤマガラがしがみ付いている。

一番の心配はテンが食べに来るとまずい。出会うともっとまずい。そして鳩ほどのサイズのカケスはシジュウカラやヤマガラ、コガラが頻繁に出入りしているので「なにごと!」と近くを飛び交わしている。五月の連休にはシジュウカラが巣箱にせっせと餌を運ぶ姿が見られる。それも楽しみの一つだ。今回の巣箱はちょっとした失敗をしたのだが、鳥たちへのお披露目を兼ねてベランダの手すりにひまわりの種と一緒に置いて目を慣れさせた。あー、春が楽しみ。

このブログの運営サイトNiftyがTwitterとFacebookにブログの更新をお知らせする機能をカッコよくつけてくれたので、やる気が出てきた。また今年も頑張ってブログ「田園の誘惑」の更新をしたいです。よろしくね!

2014年10月 3日 (金)

信濃毎日Web版の興味あるニュース2題

信毎WEB版のニュースに興味深いものが2題ありました。
「ドングリ類は一部で不作・凶作、熊と遭遇に警戒を」
09月26日(金)
 県は26日、熊の餌になるドングリなどの実り具合について、県全体で不作から平年並みとなり、一部では凶作の地域もあると発表した。県内では今年、熊に襲われてけがをする人が相次いでいる。県鳥獣対策・ジビエ振興室は、地域によって実り具合にばらつきが大きいと指摘。餌を求めて熊の行動範囲が広がり、森林内や集落近くの田畑などで遭遇する機会が増える可能性があるとし、十分な警戒を呼び掛けている。
 実り具合は、県内10地方事務所や県林業総合センターの職員が、定点観測している山林でコナラやミズナラなどのナラ類、ブナ、クリを調べた。結果によると、ナラ類は全県的に不作から平年並みで、特に北安曇地域では不作。北信のブナは凶作で、クリは多くの地域で不作だった。昨年度はナラ類が平年並みだが一部で実が小さく、ブナは不作、クリは一部を除き平年並みだった。
 同室によると、今年4~8月の熊の目撃情報件数は千件で、前年同期に比べて16・8%増えた。4月以降に熊に襲われてけがをした人は26日までに11人と公表。昨年度1年間の3人を既に超えた。
 県内で熊による人的被害が相次いだ2006年、10年は、早朝や夕方に山中で人が熊に出合う事例が多かったが、今年は日中の人里で遭遇して事故につながるケースが多いと分析。早朝や夕方以外でも、畑や山際に行く際はラジオなどで音を出すよう呼び掛けている。

 県によると、06年度の同様の調査では、ドングリ類の実り具合は全県で「凶作」「やや凶作」とされ、夏から初冬にかけて大北や北信地方などで熊が相次いで出没。記録のある1973年以降で最多の16件の人身被害があり、2人が死亡した。捕獲頭数は前年度の4・7倍の580頭、農林業被害額は2・2倍の2億900万円余に上った。

もう一つのニュースは
「半人工的にマツタケ群生 伊那の「博士」が「シロ」作り」
09月23日(火)
 マツタケ山を50年以上管理し、地域で「マツタケ博士」と呼ばれている長野県伊那市富県の藤原儀兵衛さん(76)が、アカマツの根元にマツタケの菌が集まる「シロ」(菌根)を半人工的に作ることに成功した。6年前にアカマツの根を切り、新しい根が出た場所にマツタケの胞子が散らばるようにしたところ、今秋は約400平方メートルの範囲で少なくとも23カ所のシロを確認したという。藤原さんは、マツタケの増産や里山の整備につながる方法だと期待している。
 22日に現地を訪れた県林業総合センター(塩尻市)の菌根類担当、古川仁・主任研究員によると、同様の方法は県内外で実践されているが、これだけ多くのシロができるのは珍しい。信州大農学部(上伊那郡南箕輪村)の山田明義准教授(菌類生態学)は「長年、山を丁寧に整備し、高い技術を持つ藤原さんならではの成果だ」と話している。
 藤原さんは2008年3月、伊那市新山に所有する樹齢45年前後のアカマツ林で、約400平方メートルの範囲に植わる40本ほどの根元を掘って一部の根を切断。その後に地中で新たな根が出たのを確認し、同年10月に別の場所で採った質の高いマツタケ2本を周辺に移植した。このマツタケの胞子が散らばって新しい根に寄生し、シロができたとみられる。
 シロは2年前から確認できるようになり、今年はそれぞれのシロで大ぶりのマツタケが群生している。
 根を切る方法は、マツタケと同じ環境を好むキノコ「ケロウジ」の菌がアカマツの根に寄生したため、取り除こうと根を切ったところ、新たな根が出たのを見て思い付いたという。藤原さんは「子孫を残そうとするマツタケの力を引き出す方法。マツタケを里山で作るようになれば、森林整備が進む。アカマツの根もしっかり張るようになり、治山にもつながる」と話している。

