Jazzを聴いて描く・Ⅱ
シノはカエルの好きな女の子。今日もジャズが流れる中、私のそばに擦り寄り、「ねえ、先生お願いなんだけど、今日もカエル描いていい?」「今日は自由に描いていいのよ。」と言うと、うれしそうに、机に向かい描いていく。アヤノは始めに描いた絵は水玉模様で、変化に乏しかったが、もう1枚描くと、これを描いた。刺繍のデザインにも使えそうな、規則のある美しさです。
リョウはサルが戦っている絵で、どうしてと聞くと、ゲームのバックで流れている曲なのだそう。ミクはかなり長い時間 (2時間半)丁寧に描いていた。今回の課題はほとんどの子が普通の時より集中力を感じる描き方をしていた。
このように、ジャズという抽象的に感じる音も、子供の感性は具象に置き換えてしまう。また、子供なりの音に対する感じ方をほめ、大切にしてあげたいと思う。間違っても、「えっ、なあに、この絵、よくわかんない絵ね。」などと言わないでね!お母さん!それを言ってはおしまいよ。そしたら、1時間もの間、一生懸命描いていたのはなんだったんだろうということになってしまう。そんな言葉に天才少年や少女が潰されていくんです。
あとりえ・チビッコに通うお母さんたちはそんなことしない!子供が描いた絵をコミュニケーションに使って、楽しい親子の会話を楽しむはずです。
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