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2006年6月の記事

2006/06/25

ブログへの不思議な憧れ@きっこの日記 

Ge2_068

ブログとは不思議な力を持った電磁波だ。パソコンの画面から頭に入って、ハートに火を点ける。

2年前の夏にどうしてもホームページが作りたいと勉強しはじめた。私はそのときお手本にした3つのブログに憧れた。あくまでも、ヴァーチャル。

ほんと、絶対、ヴァーチャル!

そしてココログでブログを作り、1年たち、1年半たち、その憧れはまた拡がっていった。普通憧れはいつもシャボン玉のように消える。ところが私のブログへの憧れは消えない。

そして今、「きっこの日記」に憧れている。

これを話すことで、心の中のシャボン玉が消えちゃうんじゃないか本当は心配だ。でも私が、パソコンのバーチャルの中だけに存在していれば、大丈夫なはず。

写真はドイツ、ノルトリンゲンの教会。赤の色がいい。赤の割合がいい。今回の旅行で私が撮った中で一番のお気に入り。

お気に入りに入れてリンクしました。

追記 (6/26)リンクについてのメールをきっこさんへ送信しましたが、エラーになりました。追記(2007・9・10)パソコンは苦手だ。でも乗り越えよう苦手なことも

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《旅和歌ノート》から《旅歌ノート》に変えます

携帯から書き込む《旅和歌ノート》を《旅歌ノート》に変えました。

不勉強のまま新短歌もどきを書いていますが、私の心情「群れない」に抵触したくないため、このままの形で、気持ちを綴っていきたいので、タイトルを変えることにしました。

自分の心の発露として、記録していくつもりです。

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中華街の夜

China_002 昨日横浜中華街に出かけた。

菜香新館5階の個室は天井が高く、古民具で出来た扉で仕切られ、時折ピアノ演奏風のBGMが流れて、大変いい雰囲気のところだった。

菜香新館のお食事はとても美味しかった。

ところで、私の好きなミラジョボビッチが新しい作品《ウルトラ・ヴァイオレット》に出ている。そのキャッチコピーが、「群れない、媚びない、甘えない」となっていた。私も好きだな、その言葉。

田中康夫は長野県の知事だが、最近《日本を》という本を出して、そのキャッチコピーが「怯まない、屈しない、逃げない」とあった。この言葉、良いけど今、全部を私は受け入れられない。

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2006/06/24

ドイツの誘惑@子供と話す

Ge2_105 ノルトリンゲンの教会の前の朝市で会った男の子ルカだ。

手回しオルガンの大道芸を見て、私が絵を描いていた時、脇から覗き込んだので、お話しした。

飛行機の機内食を描いたものや、ビールとおつまみを描いたもの、そのほかを見せた。そのうち私のそばにずっといるようになった。にぎやかな朝市のオルガンやシンバルの音がする中で。

ホテルの部屋に飾ってきたバラの花を描いたものも見せた。ほとんど、ビールを飲みながらメモとして描いたものばかりだが、彼を感動させたらしい。

Doitup_001_1手回しオルガンの絵はドイツから戻ってからまだ描きあげていない。そばには彼の妹の赤ちゃんがいたが、彼とだけおしゃべりしたのが、とってもうれしそうだった。またルカ君はビールの絵も気に入っていた。

以前のドイツの旅でも、子供と何かを媒介して話しをする。3年前のアウグスブルグでは、デジカメでかわDoitup_002いい少女を撮ることが出来た。

彼女は「ホームページ!」と言って喜んでパパとママに写真を見せながら、どんどんポーズをとってくれた。もしかすると、おばちゃんだからできたのかもね。

ルカ君はこのあと、手回しオルガンが終わるとと、お父さんにうながされて、バイバイしながら雑踏の中に紛れていった。いつまでも私と一緒に居たそうだった。

                    

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2006/06/23

ドアリースを作る・Ⅲ

            Wreath_016jpgb_1   Wreath020jpgb       Wreath_013jpgb_1

             

