パステルカラーで切り貼り絵・Ⅰ
ケンタロウ、シホ、エリナの順
全員にパステルカラーの色画用紙を渡して、折り、切り、貼って画面構成をした。
パステルカラーという、淡い弱い色のトーンで、その気持ちを出し切れないのか、他の色を欲しがる子もいた。色彩を限定することで、溢れる気持ちをより一層、表そうと、個性が出てくるように感じる。しかし、一見するだけではその個性は分かりにくい。ところが全部並べると分かる。ココログの画面構成上そうはいかない。圧縮など、写真の下ごしらえが必要で、私の持ち時間が不足してしまう。
また次回のチャンスには、色彩を自由にさせて、取り組ませてみたいと思った。
そして、些細なことだが、糊を使う作業の時に感じるのだが、自立心のある子は、糊付けの気持ち悪さを気にせずに進めていく。ならして言えば、あまり親にかまわれない立場に居る子のように感じる。兄弟姉妹であれば上の子。親が仕事を持って、学童に入っている。など、物理的に1人で始末をやっていることが多い子がそういう作業がうまい。今回そのことを感じつつも、切り抜きに時間がかかっている子には一緒に糊付けのお手伝いもしてしまった。そういう、優しさも子供と接する上での情操教育上大切に思う。
突き放すだけでなくそばに寄せて可愛がり、「いいこだあ!」 と撫で撫でしなくてはいけないと思う。まっ、ムツゴロウさんみたいにね!
ケンタロウはコウモリを切り貼った。シホの切り方、貼り方ははじめ迷っていたが、だんだんリラックスして大らかになった。エリナは手をつなぐ子を丸く貼り、画面が優しさに満ちている。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- コロナ下の訪問そして医療関係者への応援(2020.08.23)
- 独楽の着色(2019.02.08)
- 独楽のための着色練習@ボードに抽象画(2019.02.05)
- 静物画 @白菜と蓮根とスルメ(2019.01.10)
- クリスマスプレゼントの袋(2018.12.11)
「KEICOCOぎゃらりー」カテゴリの記事
- 紙粘土でマグネット(2018.08.21)
- 過去の展覧会のキャプション・D(2014.01.25)
- 過去の展覧会のキャプション・C(2014.01.25)
- 過去の展覧会のキャプション・B(2014.01.22)
- 過去の展覧会のキャプション・A(2014.01.21)
コメント