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2007年8月の記事

2007/08/31

ヨコハマ・Motion Blue&MarineRouge

Motionblue_2_2 昨日のMotion Blue YOKOHAMAでのエピゾ・バングーラの演奏はすばらしかった。アフリカギアナのネイティブなパーカッションは腹に響く。また繊細で力強いインディアンハープのようなもう一つの楽器 (名前は知らない)が奏でる、哀愁あるメロディーは夏の終わりに心地よかった。

小川正人君はエピゾ・バングーラの演奏の準備に忙しかったようで、春に会った時よりはスリムになっていた。

私のとって、Motion Blueのある赤レンガ倉庫はかつて、壊れかけたルウインとも言うべき蜘蛛の巣だらけの廃屋の記憶から、このような華やかな場所に生まれ変わっていたのだ。Motionblue_1_2

正人君の夢がパーカッションへの熱い思いへとつながるようにと祈りながら、華やかさの中で、KEICOCO先生も仕事の後(夏休み工作の成功)の疲れを癒した。そして、結婚3X年も経っているけど、相変わらず10時が門限を守って、帰ってきた。写真の階段には脱げたガラスの靴は映ってない!

Curues

そして今日、8月最後の日は2人の娘たちが私の誕生日プレゼントにチケットを用意してくれた、マリンルージュのランチクルーズに行った。4月からもう4ヶ月も経ったなんて。感謝還暦雨あられなんてね!

エコロジーの風車や、下から見るベイブリッジを見ながら、美味しいお食事を食べ、ノスタルジックな音楽を聴きながら進む。リチャードクレーダーマンのピアノ曲が流れる。

リチャードクレーダーマンはかつて県民ホールで芳州が展覧会をしていた時、最終日に上の階でコンサートをした。「横浜が見える時間Ⅰ」の写真展をしていた時だ。

最終日に、額や、パネルを片付けシャッターを下ろしたとき時、「ピンピン、ピピピピピン、ピン、ピピピピピピン、ピン、ピピピン、ポロロ、ポロロロン、ロン、ロン、ロンロンロン」ってピアノが流れてきた。あの日から何年経ったのだろう。Curues2

音楽はミスターロンリー、タンゴ碧空、ファシネーション、プリテイーウーマン、愛さずにはいられない、プロコルファルムの青い影、ジョージアオンマイマインドと続く。Crues3

マリンルージュはつばさ橋をくぐり、乗船した山下公園に着いた。

私たちにとっては思い入れのあるヨコハマだけど、ここに住んでいる人だったら、このクルーズは思い出作りに良いと思う。そして地方に住んでいるご両親に、ヨコハマを紹介するのにも良いと思う。

陸に近づきながら、山下公園に海からの波がぶつかっているのが見えた。人生って、大変だった波も離れて見てみれば、白い波頭がきれいに見える。少し時間が経ってみれば、きっと何だって大丈夫なんだろう。ダイジョウブ!そんな気持ちが持てる時間だった。

いつもと違う極上の時間・ヒトトキをくれた人たちに感謝!

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2007/08/27

夏休みの工作・バルサ材の木の家

Natukousakujunpei毎年、あとりえ・チビッコでは夏休みだからこそ出来る工作をしている。

去年の工作と材料は一部同じだが、 「じっくり考える」 をコンセプトにしていた。案の定泣き出す子もいた。それはいじめではなく、プロセスとして予測していた。ほかの子にも 「じっくり」 と考えることが如何に大切かを知らせたかったからだ。波ちゃんは一番暑い時間に来たから、眠いのと一緒で、泣いちゃったのね、ごめん!波ちゃん!それから、違う時間にはハナカちゃんもごめん泣いちゃった!

 「じっくり考えること」 はいまの君たちには大切なのに相変わらず、考えなくても先に進めちゃうからへそ曲がりなKEICOCO先生はつい、こういう課題の設定を夏休みだかNatukousakuatushiらこそしたくなる。

 まず 一度組み立てて、子ども流の設計図を書いてから、壊す。

そしてもう一度組み立てる。そして、また設計図を書く。設計図は元の形を思い出せるようなラフな設計図だから楽に書ける。でも、始めに考えたところまで、きちんと戻る。これが子どもの設計図!