             

                                                            

羽毛を、私の計算まちがえで、はじめは5枚でやっていたが、途中で足りないことが分かり、その不足分を、鳥1羽おまけしたり、リボン2枚、サービスとか、なんだか、お絵描きの先生じゃなくて、駄菓子屋のおばちゃん化していました。冨井君がたまたまハンズにいて連絡ができ、あくる日の羽毛は日本製のが、手に入り、ニュアンスの違う羽根で作りました。

もしかすると、日本でも同じ素材でできたかもしれないけれど、あの、カウト・ブリンガーという、いつもと違う空間で考えたアイデアが私には自由な発想をもたらし、そしてそれは子供たちにじんわりと伝わって、いい肥料になっていくと思う。

この中に男の子がいないけれど、ノドカもリョウも、アツシも、ナオフミも、ジュンペイも、ケンタもケンタロウもじっくり、満足して作っていった。

今回も、我があとりえ・チビッコのジンクス。

「先生が準備で疲れたときは子供たちが満足のいく工作ができる。」でした!

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ドアリースを作る・Ⅱ

 Wreath_015jpgb Wreath009jpgb Wreath_010jpgb                                         

            

            

           

           

            

 センスの良い色調の紙類を集めたので必然的にいいセンスになる。

誰も真似しようという気持ちはなくなる。自分の前の材料をどう調理しようか、夢中になる。きれいですてきな材料だからだ。右のカップルの人形みたいな2つは私の写真がへたなためぶれてしまったが、風に吹かれている感じもいい。                                    

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ドアリースを作る・Ⅰ

 Wreath_007jpgb Wreath_005jpgb Wreath006jpgb                                         

                                 

            

              

                  

                

             

            

                            

                         

ドイツ、ミュンヘンの文房具やで買ってきた材料でドアリースを作らせた。下準備と、指導に苦労したが、学年が違っても性別が違ってもかわいい飾りが出来た。デジカメで写した名前のメモを紛失して、名前があやふやなので、作品のみ発表します。

             

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2006/06/20

ドイツの誘惑@あとりえの工作

Ge2_067_1 ノルトリンゲンでこのバスを見たのは私が1人で、ホテルの前に佇んでいた時だった。

乗っていた人たちは、教会の見学に行ってバスの中には人はいない。車体の脇に飾りがあるので、結婚式かと思い、そばを通る人に聞くと、サイトシーイングと教えてくれた。

寒い日だったが、風に舞うリースは私の心の中を暖かくした。

そのあとミュンヘンのカウトブリンガーという文房具やで、紐や、花、鳥の飾り物を買った。この写真のイメージをちょっとだけ採用して、明日、子供たちに作らせる。 ドイツから戻って、20日が経った。                                                                       Ge2_120_2

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2006/06/18

「雨の中の私」を描く・Ⅲ

 Amek_007 Amek_004 Amek_006  SHUとサヤカとモモコの順

中学生になったSHUは展覧会の時にお母さんのご挨拶でまだ、2年続けるという。私としてはうれしいが、なかなか難しいとも思う。来れた時にはがんばって教えたい。今回は指導はほとんどしてない。来週から、小さなスケッチブックに描くデッサンを指導していこうと思っている。小さくてもやりかけよりは達成感があるからだ。

「雨の中の私」、サヤカは今回も色は薄かったが構図は面白くアイデアがある。展覧会からやる気を感じる。でも虹を失敗してこずって、ぐずりかけた。モモコははみ出す絵になった。元気いっぱいという感じ。

これは心理テストだけど、子供たちにこの絵を描かせていて、私が幼稚園の時に受けた、知能テストを思い出した。教会の幼稚園に行っていたが、ある日入ったことのない教会の天井の高い会堂の中で、「キャベツはどこで売っていますか?」とか「お茄子はどこで売っていますか?」と聞かれたことがある。初めて入った教会堂の天井の高さと、なぜこんなことを聞くのだろうと、疑問がペロペロキャンデーの輪のように回って、何も答えないでいた。あの頃はなかったかな?

