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この地での農作業はおおよそ半年の間だけだ。地面の凍土が解ける4月中旬から大根が畑に残っている11月末までだ。真冬はマイナス20から15度になり、いわゆる寒冷地農業ということになる。そのため玉ねぎとか冬の間に育つものは不可です。結局は素人農業なので生産性はあまり無い。でもいつでもジャガイモだけは良く出来る。今年はメークインとキタアカリ1キロずつが15キロになった。
そのために堆肥造りを心がけている。秋に落ちてくる落ち葉を集めて堆肥作り用の袋に入れておき、こちらでの食事の時に出る野菜や残飯のゴミをプラスチック製の生ゴミ処理器2機に入れてヌカなどを混ぜ込む。1ヶ月くらいのサイクルで処理できたものを家の裏にある堆肥作り用のバケツに入れる。その上から枯れ葉や草むしりした葉をサンドイッチ状に入れる。時々ひっくり返して混ぜ込み原型をとどまらないまでにして秋遅くや春の畑に鋤きこむ。
このところその堆肥作りの地面に埋め込んだバケツに穴熊が入り込み分解途中の生ゴミを食べることが続いていた。蓋を外して上から入り脇の地面から穴を掘って潜り込むこともあった。ところが7月末の大雨の後から生ゴミが漁られていない。2週前に動物禁忌剤をその周りに撒いたこともあるかもしれない。大雨で穴熊の巣が雨でやられて、死んだのか? それは分からない。でもそう思っている途端にまた穴を掘られるかもしれない? 自然界の生き物はお利口だから。
長いことここで暮らすと生ゴミも溜まり頻繁に処理機能の向上に努めねばならない。
あともう一つは珈琲カスとバナナと卵の殻をミキサー(古くて捨てようと思った)で細かく混ぜて貯めてから畑に撒くという肥料がある。YouTubeで見たのであるが、これは気軽に毎日作ることができる。それで何かの野菜がどう上手く出来るかという証明もできないけれど、化学薬品の肥料よりは地力が回復するのではないかと思っている。
地道で臭い作業ではある。
関東地方がほとんどで気温が35度以上になっているらしい。朝の高原の涼しい風を受けてぼんやりと庭を見ているとリスが横枝に寝転んでいる。尻尾も平行に枝にのせている。私には涼しいけれど毛に覆われているリスには暑いのかしら。
コロナでステイホームになっている時期に、YouTubeを見始めてその中に「ブリックタイルを作り、手作りの花壇を作る」「セメントで手作りのブリックタイル」などの記事を更新している「イシスのバラの庭」をお気に入りに入れました。今から5ヶ月前ではあるので春まだ浅い時期に向けての記事です。
それを今こちらに来てずっと作っている。まずはレンガサイズの薄いブリックタイルを作る。プラスチック段ボール、略してプラダンで型を作り(それは梅雨の時に作った)、インスタントセメントを入れて乾いてから型から出す。それをやっと今日できた。10キロセメント2袋半でそのブリックタイルを80枚ほど作った。まだ全体像が出来ていないが今、庭の境界に使っている枕木風の材木よりは明るい印象になるのではと考えています。
今日は午後3時から雷雨が激しくなった。天気予報は当たっていた。そこで工作仕事はお終いです。
我が山小屋の床はココがいたので足が滑るといけないので水拭きだけでしたが、もう居なくなったのでワックスがけをしました。雷の中夢中でワックスがけです。とても綺麗になりました。
そこで晴耕雨読 転じて無理やり晴工雨掃?
梅雨は明けて続けて4日ほどは午後になると豪雨&雷になっていた。その後は4日は晴れて暑い。やることがたくさんなので予定表を作ってこなしている。結構そういう片付け方も好きだ。八ヶ岳グレイスホテルの寄せ植えや畑の整理、花苗買い、敷地を廻って庭仕事の手順を組んでいる。その中で畑の整理は草むしりと長雨で病気になったトマトの苗を引き抜いたりもある。本来ならば2ヶ月先位のものです。今実の着いているトマトの苗を破棄するというのは後ろ向きなお仕事です。トマトの枝に菌が侵入して青枯れ病になり、この苗は完全に取り除き始末しないといけない。その生えていた土も天地返しをして消毒しなければならないらしい。青い実を処分しながら、本当だったらテーブルの上に赤いトマトが山盛りになるのにと溜息!
