トビウオを描く・Ⅰ
旬のトビウオを見て描かせた。透明水彩絵の具のターコイズブルー、ウルトラマリンブルー、ペルシャンブルーをパレットに適量いれてあげる。私は「納豆一粒」などと言っている。今日は大粒納豆。
カナちゃんは以前姉のハルナちゃんと来ていた。家族で釣りもよくするようで、魚を描くというより、水しぶきを工夫していた。今まで絵を紹介できないでいたのは、どちらかといえば、兄弟そろって文章の方が得意のようで、絵を描かすと、説明的になって面白みに欠けていたように感じる。このトビウオは私の予想どうり、うまく描けた。子供にとって経験は大切で、百の説明より、一の経験とも言える。
あとりえでは詩で絵を描いたり、物語から絵を描かせたり、音楽を聴かせて絵を描かせたりする。小さいうちから五感を磨きたい。それはいわゆる情操教育というものだ。その言葉以外にもっと今の時代にあった、分かりやすい言葉を作り出したいとも思っている。
カナちゃん姉妹はお父さんの職業柄いろいろな経験や話を聞いていると思うので、絵はもちろんのこと、文章、写真を視野に入れた個性的な教育を家庭でもきっとしていかれると思う。
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コメント
いつもご指導ありがとうございます。先生のように理論的に行動をとらず、何回教えていただいても上手になりません。今日も「子供の旗」の作品が完成するので、写真に撮ります。その点をふまえて写すつもりですが、これからもどうぞよろしくお願いします。
投稿: 豊田恵子 | 2005/08/31 11:48
子どもたちの絵(ハイビスカスやトビウオ)はすばらしいが、写真複写が良くありません。ホワイトバランスとピントを正確に合わせてください。
投稿: From the Silent forest | 2005/08/27 09:37