だいぶ大きくなって、多分小学校中学年で、母にそのことを聞いた。ずいぶん心配していたという。約6才で3才3ヶ月の知能といわれれば、ちょっと驚くかもしれない。そのことから、私自身もその手のテストは当てにしなくなった。

今回、この「雨の中の私」 は知のヴァーリトゥードの庄内拓明さんがブログの中で紹介していたので、それを読むことと、またインターネットで調べるうち、私はとても勉強できました。ありがとうございました。

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「雨の中の私」を描く・Ⅱ

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リョウ、アツシ、ナオフミの順。

リョウは大きなカエルと対決している。アツシは降ってくる雨を一粒づつ丁寧に描いた。ナオフミは大きな葉っぱの傘を描いた。周りには雷や雨が激しく降っている。今回、女の子の絵はどちらかといえば、構図がありきたりだった。

「雨の中の私」は心理テストとして少年鑑別所で使っているそうだ。家庭環境や養育歴を探る精神分析の手段として採用しているという。

雨というストレスを絵にすることで、心理を読み取る手段にしているわけだ。いろいろ調べたら、木を描くのも、そういうことが読めるそうだ。よく課題として描かせていたが、それは知らなかった。他に私がいつも、子供の気持ちを読む方法として気づいて採用していることがあるが、どこにも出ていなかった。それは言わない。

石川元浜松医大精神神経科グループは視覚的コミュニケーションによる治療手段として採用しているという。子供が成長していく過程ではいろいろなことがあるし、反抗期の難しい時期には心理テストでパパッと答えが出たらさぞかし育児も教育も楽だろう。それでも悩みながら、子供と生身でコミュニケーションを取ることが大切に思う。

そして描画療法というのがあるようだが、あとりえ・チビッコもそういう結果になるかもしれない。だが、私は絵を描くことの目指すべき道は 《感覚的な美を求める》 のであって、心を読み取る手段ではないような気がする。

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「雨の中の私」を描く・Ⅰ

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「庄内拓明の知のヴァーリトゥード」の5月1日の記事「雨の中の自分をめぐる冒険」にトラックバックします。

絵はケンタロウ、カホ、モモカの順。

今年の「あとりえ・チビッコ展06」でも会場で保護者の方や、会場にいらした方に私は盛んに言ったことがある。

「子供の絵はその子の環境を知るといろいろ見えてくることがあります。でもだからといってそれを、言ってどうなるか? かつて若い頃、絵を教えながら気づいたことを保護者の方に伝えることで、妙に神経質になり、子供も親も描いた絵を楽しむことができなくなったことがあります。それからはなるべく、そのことを気にせずに私が心の中でだけ、その子がいい状態になるように願い、多少寂しい絵や悲しい絵を描いても気にしないようにしてきました。これからもそうです。ただし目が悪かったりすると補色関係の色彩を多く使うようなので、それだけは保護者に伝えることにしています。」

そして、ある意味ではその種のことに不勉強のまま、というより別の視点でこれまできました。ドイツから戻り、リンゴの絵を描いた後、拓明さんのアプローチで私は「雨の中の私」をインターネットで調べてみました。

今回のあとりえでの予測は、子供たちに多少の生活上の波風はあっても、ほとんど幸せな子供たちであろうということだった。これらの絵で私は問題を提示することはないと思う。ケンタロウは雨の池(水たまり)といいながら自分に降りしきる雨をしっかり描いた。妹がいるから、ママに守ってはもらえない。カホは一人っ子だから、ママに守られて、雨は自分をよけていく。モモカは最近ママが赤ちゃんを産んで、精神的に落ち着いたが、守ってもらえず、4粒の雨を描いた。人の子どもでも抱きしめたくなる!

