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2005年6月の記事

2005/06/27

ビンを描く・Ⅵ

bin_003 最近ファリドは落ち着いて絵を描くようになった。いつも色彩のバランスがいい。どうしても理由をつけてしまうが、お父さんがイランの出身のためか青と黄土の色使いが絶妙にいい。本人はそのことには気づきもしないで、描いている。

あとりえにはお母さんが中国出身のH・アヤカちゃんもいる。彼女も気のせいか、朱赤色を効果的に使うことがある。

ファリドは今度仲良しの航平がやめてしまうので、どう描いていくのか心配ではあるが、こんなに素敵な絵がたくさん描けるのだから、来年の春の展覧会までは少なくともがんばってほしいです。

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ビンを描く・Ⅴ

bin_002 子供たちにはビンを描くにあたり、形が歪んでも心配しないで描くように話す。小さい時は特に形のいびつさが気になる時がある。指導者はそういうときに、こだわらないように、やさしく、「気にしない!」と言う。そうすると、面白いビンが姿を表す。

ユイチャンは、ちょっとだけ体が弱い。でも心はきれいで、ピンとした主張をよくする。私はそんなユイちゃんが好きだ。その主張を私に話す時はヒヨコのようにお口を尖らせて言う。それが学校でのこともあるし、いじめのこともある。ユイちゃんに限らず、体が弱いと病院に行くために、学校を休むこともある。また家族が優しくすることに、ジェラシーを感じる友だちもいるかもしれない。それは私が幼い時に腎臓病をして、半年学校を休んだ時の記憶をたぐれば、理解できる。

この絵は形のゆがみがなんだかうれしい。美術学校の受験などのためのデッサンではよくビンが課題に出る。本物に近づくようにデッサンするのだが、描くほどに面白みのない絵になることがある。そんな時に子供の描いたビンを見ると写欲がわくかもしれない。

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2005/06/23

ビンを描く・Ⅳ

bin_014 メグミちゃんはこの絵をとても丁寧に描いた。彼女はほって置くと静かで、忘れられそうな時があるが、今回は良く描けていると思っていた。声をかけると、妙に意識して最後に、描きすぎたり、美しくない全体になりそうで、心配しながら覗いていた。

さて、私は昔、メグミちゃんぐらいの時、絵と詩と園芸が好きだった。家の庭で花も野菜も作っていた。庭を好きなようにデザインして、作っていた。現在ではマンションのベランダのガーデニングと長野の川上の野菜と庭造りをしている。どれもいい加減ではあるが、季節の中でなんとか楽しんでいる。そのことで、いつも気づくことがある。それは・・・・・

「大きな木のうしろの小さな木にじょうろで水をあげる時は配慮しないといけない」ことだ。

あとりえでも大きな木のタイプと小さな木のタイプがある。メグミちゃんはどちらかといえば小さな木だ。今回は下に引いた布の模様も良く見て描きました。GOOD!

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ビンを描く・Ⅲ

bin_011 H・ミクちゃんは始めに、右下の小さいビンを描いた。次は真ん中の茶色いビン。次は左の黒いビン。私が小さすぎる、という前に、後ろの大きいビンを描いていき、絵が面白くなった。

入会して3ヶ月がたったが、寡黙だが、ときどき、大きな声で話す時もある。目はきょろきょろして、好奇心旺盛に観察しているので、これから先、楽しい絵を描いてくれると思います。

お母さんも、とても慎重に考えて、あとりえに入ったので、このような作品がかけて私もよかったと思ってます。

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ビンを描く・Ⅱ

bin_012 O・ミヅキちゃんは絵を描くときは寡黙だ。いつも、静かに夢中で描いている。絵を描き終わるとたくさんおしゃべりをする。もちろん私たちが信用していいと分かっているからだが、このようなブログではもちろん秘密ではある。ただミヅキちゃんが、こんなに賢く大人の世界を見ているのか、と思わず笑い、思わず感動し、自分の子供だったら、抱きしめてチュとしたくなるほどの時もある。

若いご両親が一生懸命育てているからだろう。忙しさの中で、子供にザリガニ採りを一緒にしたりしていると聞いた。親が若いと、きっと自分も遊びたいから遊ぶのかもしれない。もしかすると失礼な言い方かもしれないが、違う言い方はできなそうなので。ごめんなさい。

