鹿に勝ったぞー!
久しぶりの川上村だが、ついについに、鹿に勝った!
芳州先生の作ってくれた丸太と竹で出来た柵が曲がりもせずにすくっと畑の周りに立っている。畑の中の大根は葉が立派に伸びている。下のほうには白い大根が太く育っている。なんという光景、何という、久しぶりの感動。山々にこだまするするほどに大きな声で叫びたい、「勝ったどー!」じゃない、「勝ったぞー!」。
ここ5年間はやられ続けていた鹿の害、本腰を入れすぎて、ぎっくり腰を経験しながら打ち勝った。でもやっぱり鹿に勝てたのは、芳州先生の千葉大工学部の頭脳が助けてくれたからだと思う。カメラを持つ手をシャベルに替え、三脚を丸太に替え、レリーズを針金に替えて、作ってくれた《鹿の柵》。ああ《鹿の柵》!
ところがなんと、大根はそのまま育っていたのだが、その隣にある、ジャガイモの畑には偶蹄目の足跡が残り、今、咲いているはずであろう、ジャガイモの花が皆食べられていた。
そして、畑以外のノリウツギの葉も食い荒らされていた。枝も折れている。また、ギボシの葉がほとんど食べられていた。モナルダの花芽も、食われている。
大根の命は守ったが敷地内の自然は変化しそうだ。このまま続けば。
だが、秋になると秋刀魚が獲れる。この大根おろしをつけて食べる秋刀魚はおいしい。約40センチの長さがあった。上の3枚の写真は、畑の様子と食べられたギボシだ。
いろいろ多忙でマゴマゴしていたので、証拠写真の大根を撮り忘れて食べちゃった。今は夜で畑は真っ暗で怖いのと、ココログのメンテナンスがあるため、23日は載せられないので追加画像はのちほどね。
23日10時30分追記:
畑の大根は23日朝、シラカバの木々を通してくる、光で撮った。大根は雑草を抜いていなかったためと梅雨明け前の湿度でドイツのクラインガルテンとは全く違うと思った。日本とドイツが全く違う国なのと同じだが。日本はしけっぽい国だ。
大根は、目黒の母に持って行き、父に報告した。私の日本画の師、今は亡き横溝先生のおうちにも届けた。
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