ケールという野菜が売られているがそれを自分のうちでも作りたいと種を購入した。プランターで芽を出してから定植すると書いてあったので、雨ばかりだったけどプランターに撒いておいた。梅雨が明けて畑仕事をしているとケールのクシャッとした葉が小さく出ている。それをスプーンで掬って畑の畝に植えた。上手くいくかはわからないけれど挑戦することに意義がある!
悪いことばかりじゃ無い。今年は殊の外、蝶が沢山いる。我が家の敷地には7月になると赤いモナルダが咲き始める。するとクロアゲハが何匹も飛んでくる。今年はアサギマダラが少し少ないようだ。でも8月に入って2匹がヒヨドリジョウゴに来ていた。他には茶色のタテハチョウ、ヤマキチョウ、スジボソヤマキチョウ、モンシロチョウがまるで群れをなすように来ている。3年前に植えたブッドレアも大きくなって薄紫の花が咲き始めている。
私は以前ブログでグルっと見回して3匹の蝶がいたら幸せと言ったが、30匹もいたらなんて言ったら良いのだろう。舞うほどの幸せ? 目が廻る幸せ?言葉が探せません!
川上村は今日は雨です。昨日は予報に反して晴れでした。確か7月22日位には梅雨明けと聞いていて22日の夜には8発ほどの雷もなりました。雷三日、雷がなると梅雨が明ける。先人たちに教わったことです。ところが天気予報はまだずっと雨マークです。
昨日は晴れたので、懸案のセメントを使った工作を実行に移しました。午後2時になったら村の歯医者に行くので、晴れ間を見ての仕事です。6月末からプラダンでレンガのケースを作り、インスタントセメントを練り入れて薄いレンガ状のものを50枚ほど作っておきました。そのレンガを70センチ✖️40センチの厚さのセメントを敷いた上に載せていき、それを4枚で囲み大きな地植えの鉢を作る予定です。インスタントセメントは20キロになるとかなりの重さで、小分けにしながら練ります。私がその工作をしている時にご近所のKさんが来られましたが、固まってしまうので急がねばならず、初めての大仕事なのと歯医者に行く事を考慮して、上の空でお話をしてしまいました。Kさんは「セメントは男の仕事ですよ。」と仰いました。確かにこんな事をしてまた腕を痛めて整形外科に行ったら先生に叱られる。それでもやりたいことはやりたい!かなりいい加減な作業でしたが夕方見るとセメントは固まっていた。多分これは鉢にはしないで畑の仕切りにしようと思います。大した作品にはならないかもしれないが、半分では自己満足なのです。
それをどこに置くかと考えると白色なので、畑の作物と花との境に置くといい感じじゃないかと想像しています。ダリアやブッドレアが咲いているところと大根や二十日大根、ルッコラのタネを巻いたところの境界に置きたいです。まあこれは植物が出揃わない冬から春の仕事なのですが、ステイホームの時にYouTubeで知ったので時期がずれています。でも計画は即実行したいのです。今のところ雨こそが敵!
川上村にはもうずいぶん行っていない。
そうして今年の春も巡ってきた。ワクワクするしドキドキしてくる。
小さい時から好きで庭の造作をしていたが、今では横浜がベランダ園芸で、川上では標高1400メートルの高地で畑造りと庭の植栽をやっている。相変わらず考えた通りにはできないが、今年こそ自分の理想に近づきたいと想いだけは強くなっている。
春が来て土が凍っていたのが溶けて畑を耕し霜も降りない十八夜になり、夏の暑い中、熱中症に物怖じもせず草むしりやトマトの誘引や、モロッコ菜豆、ジャガイモの収穫、大根のうろぬきしているうちにモグラの害にあい、秋風が吹き台風の風にダリアが倒れたり、雨に打たれた土が流されて美しくない様相になる。気がつくと10月になっていて霜が降り始めシソの葉が黒くなる。
あっという間の一年が手に取るように分かってきた。今年こそそんな風にはなりたくないと鉢巻きをキリリと巻いてどこまでできるのでしょうか?