時々信濃毎日WEB版のニュースを覗いています。特に忙しくて長野に行けない時に見て、行った気になる臨場感を大切にしています。

2014年2月23日 (日)

豪雪脱出帰り道

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ブログをご覧の皆さまにはご心配をおかけしましたが、予定が2日ずれて横浜へと帰宅しました。途中デジカメで記録をしながら戻り、溜まっていた仕事をして、こうしてブログ更新をしているのですが、雪かきは大変疲れました。それをしないと歩くことが出来ないので、どうしてもした訳ですが疲れがたまったようです。また標高が高いので普段でさえ息も切れるのに、重労働の連続でした。

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その時に頭にひらめいたのは、むむ!除雪ダイエット? がんばろう。良いことあるさ。豪雪でも。『それが功を奏して痩せることが出来ました。』と、言いたかったのです。言えれば良かったのですが、なんと! その労働を維持するために良く食べて若干の体重が増えてしまったのです。除雪ダイエットが豪雪孤島食糧庫整理肥満への道へと変化してしまったのです、

想定外のことで、ロウバ・インガルス・ワイルダーは困っています。

そして帰り道の141号線の須玉への道の途中、南きよさとの道の駅付近で表層雪崩が起きていました。道路に雪と土が混じっていました。いつもの中央道長坂インターが進入禁止なので須玉インターに廻った訳ですが、危ないと感じました。来週になって気温が上がるとそのような心配が山梨や道志などで起きそうです。避難指示などが的確になされるようにしてもらいたいです。ちなみに、中央道沿いのかなりの場所でヘリコプターがホバリングをしていました、

中央道では双葉サービスエリアをトラックが雪を集め、また道路ぎわでは車線を制限して、そこもトラックが雪を載せて除雪していました。このようなことがまた起きたときに、何かの解決のヒントになると良いと思いブログに載せました。

2014年2月16日 (日)

緊急事態 ♯豪雪 ♯長野

今夜の長野、山梨、群馬、埼玉秩父などでの豪雪であらゆる道路で立ち往生した車がもう車中泊を3日もしているそうです。私も川上に来ていてこのような天災による、どうしようもできない出来事に初めて遭遇しました。雪がたくさん降っているうちは、後で遊ぼうとばかり写真を撮りFacebookに久しぶりに書き、いつものように情報を共有していました。ところが14日、15日、そして今日16日になりましたが、積雪が尋常でなく雪かきが出来ないのです。雪が高く積もりシャベルで取っても、ほおりあげられないのです。それでもなんとか雪かきはしました。川上村から14日夜に除雪車が来ましたが、その後に1mは降ったのです。

情報を見ようとテレビをつけても、こちらはBSだけなので、オリンピックばかりです。そこでツイッターを雪かきの合間合間に覗いてみると、大変なことになっているのです。20号線のあちこちで車が動けず900台の車が立ち往生し、コンビニまで行っても店の棚には何も無くなっている。軽井沢の道路は雪が高く道がなく歩けない。この近くの佐久市の除雪作業員3人が行方不明。などなど当事者になって始めてこういう緊急時の恐怖を感じています。

