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2005/11/25

父の死・Ⅰ

最愛の父が亡くなった。心筋梗塞に始まり、たくさんの病いと戦い、11月22日の「いい夫婦の日」に人生を終えた。81歳であった。

幼い日、学芸大学や渋谷、目黒の映画館に連れて行ってもらったことは忘れられない思い出だ。映画の楽しさはもちろん、映画館での楽しみも教えてくれた。

当時、映画館ではスマックというアイスクリームが売られていた。それを私と弟が暗黙の了解のもと、ねだるとすぐに、売り子の人を呼んで買ってくれた。あの味は忘れられない。リンゴを持って入った時、ナイフを持ってないので手で割って食べさせてくれた。私たちには父がスーパーマンに思えた。

昨日、通夜を終えた。今これから、告別式にむかう。父は喉に穴を開けて、最後はしゃべることもできなかったが、なくなる1週間前に、意思の疎通ができた日があった。そのとき私の髪の毛を見て、きれいだねといってくれた。今、目黒のお寺にはまだ冷たい父の体がある。父との最後の別れの時だ。きれいにしてでかけよう。

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