今年は庭の花の方に力を入れてみたいのです。菜園の方はいつもどおりに頑張って、花は種を購入して撒いて楽しむことが出来ればと思っています。去年試したことを少し拡大してやってみようと思います。このところコロナの影響で自宅に篭っている時に図面を書いて考えています。菜園の野菜は長坂の「よってけし」の苗が相性がいいようなので、それを使います。今までやっていた寄せ植えは同じ園芸の世界ですが庭作りの方に専念し、バラクライングリッシュガーデンの会員の方は今年一年をお休みにすることにしました。相棒の介助が忙しくなってきたこともありますし、目が離せない。自分自身の人生も大切にしたい。
そこでもう少し経てば山小屋生活が始動します。大変ではありますが老々介護で結婚当時と同じ二人の生活です。
曇天の中、八ヶ岳東麓の山小屋では霧雨の降る天候でも紀伊女郎ホトトギスは灯りを燈す様に咲いている。
今まで黄色いホトトギス→黄女郎ホトトギスと思っていました。そもそも女郎という言葉がpolitically corectを感じるので英語の植物名にしなきゃ!と思いつつも、学名は知りません。そして最近の植物名を覚えるのが年齢的に大変です。女郎は間違いでした。上臈が正しかった。紀伊上臈ホトトギスでした。少なくとも花魁草(オイランソウ)をフロックスと呼ぶことは必須の理です。
私は私の属しているバラクラのケイ山田先生の著書「バラクライングリッシュガーデン・四季の花図鑑」を横浜にいる時も八ヶ岳に来る時も、常に座右の書としています。忘れないようによくページをめくっています。
ところで一昨日コンペの作品を山小屋で作りバラクラに提出してきました。鉢を持って引きづりながら愛車に乗せてその車の中で寄せ植えしました。ダンボールをきちんと置いてなかったので川上村の農道では車の中でひっくり返り、長坂のスーパーでダンボールを押さえにし中央道を走りました。
今回は特にうまく作ろうというよりは自分が楽しくなるようにと思って作りました。相棒の介護で結構しんどいからです。本命の作品より2作目の方がもっと楽しくなりました。
作品が飾られるバラクラの収穫祭は蓼科で明日から始まります。ロイヤルマリンズバンドの演奏は12日から14日までです。色々なマルシェもあって楽しい秋の収穫祭です。
バラクライングリッシュガーデンの秋のセミナーの2日目に出席しました。「ガーデンデザインと秋植え球根」がテーマです。
英国、米国でプラントマニアとして活躍されているマイケル・ペリー氏が最近の「庭づくりのトレンド」と「球根AからZ」までを映像を交えて説明して下さりました。マイケル・ペリー氏はサンデータイムズ紙で園芸界で今最も影響力のある20名に選ばれ、世界を旅して最新の英国園芸を紹介しています。
最初に「球根はその1つで花も芽も根も全て入っている。芽が上がってくるまで何もしないで良い」というフレーズにうなずいて、そのことをイラストにすると面白いことにも気づきました。
私は私用の為、寄せ植え実技とデモンストレーションは退席しましたが講義の内容は充実して、なぜか英語もスルスルと理解できました。原嶋先生の良き通訳のおかげです。このように特別招聘講師を英国から招いているのだからと私は蓼科にいる間、かなり緊張してお話を聞きました。川上村で自分の作っている庭にイメージを重ねて知識を広げ、理解しました。
今回のお話<Bulbs A toZ>の中で面白く感じたのはナメクジを防ぐのに卵の殻をきれいに洗ってオーブンで乾かし花の周りに撒くのが効果があるとのことです。(Egg shells)また球根の葉は醜くとも6週間放って置かないといけない、次の年までの栄養が貯められるそうです(Week 6)
もっとお話を聞きたい方は来年の秋の講習会に参加すると良いですね!
