寿限無を描く
最近の子供たちは小学校の授業の中で古典落語の寿限無を教わっているようだ。テレビの番組の中で取り上げられてもいるようで、幼稚園児でも、兄や姉がいるとスラスラ言葉が出てくる。今回のあとりえではその言葉を日本の言葉の言い回しとして、口で唱えながら、「絵を描いてみよう」とすすめてみた。また中には知らない子もいた。5色の色画用紙とアクリル絵の具は子供たちにとって魅力的な道具だ。寿限無を知らない子も自由に描いた。本来子供たちは、紙と描画材料を置いて自由にやらせれば描けるのだけれど、それだけで描く気持ちにはなりにくい。それをときほぐすのに、詩や音楽が有効だと考えている。寿限無は詩でも音楽でもないが、ひとつのリズムとして子供に受け入れられる。子供の中には「寿限無ってお経みたい」と言いながら描く子もいた。これは和(のどか)君の作品です。
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