去年収穫の馬鈴薯完食す
今日の朝食に去年収穫した馬鈴薯をソテーして食した。2キロほど残っていたものを皮をむき、茹でてソテーしたのだ。
山小屋の畑は鹿が来て大根や菜類はまったく収穫は困難になったが、馬鈴薯はネズミの心配だけで収穫にはあまり影響が無い、それでも5キロの種芋から20キロほど取れる。収穫したものは11月までは長野に置いておけるが、12月になると、氷点下の日があるので、ダンボールの収納ではお芋は凍ってしまうので、横浜に持ってくる。そして1月の新年を迎えると、芽が出始めるので、この3月ではお芋の芽をしっかり厚く取って、茹でる。自分が丹精して収穫したものなので、食い気だけの欲望でなく、がんばって食べるようにしている。あと少し残して食べきる量になった。
馬鈴薯を育てることはこれから何があっても続けるつもりだ。芳州先生がかつて、出版社を退職したいと、私に話した時に心の奥で 「うん」 と言えたのは長野でジャガイモを作っていたからだ。あれがあれば、生きていける。もっとたくさん作ればいいんじゃないか。そういう声を山の彼方から聞こえたから 「うん」 と答えたのだのだ。その話しは私の株をチョコッと上げたらしい。それでも私は株より蕪が好き。
さて、今朝の朝日新聞に「団塊」争奪戦の記事がある。私の同年齢の友達はその中に入る。Uターンもいいけれど、畑もいいけれど、農業は大変です。趣味と自家用なら何とかなるけど。それに、700万人に対してUターンの招待状は2万人です。今は自分が培ってきたことからの展開の方がいいと思います。なーんて言ったりして!
今年も作るぞ、ジャガイモ! 「北明かり」、黄色い色で味の濃いジャガイモ! それと「メイクイーン」 それまでは展覧会の準備だ! ガンバルゾー!
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コメント
私の家の隣が空き地になっていてそこの地主に断って女房殿が畑を少し作っています。
それで食い繋げる程の量は無いのですが。。
団塊の世代のピークの私は残すところ1年半、 会社も状況がだいぶ変わって希望退職の募集を始めたので、1年早くリタイヤしようかと。。。 一番の理由はやはり残る人生の長さですね。 わたしの血液ポンプはいつ壊れるのか誰にも判らない、しかしどう見ても私の家系の中では一番不利のように思える。でもまだやりたいこと見たい場所などなど。。
周りの同年代の人の様子を見ていると、定年までは・・・と思っている人が多いようですが、どうもその答えを私に当て嵌めてはいけないような気がしています。
投稿: flugelGT | 2006/03/19 22:43