これは私の2つのブログ学びの場の「あとりえチビッコ」(http://atchibi.cocolog-nifty.com/tk/)と自然を大切にする「田園の誘惑」(http://atchibi.cocolog-nifty.com/country/)に載せます。
8月最後の日曜日、バラクライングリッシュガーデンのでの講義の日です。
午前中は蓼科高原の御泉水自然園までドライブし御泉水の湿原の自然観察をしました。カラマツやシャクナゲ、サルオガセの付着した木々、清流の冷たさを見ながら山頂で参加者の記念撮影そしてまたビジターセンターに戻りランチを食べ、午後からは山田祐人校長のガーデンツーリズムの講義です。Kewガーデン、ナショナルトラスト、RHS(王立園芸協会)についての説明は分かりやすく、ビデオ画面の「庭の光景は行った気がする気分」でした。
バラクライングリッシュガーデンが来年30周年になること、ケイ山田先生がチェルシーフラワーで日本人として唯一のシルバーの賞を取られたこと、バラクラの庭がジョンブルックス氏による作庭であるという三項目の理由で「パートナーズガーデン」に選ばれたそうです。おめでとうございます! 🇬🇧🇯🇵
イギリスのウイズレー、ハンプトン、タトンパーク、ハイドヘイル、ローズムアーなどの庭園と肩を並べるという意味になります。私たち生徒も誇らしい気持ちです。私はイギリスには行っていませんので全て校長の講義の受け売りではあります。イギリスの空港で乗り継ぎをしたことはありますが。
その後の寄せ植えのデモンストレーションは観葉植物のインドアコンテナで、実技は植物を選び寄せ植えをして私は急ぎ相棒の居る八ヶ岳東麓に戻りました。
今、横浜の我が家の玄関にはアンスリュームの白い花が涼しげに咲いています。アンスリュームは空気を浄化するそうで、この花の寄せ植えは結婚のお祝いに向いているそうです。
今日はフラワーショー2日目で、今回は私の作品の賞はゴールドとシルバーでした。ガーデンセミナーはイギリスのハーブ専門家のバーバラ・セガール先生のレクチャーを聞きそのデモンストレーションを見ました。合間にチェルシー薬草園のガーデン教育長マイケル・ホーランド先生の寄せ植えのコンテナ作製の指導を受けました。
中心にポリジの水色の花をおき、周りはカモミール、バジル、イタリアンパセリ、デイル、ローズマリー、セージ、コモンタイム、ダークオパールバジルで、食事の支度に際してすぐに使えるようにコンテナに植えました。マイケル先生もポリジは好きだそうです。私も標高1400メートルの寒い所に居る。寒くなったら? 横浜に戻る。スキーをしたりして。などの話が何となく伝わったらしい。もっと英語をうまく話したいです。
蓼科バラクラフラワーショーは24日月曜日までです。お庭にはイギリスから来たオペラ座トップシンガーの歌声やバグパイプが流れ、ハーブの心地よい弦の響き、そして庭のハーブのそこはかとない香り、ケーキを焼く匂いは確かにイギリスが濃縮されています。
山小屋の庭にはこの時期、そして今年は宿根草を植えてしっかりした庭づくりをしたいと思っています。できれば安価でたくさん欲しいと言うのが本当の気持ちです。今日は斑入りのギボシを長坂のJマートで大変安く売っていたので購入しました。バラクラの庭にあるような大きな株に仕立てたいです。帰りの車の中で今日は夏至だから、習ったハーブを使って鳥のソテーを美味しく仕上げようとウキウキして戻りました。私の勘違いで夏至は明日でした。相棒が事故もなく家で私のお弁当を食べていてくれたのでホットです。病気のための歩きにくさに躓きもありますから油断は禁物です。心配しすぎないで、普通にいられることに感謝する日々です。
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