詩と物語を描く
ケンタ、ジュンペイ、ケンタロウの順。
今回は長新太の 「ヘンテコ動物園 」(理論社)の中から 2編の物語を読み聞かせて絵を描かせた。あと3篇はたかむらきみこの、「かみさまあのね」 (日本基督教団出版局)の中からの詩を読んで描かせた。本を子供たちがすでに読んでしまっていると、絵を想像できないので、あえて古本屋で探した。今は亡き父がよく行っていた、《学芸大学の飯島書店》 で探した。
《ゾウと大きな魚》と《せかいいちのジェットコースター》の物語と、《花の日》、《どうしてだろ》、《こんやのゆめ》の詩だ。やはりと言おうか、男の子は全員、物語を選んだ。そして女の子はポエムを選んだ子が多かった。
モモカ、ノドカ、H・ミクの順。
独創性が男の子には強く感じられた。この6点が強烈だった。心情がいつもマイペースの子たちだ。こういった性格は伸ばしてやりたい。それには我慢強く、待つことだ。詩はやめて、無理にでも物語を女の子にも描かす方がよかったかもしれない。
メイピー、アヤミもがんばっていた。リサが幼稚園の時のチョウチョと今描くチョウチョを登場させてかわいかった。アツシはジェットコースターをジェット機とまちがえて描いていた。
なぜ、男の子はこういった絵を描かすと、面白いのだろう?きっと脳内での違いがあるのだろうが、私には残念ながら解明できない。あとりえのOBで、精神科の病院で医師として働き、いのちの電話の仕事もしている、木崎英介君だったら、教えてもらえるくれるかしら。
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