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2007/05/04

佐久総合病院の人間ドック

Koumi_013t_1 年に一度の人間ドックを佐久総合病院でした。

ここ川上村からは臼田まで141号線で1時間ほどかかる。朝早く出るために5時にNHKの第1のラジオをセットしていたら、ピアノの弾き語りのリクエストが流れて目が覚めた。

ピアノで八代亜紀の演歌を弾いているのもなかなかいいもんだと思った。亡くなった父が八代亜紀だけは気に入っていて、私が病院にいく日に父が好きだった八代亜紀の曲を聴くというのも、何か心に来るものがあって山小屋を出た。

途中では朝日を受けた天気雨が虹を生んでいた。八ヶ岳をバックに写真を撮ろうとしたが、見る間に消えていき写真は撮れなかった。

連休の合間に予定を入れた検診だった。佐久総合病院は地域医療に力を入れている長い歴史がある。若月俊一先生の書物が、ドックの待合室に置かれ、病院で発行している健康のためのミニ新聞はわかり易い記事の内容になっている。胃の検査は胃カメラが主だ。いろいろな検査後には看護婦さんによる、食事や生活習慣の聞き取りがある。最後に、病院の院長、夏川周介先生による、診察がある。そして、検査結果を聞き、これからの生活を改善するようにと丁寧なお話がある。

私がこの病院を選んでいるのは、私たちが川上での生活時間が多いこと、また長野での地域医療に取り組む姿勢が立派なこと、それと、作家の南木佳士氏がいるからだ。私は2足の草鞋を履いてる人に弱い。ちなみに看護婦さんに、南木佳士先生のことを聞いたら、日帰り検診でなくて、一日検診の診察でお会いできると聞いた。いつか一日検診を芳州にお願いしよう。

検査ではまたちょっとだけ、ある数値が高いと言われた。薬を飲むほどではないらしい。芳州に注意を受けると反抗する私も、夏川院長にご注意を受けたら、もう今日からの食事に気を付けている。すごい効き目、私は病院の先生に弱いのかも。それは母親譲りかもしれない。

それでも、私は病気をしてお金を使うより、事前の検査にお金を使うほうが良いと考えている。アンチがあれば、アンチテーゼがある。両親は病院好きだった。その両親から学習してしまったのだと思う。

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