            

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2006/06/11

梅干作りと嫁菜のおむすび&山菜天ぷら

Kawa_004 川上のジャガイモは無事だった。

そして毎年恒例の梅干作りをした。去年は今までで一番上手に梅干を作った。大きな葉の紫蘇が良かったことと、梅自体が肉厚な梅だったことも幸いしていた。

そこで今年はごく普通というより、安めの梅で自分の腕を試してみることにした。本当は心配。いつも梅酒用の梅を使って、作っているが、何とかなっている。ここ川上で塩漬けを作り、次にくるときに紫蘇を入れる予定だ。横浜のマンションで塩漬けし、こちらに持ってきて紫蘇を入れるときもある。消毒に焼酎を使った。

梅雨に入り雨が降っているので、畑仕事や庭仕事がができず、1人で、車を走らせ大泉の園芸店に行き、ブルーベリーと夏椿、スプレー菊の苗を買った。ブルーベリーは今年の展覧会2006を記念して植えることにした。酸性土に向いていることと寒冷地でも可能だということなので、明日晴れたら植樹しよう。

Kawa_008_1 畑の脇に沿って嫁菜とヨモギとウドを採りあとは、他の野菜と海老で天ぷらにした。嫁菜は茹でて細かく刻んで温かいご飯に混ぜておむすびにした。柏の葉がまだ小さいので、ギボシの葉に載せた。

 「家にあれば、笥に盛る飯を草枕 旅にしあれば椎の葉に盛る」 誰の歌だっけ? 《椎の葉に盛る》で調べたら解りました。有馬皇子でした。

主人の釣ったイワナを焼いた。小さいけれど針を飲み込んだので食べることにした。勿論針は取り除いてある。

ところで、主人の友人で眼科医のGさんは一緒に釣りをすると、きれいに魚をさばいてくれる。まるで目の手術をするように、えらのあたりの1本1本の筋がきれいに整っている。何匹かがきれいにまな板に載っていた忘れられない光景だ。

そして、山小屋では海老を買っておくと、今日のように天ぷらにしたり、エビチリ、八宝菜、パエリヤ、海老ドリア、エビフライなど色々対応できるので必需品だ。

また昨日から、この地でのブロードバンドに接続することが出来た。おめでとうなのです!

@nifty.kita

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2006/06/09

リンゴを育てる?売る?運ぶ?食べる?描く?・Ⅲ

Ringo_005 Ringo_008  Ringo_002_1          

           

                

             

Sミクは元気な子、おばあちゃんも好奇心旺盛な元気な人、ミクは木登りして、リンゴを採る人になりたいそうだ。

ハナカは来る前から絵の具の塗り方がうまく出来るか心配してドキドキ顔で来た。お母さんもそれにつられてドキドキ顔。 ハナカに家の前のケヤキの木を見せて、あんな木に実っているのよ。うれしそうにリンゴを1個描き、葉も少しずつ描いていく。空も描いて地面の草も塗った。ちょうど外には空色のきれいな空が見えてきた。完全に描きたいと考え込むのです。兄弟姉妹がたくさんだと一人一人親が注目しないので、気楽に進みます。ハナカの仕事は遅いけど丁寧です。

ユイはリンゴを運ぶ人になりたいという。今まで丁寧に塗ることをさせないで、こちらが我慢し、妥協することもあったけど、今日は久しぶりだし顔色も良かったのでがんばらせた。赤の反対色の緑の説明をした。自宅と違って色画用紙がなかったので、今度説明しよう。車の青がはっきりわかるように塗ることをさせた。

このように展覧会を過ぎて、自由な創作と、しっかり集中して考えたりすることもさせる1年間の始まりです。

            

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2006/06/08

リンゴを育てる?売る?運ぶ?食べる?描く?・Ⅱ

Ringo_004 Ringo_007 Ringo_006             

           

           

ミク、メイピー、アヤミの順。

他に写真はないが、売る人を描いたのがノドカ、Oミヅキ,

ミクは運ぶ人で、ダンボールをいっぱい描いた。この子のリアリテイーが感じられる。メイピーも電信柱に「横山クリニック」と描き、リアルさを出した。アヤミははしごとヘリコプターを描いて絵にアイデアを出した。ノドカもミヅキもしっかりした子だ。写真取れないでごめん。

