きっこに会うなら、こんな町で
この間、現実での生活が多忙な日々に、「 きっこの日記 」のきっこかもしれない人に出会った。私の行きつけのペットショップだった。
もしかすると、夢を見ていたのかもしれないが。・・・・・・
彼女は松葉杖をついていた。
店の入り口で、正義の味方、オルレアンの少女と、私は眼が合った。 きっこ! きっこ? きっこ・・ きっこ?
「ブログの女王様にここで会うわけないでしょ!」「ヴァーチャルはヴァーチャルとして閉じ込めておきなさい!」 もう1人の自分が冷静にと指令を出した。
松葉杖をついているだけで何故きっこと思うの? 自分が毎日きっこのブログを読んでいるからと言って、あの人がきっこだと何故思うの?
そう、私がずっと想像していた《きっこ像》は、私の学生時代の友人、水谷寿美子だ。
高校3年の春にアメリカのバークレー大学に入学し、ドイツのシーメンスで働き、ドイツ人と結婚しバウアー・寿美子・水谷という名になっていた。「バウワーはドイツ語で、百姓というのよ」、と教えてくれた。彼女が話す言葉は時として、滑らかさを欠いていたが、いつも真摯だった。そして私も真摯に人生を語っていた。その親友。今、彼女はどうしているだろう。お互いが忙しくなり、音信が途絶えてしまった。
松葉杖の女性は彼女の眼差しに似ていたから。絶対きっこと思った。
今、2007年6月のドイツの写真を整理していたら、あのペットショップにいたきっこらしい人にもう一度会いたいと思う気持ちがしてきた。そしてドイツランズフートの写真の中に、きっこに会うのにふさわしい町の写真があった。
なぜか、私の白昼夢のようなあの日の日記を書いてみたくなったのです。トラックバックはできないから、いつか、きっこがこのページに気付いてくれたらなあと思っている。そして、ヒールの高さ9センチの赤い色がチラッと見えるパンプスを履いている元気になったきっこと駐車場じゃなくて、このランズフートで会えたら、今度こそ声をかけよう。
私は多分メレルかニューバランスの低くて、川上村の畑のどろが付いている靴だけど。
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