深大寺アオゲラの巣作り
昨日、深大寺での撮影の助手をしていると、近くで、コンコンコンとずっと、リピートする音がしていた。桜を見ながらボーッと聞いていたが、これって、自然の音だ、と思った。
よく川上でこんな音がすると、コゲラが白樺を登っているんだ。ここは東京の西部の深大寺。そう思って振り向いた。枯れかけた木の途中になんだかいる。啄木鳥だ。
戻って《学研の図鑑・鳥》をみると、アオゲラだった。
アオゲラは11時半ぐらいから、3時半まで休み無く、巣穴作りのドラミングをし続けた。時々そばに来るカラスやヒヨドリを牽制するように頭を上に向けて睨んでいた。
始めは虫を探しているのかと考えたが昼過ぎても打ち続ける様子に、これは巣作りだと思った。図鑑によると、これはオスだった。そばに別の似た鳥が来て、喧嘩のような仕草をしていたので、私はオスメスを間違えて考えていた。どうも、喧嘩していたのはアオゲラのメス同士かもしれない。つまりは良いお家を作ってくれるゲラさんと結婚したいとメスが競っていたと。
芳州先生が撮影をしているうちに私は旅歌ノートに、3句載せた。五七五と今を載せることを携帯ですることに快感を感じただけだ。
また、クリスマスローズが逆行を浴びて美しかったので、デジカメで腹這いになって、撮った。私が日本画で描いてみたい構図だ。
仕事を終えて駐車場から車を出し、また、アオゲラの方を見ると、動く姿がちらと見えた。がんばってね。森の掃除人、アオゲラ君。いい人と結婚するんですよー。
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