カブト虫、メダカを描く
上段左から、レイラ、サヤカ、ハナカ、下段左から、モエナ、シノ、メイコ。
今回はザリガニを描く予定が、ペットショップのヨネヤマプランテイシヨンで、ザリガニが売り切れていたため、季節的に早いサイクルだが、クワガタ、カブト虫、メダカを買って描かすことに変更した。ザリガニを買うということは私の 「少年のような心」 が許さないことなのだが、大倉山も、新横浜も新開発の波に抗いようもなく、私が生息場所として知っていた安全な所は、ほとんどなくなった。以前、夏休みが終わり二学期の一日目にこの近所の男の子たちがザリガニ採りに出かけ、鶴見川に落ちて一人の子が亡くなったことがある。時々子供たちには話して聞かす。そばに川があると言うことはそういうことだ。「気をつけて!」 と、言い伝え続けなければいけない。
今回、男の子たちは大好物の虫たちの登場に、落ち着きを失う子や、見とれる子、触りたがる子が続出し、良い絵は描けなかった。そこで女の子たちは触れないけど、よく見て描こうと考えたようだ。
そこで、良い絵が書けた。レイラちゃんはアメリカから来ているので、色彩がちょっと違う。色彩のセンスが自由な感じがある。サヤカは今月であとりえは終わるが、永いこと来ていた成果がいつか出てくるようにと祈っている。
ハナカは仕事が丁寧で、よく考えて描く子だ。モエナも絵がパターンとして面白い。シノは虫たちをよく観察できるようにと置いた、箱もよくデッサンした。メイコは1匹のクワガタをドーンと大きく描き、暗い闇の中に浮き立たせた。
他にも女の子が上手に描けた。写生会の報告が控えているので、今回の「虫」はここまで。
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