そう、作品について、何か言わねば。ビンがアンバランスでありながら、バランスが取れています。色もいい組み合わせをしている。

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ビンを描く・Ⅰ

bin_010 今日の課題はビン。6月の梅雨時は少し憂鬱だけど、子供たちは喜んでくる。今回ブログに載せる子をふるい落とすのが大変なほどいい作品が描けたと思う。まず来た順に挙げると、ユウキ、ジュンペイ、ユリ、アツシ、ミナ、S・ミク、カスミ、T・アヤカ、H・ミク、O・ミヅキ、アヤノ、メグミ、ナオフミ、アリアがいい作品を描いた。

今回、富井大裕先生のお奨めの作品、まだ紹介していない子の作品を選んでみたい。

T・アヤカちゃんは大人になったら絵の学校に行き、自然の中の工房でガラスの作品を作って、それを売って、暮らすのが夢だと言っている。好きなガラスだからなのか、今日のビンの線のデッサンがいいです。またまわりの色彩もあっています。

いつか夢がかないますように!

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2005/06/13

山小屋のディナー

kawakami_009 川上の山小屋ではたくさんの仕事が待っている。アリやカメムシ、蜘蛛の巣の掃除、菜園や花壇の手入れ、都会から持ち込んだ事務的な仕事。

それをしながらも、食いしん坊の私たちは、デイナーもおいしく食べる努力をする。地元のスーパーで、地物の野菜を調達し、小屋の脇で作っている野菜を料理に使う。

今夜のメニューはえびとホタテのクリーム煮、オレガノ風味。ニンニク丸ごと素揚げ。ルッコラサラダ。ガーリックトースト。ポテトフライ。シャンパンはベルエポック。

遠くで動物の鳴声がした。ココも一緒に鳴いている。

私たちは仕事の話、ドイツの話、友人のこと、子供たちのこと、自然について、話題は尽きない。介護の話はご法度にしたいが、自然と出てしまう。

蝋燭の明かりが消えたら、家の中に入ろう。だいぶ冷えてきた。

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2005/06/12

ヴィバルデイを聴いて描く・Ⅲ

sikinatu_007 ジュンペイはまさに音楽性を表現している。「四季の夏」には雷を表した部分があるからだ。曲名を言う前にこれを描いた。

あとりえではこのような課題を選ぶ時、クラシックの場合は芳州先生に相談している。私はジャズやロックを探して選んでいる。

話は変わるが、この課題をしたあくる日の6月10日の夜、横浜みなとみらいホールでジョージウインストンのコンサートがあり、聴きに行った。昔、家族で聴きに行っていたのが、ご縁で、ご招待を受けたからだ。ウィンダムヒルのグループで、芳州が自然の写真を撮るときには、イマジネーションとしてよく聞いている。今回新しい曲もあり、また昔からの作品も聴き、改めて、楽しむことができた。

じっと目をつぶって、聴いた。幼さかった我が子たちとが、楽屋裏で待ったことを思い出した。あっという間の成長!夢のように過ぎていた時間!

そう音楽は子供たちの成長期にも大切な栄養です。

やっぱり私って子離れできていなそう。

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ヴィバルデイを聴いて描く・Ⅱ

sikinatu_006 アッくんは考えながら始めた。中央の花状の形を描き、たてにリボン状の色彩を塗り、しかも何回か色を重ねて、黒の線を塗っていった。周りにピンクの四角い花びらのような形をつなげた。

音楽性を表現するというよりは、音楽に刺激されて、独自性を出していったと言える。これは幼稚園年長児の作品だ。

作品を描いている様子をずっと、見ていたので言えることだが、大変粘り強い性格が出ている。

よく感じることだが、女子より男子の方が、制作の仕方に構築力がある。以前読んだ大脳生理学を引用しないといけなそうだが、いまは、アッくんの作品の面白さを楽しむだけでいいことにしよう。

アッくんはこの日、とても調子がよかったのかもしれないが、こんなことがずーっと続くとうれしいです。

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2005/06/11

ヴィバルデイを聴いて描く・Ⅰ

sikinatu_002 あとりえ・チビッコでは音楽を聴いて絵を描く事をよくする。子供たちも初めはためらう事もあるが、2つの秘密の作戦を使って、指導することで、無理なく描けるようになる。

今回の音楽はヴィバルデイの四季の中の「夏」だ。

ユリちゃんは年中児であるが、下の三角から描き始め、色彩もきれいに塗り、音楽性も感じることができる描き方をした。音楽を聴きながら描くことで、飽きずに仕事を進めることができる。またよい音楽を聴く事と、作品を作ることを同時にすることで、脳へのよい刺激があるはずだ。

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