やはり絵にはそんな感じが出てくる。同じリンゴでも切り口を変えて見ると、子供の別の評価をしてあげられる。ほめられてうれしくなリ、楽しくなる。

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リンゴを育てる?売る?運ぶ?食べる?描く?・Ⅰ

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           ドイツで食べた小さいリンゴの話しをして、ママにむいてもらって食べるまでの中で、どの仕事をする人になりたいかを考えて描かせた。

ドイツ鉄道(DB)の中で、日本の子供たちのことを思い出しながら考えた課題だ。小さなリンゴはいびつで日本のより規格にはまっていない。そのことに今日サヤカが気づいた。

上の作品は、カホ、ケンタ、リサの順だ。カホは大きいじょうろで水をあげ自分をやっと描いた。ケンタは落ちてくるリンゴと落ちたリンゴと、じろ目の自分を笑いながら描いた。リサはリズミカルに落ちてくるリンゴを描きながら、シンプルに平和に色を塗りながら、小さな事故にあって捻挫した姉のことを私に話した。そして子供情報としてあそこの道は気をつけようと確認した。リサのお姉ちゃん、お大事に!

リサとケンタは食べる人になりたいのです。似ているようで似てない子供の絵。

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2006/06/07

あとりえ・チビッコ<回覧板>

子供たちにドイツの小さなリンゴを絵に描いて見せて、日本のリンゴと比べて見せました。そう、税関では持ち出してはいけないからね。そして

1・リンゴを作る人、2・リンゴを売る人、3・リンゴを食べる人、4・リンゴを運ぶ人、5・リンゴを描く人、6・リンゴを採る人、で描かせました。

切り口が違うので、小さい子はわかるかなと思っていましたが、よく説明するとわかり描きました。面白い作品が描けています。

ところで、明日の教室のあとで、作品についての写真を提示したいのですが、ココログのメンテナンスがあと2時間後からあり、そういう仕事の後では不具合が生じることがありますので、リンゴの絵の更新は金曜日11時になります。多分。その時にまだまだ、メンテナンス中だと、今度は、ブロードバンドでない場所に移動するかもしれないので、またまた更新が遅れます。ご承知おきください。

ちなみに、落ち着いて書きたい「きっこの日記」とドイツ@の続編もです。

@NIFTY.CONU !

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2006/06/05

ドイツの誘惑@wan.com

Ge_030               Ge_048 私が初めてドイツに行ったのは12年前で、それから今回で6回目になるが、犬との関係や、町での犬の存在は変わらない。屋根のあるレストランや本屋、銀行、ほとんどどこでも入っていける。

それはほとんど犬のしつけがいいからだ。レストランで飼い主が食事をしているときは伏せをして待っている。日本のように《犬は入らないで下さい》という看板はない。店によってはリードをつなぐ杭がある。Ge_119飲み水を置く店もある。大型犬を飼っていることが多い。Ge1_103_1

Ge_097それでも今回ちょっとだけ、おりこうじゃない犬もいた。ファーストフード店の前でつながれて、ないていた犬だ。

そのとき次女に預けてきたココを思い出した。きっと大変だろう。そう思って帰ってきた。彼女はアレルギーを起こしていた。 彼女はしっかりしつけたらしい。ねえなんか変よ!お前本当のココ?

