やはり鹿は畑に来ていた
久しぶりに川上村に行ったが、その後の記事が書けないでいた。niftyに聞いたが、そのときはその変調は起きず、今またやってみると、うまくできない。とにかく落ち着いて原稿が書けないのがもどかしい。
ところで、私の小さな畑はこのように網で囲まれている。それでも鹿はやってきて、網の穴を押し広げて、大事な大根を食べてしまった。ピーマンとしそとねぎがやられずに残っていた。偶蹄目の足跡が網に沿ってあり、大根は大きい順にやられている。200メートル先には山があるのだが、人気のないときはすぐそばで鳴き声がするヒューン、ヒューン、攻撃はしたくないが、作物は捕られたくはない。熊出没のニュースは地震のニュースで消えてしまったのだろうか、それとも熊が地震を予知していたのだろうか。この間、浅間山が噴火をする前に、この畑の脇のゲンノショウコの花にヒメネズミがよじ登っていた。私がすぐそばで草を刈っていても気にせずにいた。思いがけず観察をすることができたのはうれしいが、めったにあってはいけないような気がする。鹿がうちの畑で食べているのも見たくはない。以前、4件隣の家に熊が入って、蜂蜜を食べた事件があった。その時はとても怖かった。それでも鹿は生態系の頂点の動物なのだから、めったなことで、会ってはいけない。
その日は月も三日月で、鹿はいつまでも鳴いていた。鳴き声は愛の交換ではなくて、子供の哀しみの啼き方に感じた。
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コメント
猪や鹿などの獣害対策に日本オオカミ協会ホームページの"Q&A"にあるように狼の導入を!
投稿: 名無し | 2013/01/11 20:32