チェンバロの演奏曲を聴いて描く・Ⅱ
左からエリナ、アツシ、ユイだ。
エリナは性格もしっかりしている。この頃は私によく話すし、良く笑う。ユイチャンと仲良しでいるのが普通のことのように見えるが、同学年だが、3才は上にも見える。今回の絵も音の複雑さを線と面と点でよく捉えた。
アツシはこの絵を描くまで、30分は考え込んでいた。かわいそうになってしまうほどだった。いつに無いことだ。デザイン紙に描いたので方眼が描きやすかったのかもしれない。アイデアが決まると一気に描いていく。さすがに男の子だ。
ユイはメインの絵に、小鳥を入れて描いた。周りにはハサミで切りこみを入れた○△◇を貼った。
ユイは最近検査入院の話がよく出てくる。検査で、血をたくさん2本も採られて、それでいて、人参をたくさん食べてくださいって言われちゃった、と言っている。ユイチャンにとっては小さい時から経験していることかもしれないけれど、やはり、そばで見ていると大変なことを乗り越えようとしていると感じる。でもあとりえでの絵での表現には、力を蓄えたユイチャンを感じる。筆圧もほかの子より強い。がんばってね!
ところで、あとりえ・チビッコでは音楽を聴いて絵を描かす事をよくします。初めての子はとまどい、困って、考え込みますが、何度かするうちに気持ちを切り替えてすすめていきます。これはやはり情操教育なのだなと思っています。そして小さい時に体験することで良い結果を生むだろうと感じています。
昔、娘がまだ、1才ぐらいのときに近所に住んでいた男の子を呼んで、一緒に音楽を聞かせたところ、泣き出してしまいました。特別怖い音楽ではなかったと思いますが、その子には 聴き慣れない音だったのでしょう。小さいうちからきれいな音楽を聴いて育つ方が、聴かないで育つより良いに決まっています。そして、耳で聞く音楽と、目で見て手を動かして絵を描くという、五感のうちの三感も使ってすることが脳にはすばらしく良いことだと思います。
今回はギリギリまで、載せようと準備していた子たちがたくさんいました。でも、私の構成上、載せられませんでした。ケンタ、カノン、レイラ、が感覚的に描けていました。そしてこの課題があるので、私も車の中では良い音楽を聴こうと耳をそばだてています。
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