ヨコハマ・Motion Blue&MarineRouge
昨日のMotion Blue YOKOHAMAでのエピゾ・バングーラの演奏はすばらしかった。アフリカギアナのネイティブなパーカッションは腹に響く。また繊細で力強いインディアンハープのようなもう一つの楽器 (名前は知らない)が奏でる、哀愁あるメロディーは夏の終わりに心地よかった。
小川正人君はエピゾ・バングーラの演奏の準備に忙しかったようで、春に会った時よりはスリムになっていた。
私のとって、Motion Blueのある赤レンガ倉庫はかつて、壊れかけたルウインとも言うべき蜘蛛の巣だらけの廃屋の記憶から、このような華やかな場所に生まれ変わっていたのだ。
正人君の夢がパーカッションへの熱い思いへとつながるようにと祈りながら、華やかさの中で、KEICOCO先生も仕事の後(夏休み工作の成功)の疲れを癒した。そして、結婚3X年も経っているけど、相変わらず10時が門限を守って、帰ってきた。写真の階段には脱げたガラスの靴は映ってない!
そして今日、8月最後の日は2人の娘たちが私の誕生日プレゼントにチケットを用意してくれた、マリンルージュのランチクルーズに行った。4月からもう4ヶ月も経ったなんて。感謝還暦雨あられなんてね!
エコロジーの風車や、下から見るベイブリッジを見ながら、美味しいお食事を食べ、ノスタルジックな音楽を聴きながら進む。リチャードクレーダーマンのピアノ曲が流れる。
リチャードクレーダーマンはかつて県民ホールで芳州が展覧会をしていた時、最終日に上の階でコンサートをした。「横浜が見える時間Ⅰ」の写真展をしていた時だ。
最終日に、額や、パネルを片付けシャッターを下ろしたとき時、「ピンピン、ピピピピピン、ピン、ピピピピピピン、ピン、ピピピン、ポロロ、ポロロロン、ロン、ロン、ロンロンロン」ってピアノが流れてきた。あの日から何年経ったのだろう。
音楽はミスターロンリー、タンゴ碧空、ファシネーション、プリテイーウーマン、愛さずにはいられない、プロコルファルムの青い影、ジョージアオンマイマインドと続く。
マリンルージュはつばさ橋をくぐり、乗船した山下公園に着いた。
私たちにとっては思い入れのあるヨコハマだけど、ここに住んでいる人だったら、このクルーズは思い出作りに良いと思う。そして地方に住んでいるご両親に、ヨコハマを紹介するのにも良いと思う。
陸に近づきながら、山下公園に海からの波がぶつかっているのが見えた。人生って、大変だった波も離れて見てみれば、白い波頭がきれいに見える。少し時間が経ってみれば、きっと何だって大丈夫なんだろう。ダイジョウブ!そんな気持ちが持てる時間だった。
いつもと違う極上の時間・ヒトトキをくれた人たちに感謝!
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