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ドイツの誘惑@旬のアスパラ

Ge1_031 Ge1_036 ネルトリンゲンでもミュンヘンでも屋台でアスパラが売られていた。家庭のお母さんやおばあさんはその中でも出来るだけ安いお店で買っている。こんなに売られていても、ビヤホールや格調高いレストランではあまりメニューにはない。そこで外に《Spargel》Ge1_109_1という黒板に書いた文字が出ている店では食べることが出来る。               

白アスパラに2種類どちらかののソースをかけてポテトか、豚肉、牛肉が添えられる。メニューには4月半ばから6月半ばまでの限定メニューと書いてあった。写真のポテトで11ユーロだった。ドイツでは1品がボリュームがあるので、私たちは1日2食、昼にはコーヒーとケーキで済ませた。そして、ほとんど毎日夕食はアスパラだった。アスパラのスープも美味しかった。多分缶詰でもスープは再現できるだろう。   

キッチン用品の店ではアスパラを茹でる用の深鍋、アスパラ皮むき、茹でたものを置く皿、トングも売られている。日本の緑色のアスパラは皮をむかずに食べられるが、あちらの白は食べていてセルロースが舌に触る時がある。皮むきが必要なのだろう。

私は試しにその皮むきを買ってきて、牛蒡を剥くのに試してみた。日本の他の皮むきより手を怪我しにくいようで、扱いやすいようだ。                                

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2006/06/04

ドイツの誘惑@ミュンヘンの狩猟博物館

Ge_081 教会を改造したミュンヘン狩猟博物館は見ごたえのある内容だった。入場料3.5ユーロは安い。途中の踊り場で幼稚園の子供たちが昔の狩猟生活のビデオを見ていた。見ながら飴を食べたり、ビスケットを先生にもらったりしてリラックスして見ていた。ドイツに住む獣たちが分かりやすく標本や剥製になっていて大人でも楽しかった。

芳州は釣りの仕掛けやルアーに夢中になっていた。私は中世の狩猟を版画的な絵にしたコーナーが楽しかった。やはり、シカとの戦いの歴史がずっとあったのだ。ちょっとだけ川上の畑を思い出した。なんか食われているんじゃないかな、と思った。Ge_111

Ge_109   滞在中2回、水曜日があったが、その日は見学の子が多かった。特に教会にはたくさんの子が先生に引率されてきていた。

3年生くらいで友だちとお祈りする子もいた。私の真似をして蝋燭をつけちゃってお金がないどうしよう、と言っている子もいた。                        

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ドイツの誘惑@城壁でロボット研究の日本の学生に会う

Ge2_024 ネルトリンゲンは1500万年前に巨大隕石が落ちてできたクレーターで、現在も中世も宿駅として栄えている町だ。すべてこの写真のような城壁で囲まれ、聖ゲオルク教会がどこからでも見える。ドイツは今、30年ぶりの寒波だそうで、天気も悪い時が多かった。それでも、芳州が撮影を始めると、降っていた雨も止み、天気予報よりは良かった。

この城壁の道のところどころにあった塔もゲオルク教会の90メートルの塔も高所恐怖症の私は途中で挫折した。はじめそれを予期して人が登る前に張り切って上ったが、やはり怖くなって降りた。Ge2_015        

登る時は気にしない1段1段も降りる時にはひどく腿の筋肉を使う。

その筋肉の痛さを気にしながら、城壁を歩いている時、日本の学生に会った。中部地方の大学院でロボット研究室に属し、約1年近くドイツに留学すると言う。ユウタ・Kといった。

私はあとりえ・チビッコ展の時のはがきの嵩一朗と和(のどか)の描いたロボットを思い出した。そして私たちの老後は少子化で助けてもらうのはロボットと思っているなどと話した。気持ちの良い感じが伝わってきて、あとりえのOGの誰かとお話しが合うのではないかなどと、おばさん根性がちらっとよぎった。

人生仕事も夢も大切だが、連れそう伴侶次第のところがある。そして、彼のように若くしてこのドイツに来たことをこれからの人生の中で生かして欲しいと思った。

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ドイツの誘惑@花束を持つ男性はすてき

Ge2_098 ノルトリンゲンの朝のマルクトは野菜や果物、ハーブの苗、ハム、チーズの清潔な屋台が出る。子供と一緒に若いパパがメモを片手にフランスパンを持って通り過ぎる。

中年の紳士が花束を持ってすれ違った。丁重にWould you take a picture for you ?  すかさずポーズをとってくれた。ダンケシエーン!