イメージを大切にして、各自マイペースで進む。材料の中には飛び切りちっちゃいタイルもある。ガラスもある。バルサはハサミでも切れる。写真上のジュンペイは家というよりロボットのようだがしっかり作っている。針金は鍵だという。           

下のアツシはいつも全体を考えている。素Natukousakuhmiku材もまんべんなく使い、  手前と奥という、空間の読みがある。じっと見ているとその中に入り込みたくなる。始めに作ったイメージが気に入って、もう一度作ったが、コンクリートもクレーン車も使わないで、ボンドとお手手だけで、できちゃった。あっと、また先生赤ちゃん言葉をつかちゃった。ごめんごめん。 

一番下のHミクはいつ見てもうれしそうに作っていた。

みんな、自分の部屋がどこかと考えながら作っている。こんな町があったら良いな!設計図どうりに出来たかな。

「じっくり考える」のって大変。

じつはまだ全員製作途中だ。          

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2007/08/20

ギニアの吟遊詩人エピゾバングーラのコンサート

Motionblue_006 あとりえ・チビッコのかつての生徒、小川正人君のパーカッションの先生 《エピゾ・バングーラ》 のコンサートが8月30日に横浜赤レンガ倉庫、Motion Blueで開催されます。詳しくはホームページをご覧ください。

また茅ヶ崎総合体育館 《オーケストラ練習室》 でアフリカのドラムとダンスの講習があるそうです。それは小川正人君の指導のようです。そちらの連絡、問い合わせはこちらです。m-ogawa@ce.netyou.jp  (090-9389-8218) オガワ

30周年の会で集まった皆さんや、あとりえの保護者の方々、時間があったらいかがですか。赤レンガ倉庫に行って、リズムにのりましょう!!私も、コンサートに、行く予定でチケット購入しました。

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2007/08/17

山百合は白い恋人

Kawa070817_yuri ここ、八ヶ岳山麓ではユリの球根を土に植えても、動物の餌になってしまう。今年の春、凍った土が溶けてから植えたが、6月になっても6個の球根は芽が出なかった。

以前には花を10個ほどは咲かすユリがベランダの脇にあったのだが、それも動物に食べられてしまい、もう咲かなくなってしまった。

写真のユリは3年前に植えたものが動物に食べられずに出てきて、8月14日に咲いた。朝のうちはあの山百合の匂いはしなかったが、翌日の昼頃に、深山に迷い込んだような香りがあたり一面に漂った。

幸せな気持ち!私にとっての白い恋人だ。

今、チョコレートの《白い恋人》が、賞味期限の改ざんで問題になっているようだ。私は毎年チョコレートを吟味して、私の今の男友達、かつての男友達に贈っているので気になる事件だ。今までに《白い恋人》も選択しようかとと考慮したことがあったが、贈ったことはない。私の本チョコは神戸のポムダムールだ。

チョコレートはイメージが大切な商品なのだから、こんなことはあってはならないことだと思う。でも、主婦としてはこんなことはよく遭遇する。

「ゲッ、この牛乳賞味期限切れ?」とか、「マヨネーズ、少し使いたいけど、賞味期限切れだけど、舐めたら大丈夫そうだから、使っちゃえ。」「ほらやっぱりお腹壊さないで、平気だった。」

《白い恋人》は賞味期限の設定を4ヶ月から、6ヶ月になおし、甘い設定にしていたということだが、他のことは忘れても、チョコレートというロマンを贈るものとしての、美学を忘れちゃ、君、困るよ!

ところで、来年のバレンタインチョコレートまで、半年になる、多分私は《私の美学》を貫くでしょう。

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2007/08/13

トモ君とみたペルセウス流星群と新しい小海線の車両

Kawa0708koumisen2 山小屋は仕事場でもあるのだが、今は夏休みで親戚のトモ君が遊びに来ている。私たちもしばしの間、お仕事モードから旅モードに切り替えた。

小海線では小淵沢駅と野辺山駅間を、新しいハイブリッド車が走っている。いつもは141号線沿いのSLランドのお子様用乗り物で満足していたトモ君も今回は「小海線!」と言って、乗りたがっている。鉄道好きの少年を《鉄チャン》と言うのだそうだが、彼は正にそのようだ。

途中、昼食を清里の睦で食べる。睦はうどんが美味しいが、家族で行くと、昔からの定番メニュー、《田舎ピラフ》を必ず誰かが注文する。安心な変わらぬ味だ。犬を連れて入れるのがいい。

小海線の時刻表で、甲斐大泉駅を午後2時23分に出るのに乗る。いつもの車両より滑らかな乗り心地だったが、新しい車両独特の臭いがあった。車の通る141号が時々見えて、森の中を進む。2両編成の列車を見回すと、もっと年のいった鉄ちゃんが何人も乗っていた。トイレも付いていたので、野辺山までではなく、小諸駅までの長い時間乗る車両にこそ、この車体を使用してほしいと思う。

Kawa0708koumisen  野辺山駅で芳州先生が車で待っていて、山小屋に戻った。

夜には食後、服を1枚はおって空を見た。時間は8時、9時だったが、5分に一度は流星が見えた。細かい動きをするものがペルセウス流星群らしいが、天空を4分の一ほど動くような星もあった。薄雲が出てきてしまったので、部屋に入った。

トモ君には感激の一日だったようだ。

ハイブリッド車の時刻表はココです。

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2007/08/06

仕事と遊びの境界線

P8010002 今日は収穫したジャガイモを選別し、日陰で干した。ハート型のメイクイーンがあった。ラッキー!