ここではアプローチまでの20mを相棒と2人でラッセルして1日かかり、前の道路を駐車場まで行き、車の姿を出すのに午前と午後かかり、合間に聞く近所の在住の方はまだまだ除雪車が来られない。村役場に聞いても同じ答えが返ってくるのです。
私たちは行動を控えて、ここで籠城とばかり、食材の組み合わせを上手にしています。木曜日の買い物では5日分買いましたが、引き延ばせばなんとかなります。難題は帰る予定までに車を出せるのか、国道は通れるのか、通っても渋滞の中で過ごすのは年齢的に難しいので、ギリギリここにいるのか、電線が切れてしまうと、全てが電気で作動しているためにアウトなのです。

私はブログが精一杯ですが、やはり今回はツイッターの威力を感じました。なんでも信じ込むことはいけませんが、真実を言っている人を見抜く目も日頃から鍛えていかないと、いけないのではないでしょうか。

今もゴーッという音がすると除雪車が来たかと、2階に登って外を見ています。相棒とココと一緒ですが夜になると不安です。

2013年8月 3日 (土)

中央道大渋滞時のアイデア

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昨日から川上村に来ている。昼に母の介護施設に寄り、いつもの16号を通る道ではなく、調布インターから中央道に乗ることにした。

ところが中央道に乗ると、すぐに渋滞が起こり、『小仏トンネル内でトレーラーが横転し、道路を塞いでいるために、通行止めになっている』という。そこで、八王子で降りると、どこもかしこもひどい渋滞で、カーナビの新規目的地を相模湖に直して、動き回ろうとするが車がびっしりで動かない。交通情報は再三『小仏トンネル内でトレ―ラーが横転し、道路を塞いでいるために、通行止めになっている』ばかりなのだ。

昼食をとろうと思っても、何故かファミリーレストランがない。また、駐車場が混んでいる。そこでampmに入って、トイレを借り(3人待ち)、サンドイッチを食べるていると、ラジオのニュースで『小仏トンネル内でトレ―ラーが横転し、道路を塞いでいるために、通行止めになっていましたが、午後3時に解消されています。』という。そこでそこのコンビニから20号の道路を見ると、相模湖に向かう道は混んでいるが、反対の八王子に戻る方は威勢のいい車が目立つ。『今だ!戻れ!』もう一人の自分が、サンドイッチを食べかけている自分に命令した。

またカーナビを八王子に戻しUターン。それでも、車の量はものすごく、だいダイ大DAI渋滞!前の車の上をトントントーンと追い越したい気分。そういう時は自分で言うのも何なんだけど、目つきは凶暴になり、充血しているはずだ。依ってサングラスの黒い方を出して、運転に集中。確か3時45分位に八王子料金所、それでも何度か中位の渋滞もあり、6時近くに長坂インター。疲れ果てたドーラーイーブーでした。

今朝になって、ネットを調べると、≪なんとその事故は9時に起こりキャンピングトレーラーの事故で、けが人はいない≫という。結局小仏トンネルを通る時にも、いわゆる事故渋滞が起こり、周りが見回せたけれど、何にもその痕跡はなかった気がする。もっと早く事故の片づけは出来ないのでしょうか。そういう事をもう少し渋滞にあっている人たちに詳しく報告してくれれば、いいのに! 『日本道路公団♪ハイウエイラジオ!♪』って! 

渋滞に遇うといつも思います。もっと情報を細かく、何度も同じではない、新しい情報を言って欲しい! そうよ、そういう時こそ、DJポリスみたいに人の心に語りかけるように言ってくれれば、少しは我慢していいかなと思えるのに。たとえば~

『皆さん、せっかくの夏休みが始まったというのに、今朝小仏トンネルでお子様連れのキャンピングカーが横転しました。ただいま事故現場を通行止めにして、事故車をレッカー車で搬送中です。幸いけが人はなく、事故の調べをしております。詳細が分かり次第インターネットでの掲示をいたします。今しばらくお待ちください。それにしましても高速道路でのスピードの出し過ぎは大変危険です。法定スピードを守って彼女と彼、昔の彼と彼女。楽しいドライブをなさいますようお願い申しあげます。』

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