花束を持つ男性は他に2人見た。ことさら女性にたいしてレデイーファーストの姿勢を見せつけていることはなく、さらっとした表現を感じる。いいな、いいな、ドイツって。以前父が生きていた時、

「 ドイツの男性って品のいい、レデイファーストが多いから、今度生まれ変わって結婚するならドイツ人にしよう 」と言うと、父は真剣になって、 「芳州さんがいいじゃないか!」とむきになっていってたことを思い出す。 デモね、デモね、やっぱりいいな!

こういうことを言うから、へんな迷惑メールが入るのかしら?

今、芳州は母のいるグラニーに行っている。私はもっとドイツのこと書きたいけど、彼と更新のことで、あまり差をつけてはかわいそうなので、というよりも山之内一豊田の妻として言ってはいけない事を言ってしまったので、この辺にします。だが私は完全に時差ぼけで眠くない。目がらんらんとしている。

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ドイツの誘惑@パンは美味しい!

Ge_071 グーテンモルゲン! 

で始まるドイツの朝。始めはミュンヘンの冷たいカイザーロールも美味しかった。それでも、列車で2時間半ぐらいで行った、ノルトリンゲンのホテルのパンはいつも焼きたて。麦やシードが着いていて香ばしい。それは一目瞭然の美味しさ。

列車の窓から広大な麦畑を見て、パンとビールが美味しいわけが分かる。その肥料はモーモーさんのウンチ。花がきれいなのも、モーモーさんのウンチ!きれいな花のそばでも時々その匂いがした。

横浜に戻り、青春出版から出ている「これから5年 日本はこう変わる!」の中の食糧問題について、調べてみた。その各国の自給率は日本40%、ドイツ96%、アメリカ125%、イギリス74%、フランス132%、イタリア73% (2003/2004) とある。穀類も乳製品もドイツとフランスはアメリカなみかそれ以上だ。国土と比例したらやはりこの光景はうなずける。ちなみに牛乳も干草のにおいがすGe_012_1る。 生命の循環を体で意識した。                                                            

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2006/06/02

ただいま、ドイツから帰ってきました

ルフトハンザで今朝ドイツから戻りました。

パソコンは持たずに行ったので、→ → →戻ってすぐに洗濯物を洗濯機に入れ、お湯を沸かして、稲庭うどんを茹でながらベランダの植木たちに水をあげて、稲庭うどんを水で晒しながら、洗濯物を干して、ゼラニウムの花ガラを取り除いて、稲庭うどんを食べながら、日本も良いなあと思い、→ → →食器をかたずけてから、パソコンのメールをチェックして、お気に入りのブログを紐解いていました。

「きっこの日記」(きっこのブログ)、 「知のヴァーリトュード」 、「うるわしのブルターニュ」を1時間かけて見ていると、時差ぼけで目がぼんやりとしてきた。

きっこの日記は今度丁寧にご紹介させていただきます。私がそのようなことを出来る立場ではないのですが、ドイツに行く前にそれをしたかったのですが、時間がなかったので。

戻る途中、成田からYcatまでの40分ぐらい爆睡するが、それだけでは、無理だ。本当はいろいろやらなければいけないことがあって、でも留守にした間にこのブログへのアクセス数の激減を心配して姑息にも、旅和歌ノートなるものを作った。発想は我ながら、いやらしかったけど、携帯で出来たのがうれしかった。私の脳みそが熟成されて、マルコメ味噌から、信州味噌ぐらいになったかしら。

これから、少し寝て、久しぶりにビックリ寿司食べて、また、ブログの更新をします。そして、芳州とアクセス数を競います。よろしくね!そうだ、次女に預けたトイプーのココを迎えに行かなきゃ、ドイツでは犬が取り持つコミュニケーションが多かった。

空気も汚いけど、やっぱり日本も好き!ドイツも好き!日本の子供も好き!あとりえチビッコの子供たち大好き!

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