昨日カインズホームで長い鎌を買ったので、勾配を利用して草も刈った。森の中の仕事は忙しい。

木を切るのは葉が茂っていない冬が良いと聞いているが、細い木の場合は、小枝の出具合を見て、今の方が良いと考えている。鋸や、斧を用意して切った。白樺を切っていたら、芳州さんが出てきて、手伝ってくれた。基本的には畑や庭の作業は私の仕事だが、たまに時間があると手伝ってくれる。一人より二人の方が楽しいけど。

通りに面したところにズミが3本生えているが、キングサリを植えたのに、日差しを遮ってしまう。ちなみにキングサリはドイツのネルトリンゲンで黄色い房を下げて咲いていた樹木だ。始めて,かの地でそういう樹木があるのを知ったのだが、川上にも植えたいと思っていた。ネルトリンゲンは隕石が落下して出来た町だからだ。この八ヶ岳の麓、大泉の 《花松園》 で販売していたので、この辺りでも植えられると知った。

そしていつも、私が園芸用品やペットの餌を買っている、《ヨネヤマプランテイション》 で、去年の秋に丈夫そうなキングサリの苗が思ったより安く売っていたので、横浜の家のベランダで一冬越させ、今年春に川上に植えた。ところが、肥料としてコンポストのゴミを50センチ掘って入れ、植えたところ、狸かアナグマが掘って木をひっくり返していた。そのためまた、移動して植えたのだ。

いわく因縁が付いてはいるが、是非定着させて、きれいな花を咲かせたい。

3本のズミの木は夕方までに切り終え、私の砲丸投げで、無事、時間も短縮して片付けた。

Kawasigotoato 明日からまた横浜の生活になる。夏の工作はララポート横浜Uni artで調達した素材で作る工作だ。もうこちらで試作を作り、私自身、幸せな時間を持った。私が幸せを感じない工作を指導したって子供たちに幸せを与えられない。私が楽しい時間を過ごしてこそ、子供に幸せな時間を与えることが出来る。だから、私はよく遊ぶ。遊びと仕事、仕事と遊びの境界はつけ難い。どちらにしても、身を粉にして動き、働くということだ。

都会に戻ったら別のお仕事がある。ペットショップや園芸店、ビデオ、映画館まわり、本探し。そろそろ、木の剪定をしたあとの体の節々の痛みが出てきた。明日からは静の仕事、静の遊びを心がけよう。写真は食事の支度準備中に撮ったもの。

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2007/08/01

太陽の力

Kawa0731_noriutugi_3  川上村では、2日続けて、雷と雨が激しく降ったが、昨日は朝から雨は降らなかった。

そして今朝は、太陽が久しぶりに強く輝いているので、ようし、やるぞと言う気合の元にスタートし、ココとロング散歩をした。散歩中リスを見た。真夏にリスを見たのは初めてだ。その時に、ホタルブクロの写真を撮った。Kawa0731_hotaru_2

ノリウツギが白く、朝日に輝いていたので、ガラスの花瓶に生けた。あまりに太陽が強いのでベランダにはテントのフライシートを張っている。

その下には今年の梅干を置いて干した。今年は去年の梅よりちょっと高級な南高梅を2キロだけ漬けた。ベランダで義母と一緒に干した日々を思い出す。3日間干す。

Kawa0731_umebosi顔にSPF50の日焼け止めローションを化粧した上にさらに塗る。虫除け薬をジーパンや耳、手にふりかけ畑に出る。

鎌で雑草を刈り、ジャガイモの茎を引っ張り、芋を堀り採る。さらにシャベルで土を掘り起こし残りの芋を探す。手入れを怠っていたため、大きさが小さく、数も少ない。もう来年から2、3年は止めておこう。連作障害の病気が出てきている。雨のせいもあるが1週間前に採ったものが腐ってきた。今回のように天気がよければ干して乾燥させれば、腐ったりはしないだろうが。

自分が野菜を作ってみると、農家の苦労がよく分かる。天気も気になるし、気温の変化も、気になる。そして太陽の力を知る。そういえば、畑でクワガタのメスを捕まえた。

夕方Kawa0731_yuuyake 5時半まで畑仕事をして、家に戻り、夕食の支度をする。今日は《秋刀魚の塩焼き、かぼちゃの煮物、タコ刺し、漬物、味噌汁》、ごく普通の和食、もちろん秋刀魚は大根おろし添えだ。

外から戻った芳州が夕焼けはきれいになるよと言うので、デジカメをもって、ベランダに出た。いつまでも何枚も撮っていたら、徐々に変化するのがわかる。最後は寂しい色になったので、部屋に入った。

今日は八ヶ岳の夕焼けとクワガタ君に乾杯をした。明日は畑に石灰を撒き、庭の方の草刈と、白樺、ズミの木を切る。クワガタのオスが見つかるといいな!

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