育児

2015年3月20日 (金)

虫大好き少年&少女は命の大切さを知る

Tyou3月なかば、町田薬師池公園に出かけた。池へのアプローチには椿の花が咲き、蓮が活けられている沼地には水を引き入れる準備がされていた。私たちは去年の長野の雪に懲りて今だに山小屋への足が遠のいている。

少しだけ野を超え、少しだけ丘を越えれば狭いと言われている日本にも田園が広がっている。今まさに春の助走が始まって、梨畑にはホトケノザがピンクの花を広げている。
私が急に年とったように感じるのは、「1カ月半前に母が亡くなったからであって、本当は若さに溢れている」と嘘でも言ってみたい。そう言えばもうすぐ4月になる。人は嘘は言いたくないから嘘くさいことを言いかけたら、言葉の間に漂うものを汲み取ってほしい。みんな忙し過ぎて言葉の間のニュアンスを感じるなんて無理かも知れないけれど。

 

薬師池公園の事務所前では、亀を散歩している光景に会った。カムという名の亀は体の突起物(生殖器)に砂がつくので外ではオムツを付けているという。私が話しかけたら、ドンドン近づいてきた。もう年齢は6年ぐらいたっているらしい。タンポポやカラスノエンドウを食べると聞く。さすがに飼っている亀なのでシャワーも浴びせたり手入れをするようで亀甲模様が美しかった。そのあと薬師池の中に住む亀を遠くからではあったが見て、紋様が見えにくかった。自然にいる亀の場合、コケとかぬめりがついているのだろう。

 

椿の花を美しく見せるものに緑の葉が不可欠なのだけれど、冬の寒さと霜にやられて、葉の表面に艶も無くなっている。大島や伊豆のような冬でも幾分暖かいところでないと、椿の赤に対する緑色の鮮やかな補色は期待できないのだろう。

 

公園の中で何度か、蝶の飛ぶ光景を目にした。高くを飛んでいるのでシルエットだけだった。そして帰りがけにコンクリートの通路に休んでいる蝶を発見。相棒が撮影をし始めた。そのうち、小学校低学年のお兄さんと幼稚園くらいの女の子が来た。二人とも一生懸命観察している。

相棒が撮影を終えたのでその子たちに、蝶を欲しい?と聞くと男の子が目を輝かした。そして毒はない?と聞く。無いわよと私。じゃあ採ってみたら?と私が言うと、男の子が手を伸ばした。すると女の子がダメ! 僕は欲しい。ダメー! かわいそうだよ、と女の子。私の一言が可愛い兄妹に大きな斑紋を拡げてしまった。駐車場に戻りながら振り向くとお母さんが子供たち2人を前に一生懸命にお話ししていた。

私は男の子の気持ちに添ってしまっていた。春が来たばかりだけどこの自然の中には蝶はいっぱいいる。あの男の子が捕まえる勇気を持つ方が大切だと思うけれどね。絶滅を気にするのは悲しいよ。採ったって死にはしないとも言いたかったけど。通りすがりで時間がなかったから。最近は命の大切さを教えることのほうに重点を置いているかもしれない。

虫大好き少年&少女は結果的には命を大切にする子に育つと私は思うけれど。

写真は豊田芳州氏より借用。せっかく撮った私のデジカメの亀や椿をウッカリ消してしまった。ここ2回もウッカリをしてしまった。気をつけねば!

2014年4月 3日 (木)

夏の日を思い出そう

Kawakami_029
川上に行きたいと思っていると、妙に車に乗っている夢を見る。角を曲がって目的地のはずなのに風に飛ばされた木の枝が横たわり道路を曲がることが出来ない。車を運転しているのになんだか全然違うことになってしまう。夢から覚めたばかりはどんなことだったかを分かっているのだけど、もう一度寝ると思い出せない。ほとんどが暗い世界。

こんなことならば、夏の熱い日を思い出そう。汗をかきながら、麦藁帽子をかぶってココと散歩する。そばをアサギマダラが誘うように飛んでいく。ルリボシカミキリが綺麗な羽を見せびらかすように縦に飛んでいく。エイヤッと手で落とす。こんなことはもう何年も大人になってもやってることだから、想像は容易い。

Kawakami_017 ああ、今日4月の昼に白樺の樹間に、まだ雪は残っているのだろうか。去年植えた梅の木は雪に倒されて折れてしまったのだろうか。ここ数年は4月に雪が残っていることは少なかった。ましてや土が凍っていることは少なくなって、畑は早めに畝作りが出来ていた。今年はどうだろう。
あの八ヶ岳東麓の川上を今、じっと思っていれば、きっと今夜は夢に見れるはずだ。

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