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2006/09/23

パステルカラーで切り貼り絵・Ⅱ

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 ハナカ、メイコ、リオの順

ハナカは幼稚園年長だが、ハサミの使い方が上手だ。子供にハサミを持たすのは心配だが、なるべく、小さいうちから持つ事が出来るようにさせたい。

《 ハサミを持って立たないこと。ハサミを置いて立つこと。人に向けないこと、人に渡す時は自分が刃のほうを持つこと。ハサミの刃先に自分の手がこないように、紙を廻して切ること 》 などを作業前に話して始める。

ハナカの一番上は鳥だ、切っているうちに偶然出来たようだが、くちばしを付けて、2羽の鳥になった。メイコはリンゴをたくさん切って、グラデーションさせた。リオは切り方も大雑把だが、自分でしっかり糊を付けていった。デザイン的に強く見える色彩の組み合わせを選んだように思う。紙の切り方や、パターンの違いが元気な感じがする。 

パステルカラーの淡い色でこの切り貼り絵をしたが、今度は違う色の組み合わせでやらせてみたい。 まだまだ、子供たちへの美術教育上の働きかけや具体的な、制作のアイデアは無尽蔵にあると思う。

だから、指導者である私の絵を見せて、「(訂正) 絵を描くことだけの教室をしている」ということは画家になる教室であると思う。 あとりえ・チビッコは違う。

私が子供たちに教えたいのは、絵を描きながら失敗してしまったら、別の色を塗り、別の形に変身させて、絵をはじめと違う形にしていくということだ。そうしてもいいのだ。紙の切り方を変えたら、こんなになったけど、別の面白いものになったよ!

そこからスタートしていく、精神の自由さ、言い換えれば、心の広さ。突き詰めると、いい加減にも通じるが。こだわり過ぎないで、楽しい形にたどり着く。いろいろなものの見方をする。柔軟に考える。そういうことが、大切だ。

小さいうちから、先生の描いている絵を見て、それに近い形に近づけようとがんばらせるのも、ひとつの指導法ではあるが、それは子供にとって息苦しいものに感じる。そのような造形絵画教室は最近ではあまりないとも思うが、そういう形を希望していらっしゃる方もたまにいる。そこで、このような課題で説明すると分かりやすいと考えその点のついて触れたわけです。

ちょっと、話が横道にずれたようです。今回の切り貼り絵の最中に、ほとんどの子が、思いがけない形がハサミで切れたことで、笑いが起きた。創作をすることには失敗などはないのだ。

ねえ、これこそが情操教育でしょう? ちがうかしら?

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