永い時間教室に来ている子の絵
左からシノ、メイコ、ミヅキ。この子たちは永い時間あとりえに通っている。また、5年生以上の子たちだ。
あとりえでは想像画、静物画、抽象画など子供の視点で描けるモチーフを選んで自由な画材で描かせている。今回はハロウィンの日に重なったため、モチーフの1つにキャンデーを配置した。
子供たちの選ぶものや、描き方も家族構成で違うように感じる。高学年の兄や姉がいると少し大人っぽい表現を選ぶし、小さい妹たちがいると一緒に子供っぽい対象を選ぶ。それを、できるだけ、昇華させて描かせたい。もちろん静かに絵を描くという雰囲気が好きな子はそのように描く。
それは指導している私がこのように描けとか、これを描けとか、強制はできない。このようにモチーフを選んでいること自体は強制ともいえるが、まったく自由ではないけれど。それは教室で指導をしないといけないから、こういうモチーフを置いて描くことにはなる。
彼女たちだって、入ったばかりのときはたどたどしく描いていたし、モチーフの描く位置を間違えて悔しい思いをしたことも何度もある。これはすべて自分で気づいて注意していくことが大切だと考えている。
メイコは急に立体感を意識し始めた。前回ぐらいからそれに気づいたようなので指導をしたが、自分でガラスのグラスの縁を描けるようになった。
シノはポットの蓋を正しく描けた。パステルが基本的に好きなようだ。
ミヅキはキャンデーをデザイン的に配置した。また華やかな感じがいい。ミヅキらしい。漫画が好きで、よく読んでいるようだ。目を悪くしないように気をつけてね。暗い照明で読まないようにね。
今回山の家に来てこの更新をしているため希望が丘教室の写真を別のパソコンに入れてきてしまったので、小学低学年の作品については取り上げないことにした。でも1人だけがんばって描いた子がいるので、紹介したい。それはマリエだ。左がその絵だ。
また、マリエの仲良しのカホちゃんのここずっとの描き方については特別な姿勢で指導をしようと思っている。あとりえ・チビッコにいる時間がとっても好きで、私が好きな子だからだ。絵がいやにならないように気をつけて指導しよう。でもそれなのに、先生、名前を何度も、マリエと間違えてしまった。ゴメン!ゴメン!ショボン! いやあ、これじゃ、ミラショボンヴィッチになっちゃうでしょ! 気をつけますね。
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