ドイツ人形を描く
ドイツで買い求めた人形を絵の具で描いた。左から、ジュンペイ、ヒナタ、マリエ、ナミ。
女の子にとっては人形の青い目を、ロマンチックに感じるようだが、男の子にとっては、怖いと言う。男の子は今まででも、人形を描くと、よくその言葉を言った。
外国の人形に対して、かたくなな考え方を持っていることは、ある種の頑固さだが、男の子も女の子のなかにも、年寄りと同じような頑固さを感じる考え方を持っている子もいる。絶対こうでなくてはいけないと、自分で決めてしまっていることだ。
ところが、永久にそのままではなく、いつか虫が脱皮をするように、少しずつそのかたくなさを捨てて、いくような気もする。このように自分たちのDNAと違うことにたいして、特に目で見てわかる容貌に関して幼い時に、拒否するような殻を持っているのも、脳の構造か、心理的解釈がなされるのだろうと考えられるが、今の私の読書力とスキルでは、答えが出ない。
気付いたので言ってはおくが、楽しく描いている子もいるのだから、これでいい。
左はノドカ、リサ、ケンタ。ノドカはいつもと違う描き方をした。
リサは人形を1人描いてから席を替えてもう1人描いた。
ケンタは描いているうちに手や足が取れてしまった。バックにスクラッチ画を取り入れて構成したが、ちょっと気になる。ケンタもジュンペイも中学年はギャングエイジであり、反抗期もあり、難しい年頃なのだろう。
あとりえ・チビッコは、夏休みのためにKEICOCOギャラリーはしばらくの間お休みします。田園の誘惑や、日記は書きますので、アクセスしてください。皆様良い夏休みをお過ごしください。
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