小鹿の声聴く時ぞ秋は来にけり
仕事と私の方の母の事をしおえて川上に来た。そして久しぶりにチーズケーキを作った。
チーズケーキには我が家特製カモミール&ミントティーがよくにあう。カモミールだけはドイツ産、ミントはうちの畑から収穫したもの。その日の気分でブレンドする。昨日から気温が下がり、暖かいティーが恋しい。紅葉も一段と強くなり、錦秋の候という感じ。
9月半ばに、我が菜園の大根は動物にやられて、その後も偶蹄目の足跡は増えていたが、かろうじて、畑のまわりにある大根は食べられずにチョロチョロと残っている。丈の伸びた雑草を食べた痕跡がある。もう、仕方がない、ほおってそのままにしてある。
畑で野菜を作ることは、あまり、望みがないので、花壇に力を注ごうと考え始めている。大泉の花松園で、花の終わった菊をまた買ってきた。バラはなかなかうまくいかず、今年は菊の花を買うことも多かったので、山で育てた菊を、父や義母の仏前に供えるのも良いかなと思った訳だ。また16年間、毎年咲いていた百合が今年は出てこず、寂しかった。やはりこれも、ネズミに食われたのかもしれない。
今日、花壇の整地をしながら考えた。ここは小動物たちが昔からいた訳で、私たちがここに無理やり来たのだと。
そして、昨夜は2時半にヒューンヒューンという鳴声に目を覚ました。すぐそばで鳴いている。少し違う2種類の鳴声で鳴き合っている。枕もとの懐中電灯を照らすと目が光った。慌ててデジカメを取りに行き、赤目禁止にして写す。目がフラッシュの明かりに驚いて動かない。全然動かない。そのうち、家に近い、私に近い所でガサガサ音がする。もう1匹だ。その間、ヒューンヒューンと鳴いていた。
姿は見えなかったが、あれはやはり、鹿だ。鹿に間違いない。イノシシもヒズメがあるので、この件では疑っていたが、ガサガサの動きといい、目の光の感じも鹿に間違いない。畑の動物対策がはっきりした。
写真はぶれているが、中央より左上に目があります。パソコンで拡大してみたけど他には写っていなかった。ちょっとがっかり。足音と草との感じから小鹿に違いない。あれは親子の鹿でお母さんが柔らかい葉を食べさせに来たのだ。そして鳴いていたのは、柵を跳び越せと促していたのだ。
今横浜でこのブログを書いている。また今夜、小鹿は畑に遊びに来ているのかな?
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