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2006/04/23

情操教育 《その新しい名称探し》・Ⅰ

_003 子供たちに造形絵画を指導していて、どうしても、情操教育の言葉に引っかかりを感じている。新しい名前を模索していたが、まだぴったりした発想は浮かばない。それでも、いろいろ調べていくうちに、どうしても、このことは突き詰めていかないといけないと気づいた。

今までの私のこのブログでの記事の取り上げ方の中では硬派な切り口になるので、「エヘン、よろしく」

情操教育を広辞苑で引くと、《 ヘルバルト学派が用い始めた語、創造的、批判的な心情、積極的、自主的な態度、豊かな感受性と自己表現の能力を育てることを目的とする教育 》 とある。またジーニアス和英辞典によると、情操教育cultivation of aesthetic sentimentsとある。直訳すると、美的な教養の心情、美学育成の心情となる。はじめにcultivation of aesthetic sentimentsがあって、情と操の教育という新しい言葉が日本の教育学者によって造られたはずだ。

違和感なく使っているが何か、変だ。だが調べるうちに、このあとりえ・チビッコも全く関係ないとは言えない係わりがあることに気づいた。

芳州先生の父は広島で生まれ、岡山県、福島県に住んでいた。また東京で教職に着き、校長をしていた。父はもうだいぶ前に亡くなったが、生前はよく息子である芳州にペスタロッチが教育の真髄と話していたそうだ。今あとりえの部屋にはその父を含めた豊田家の仏壇と位牌がある。

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コメント

こちらにもコメントをいただきましてありがとうございます。
英語力もこのとうりですから、補佐していただきありがとうございます。この仕事をしている間はずっと考えていくテーマだと思います。

投稿: 豊田恵子 | 2006/04/29 23:43

こんにちは。

「情操教育」というのは、"Cultivation of aesthetic sentiments" の訳語だったんですか。知りませんでした。

直訳すれば「美的情緒の養成」って感じですね。

"aesthetic sentiments" = 「美的情緒」の "cultivation" = 「耕作、養成」ですから。

"sentiments" だけでも 「情操」 という意味がありますから、日本語では 「美的」 というコンセプトがものすごく薄められてるんですね。

この言葉ができた当時の文化政策が忍ばれます。

投稿: tak | 2006/04/28 14:29

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