筍の描写&子供の世界&兄弟のいる子
ユキミ、ケンタロウ、ジュンペイの順。
ユキミは3人のお兄ちゃんの下、4番目の子。ケンタロウは下に弟がいる。ジュンペイはお兄ちゃんがいる。絵を描きながら兄弟の話が良く出てくる。
私も結婚して36年間、核家族で生活してきた。だが、現実には実家によく行き来したし、主人の母も遊びに来たから、娘たちの話題の中には、おじいちゃん、おばあちゃんが良く出てきた。ところであとりえの子供たちも、話題の中に家族以外の人の話しがよく出てくる子と、反対にあまり出てこない子もいる。本来寡黙な子もいるし、おしゃべりな子もいるが。
ユキミは筍と今日の空気を元気に描いた。ジュンペイはツザキケンタと同学年の障害のある友だちののことを話しながら描く。子供たちの立派さは何だ!優しい子達だ。 またジュンペイは自分が、スパイダーマンが好きで、お兄ちゃんがパイレーツオブカリビアンのジョニーディップが好きだと言う。私もその話に乗り、彼等俳優二人とも好きだと言い、この頃はスパイダーマンが好きといった。子供相手に映画の話に夢中になりそうになる。これも大切な、指導者の人間性。
おしゃべりをしながら、言葉が出ると、その存在を描きたくなる。それは現実の人間でなくとも、花だったり、動物だったりする。今日、ケンタロウは和歌山のおじいちゃんの話をしていた。ニコニコ笑いながら、連休中におじいちゃんとの会話を色々言いながら絵を描いた。筍のほかに、こいのぼりや、亀も描いた。
「おじいちゃん、ケンタロウがかわいくてしょうがないのよ!」 「違うよ、弟の方が小さくてかわいいよ!」 「おじいちゃんは二人とも同じだけかわいいのよ!」
そういいながら、ケンタロウはこの絵を描いていった。亀の手や足を描いている時に、私は遠くに住んでいるケンタロウのおじいちゃんの気持ちがこの絵の中に刻み込まれていくように感じた。
そうよ!情操教育はこれをいうのよ!これを言葉にしなければ!理論展開しなければ!
・・・・・限りなく冷静さを失うKEICOCO先生でありました・・・・・(ちびまるこちゃんのおじいちゃん風に言っていると思ってください。笑)
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