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2007年12月の記事

2007/12/30

明日は大晦日(おおつごもり)

2007kure_009 我が家はここ2年続けて喪中だったので、本当のお正月を忘れてしまいそうだ。

実家の母のためにささやかなリフォームをしたのだけれど、それに伴う煩雑なことが私を悩ませる。父との約束「ハハを大切にしてあげて」を実行しているのだけど、なんだか遣り甲斐を感じられない。時間は流れ星のように過ぎ去っていく。誰もが昨日の自分ではない今日の自分を背負って生きている。母のように年を取って伴侶を失うのは辛く悲しい。 

屋台の花屋で、大振りの南天を見つけたので、切って玄関に飾った。難を転じるという意味があるそうだ。大振りさが却って、小さいことにくよくよするなと感じられるフォームだ。

「きっこの日記」に『数え日』で記事が出ていたので何とか歌って見たいと思っていたが、なんだか暮なのにマゴマゴして出来ないうちに日が過ぎていく。でも、その記事の中に今日三十日が小晦日,明日三十一日が大晦日とあったので、《旅歌ノート》にハズカシナガラ書いてみた。

あしたはお煮しめを煮る。人参、八つ頭、蓮、しいたけ、筍、牛蒡を洗ったり、切ったり、面取りしたりした。慈姑は見当たらなかったが敢えて、探さなかった。

玄関の門松の飾りを付けようと戸を開けて、ちょっとしたすきにココが居なくなった、いつもの散歩コースに行ったのではないかと慌てたが、マンションの上のほうで、住んでいる人たちの声がした。「ココちゃん!ココちゃん!こっちですよ。」階段を上がっていくと7階まで行ってしまった。そこにココはいた。ココの今年最後の冒険だったかもしれない。ココはよくアヴァンチュールを楽しむ子だ。 私の体調は元に戻りました。

皆様よいお年をお迎えください。

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2007/12/26

5才の子と見るビデオ 「あらしのよるに」

親戚の子トモクンを預かって川上に来た。サンタさんからのプレゼントの仮面ライダー電王のデンライナーゴウカとナギナタとの未来音で、家の中は静寂さが失われている。敷地の中の雪が残っているところで午前と午後にソリ遊びをする。畑の杭や大きな石があるところにお風呂場のマットで覆い滑る。うまくすると25メートルは滑れる。トモクンは動作や積極性がやはり、娘を育てた感じとは違う。やはり男の子だ。別のコースでも滑ろうとやってみたら直径4センチほどの木にぶつかり大泣きさせてしまう。かすり傷が残る。

夜になって食後のデザートの半手製ショートケーキを食べて、おもむろに用意してきたビデオを見る。DVDはパソコンでしか見られないため、3人では無理なので、蔦屋のキッズコーナーではVHSビデオを探し、「あらしのよるに」(きむらゆういち原作・杉井ギサブロウ監督)を選んだ。

私は蔦屋で、その日、誰と見るかで、ビデオやDVDを真剣に探すのが好きだ。だから、ポイントを貯めて、映像用の解説本をもう2回もらっている。読んだものは赤で線を引き、いつか読みたいものには青い線を引いている。だから、時間がないときでも大急ぎで本を見てたやすく探すこともできる。

「あらしのよるに」は2匹の動物が嵐の夜に真っ暗闇の中、出会う。暗くて顔も見えないが考え方が似ていて、なんだか気が合いそうなので、友達になろうと約束して明くる日「あらしのよるに」を合言葉にしてまた会う約束をする。しかしその2匹はなんと、狼とヤギだったのだ。

5歳のトモクンはやはり、私たちの感じるところとは別の浅瀬で感動してた。でも一緒に楽しそうだった。山小屋で見るのに良かったし、今の私の気持ちに呼応するものだった。

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2007/12/24

★ サンタは子供が寝ている間に来る ★

今日、夜サンタクロースが来るので、子供は早く寝よう。空に星が輝き、風がヒューと音をして吹く。ドアは寒いから閉めておこう。夜になると、サンタは来る。子供の中には「サンタは本当はいないんだよ、お父さんがサンタなんだよ。」という子もいる。あとりえ・チビッコのKEICOCO先生はずっと子どもたちにサンタはいると言って来た。今日も言います。『サンタはいる』と。 そして、けっしてあとりえの昔の生徒の相川貴文君がやったようなことはしてはいけない。

それは、『先生、僕、サンタが来るのを今夜絶対に見ているよ、ブラックブラックガムを食べて、寝ないでいるよ。』 と言っていた、やんちゃな子がいたから。その後、彼にサンタのことを聞いていないけど、何も言っていないから、きっと昼間に遊びすぎて鼻ちょうちんを出して寝ていたのだろう。きっと!

今年の30周年の集まりには来られなかったが、彼は大人になってもブラックブラックガムを食べて今夜も寝ないでいるのだろうか。

我が家でも昔は不思議なことがいっぱいあった。サンタが子供が起きている間に来たこともあった。子供部屋の窓が開いていて外では鈴の音がしていて、クリスマスプレゼントが子供たちの机に置いてあった。ある年のクリスマスイブには、ドアの外に子どもたちが欲しがっていたポンポンポップコーンのおもちゃや、きのこののおうちが置いてあった。家族皆で一緒にご馳走を食べていたのだからお父さんやお母さんが置けるわけがない。

このブログはあとりえチビッコのパパやママが見ている。子供たちにこのことをよーく話してあげてほしい。

我が家にはもうサンタは来ない。子供がいないからだ。でも、今夜から親戚の5歳の子が来るので、もしかすると、またサンタが来るかも知れない。今夜はイブだから。・・・・・・そして私はサンタがいることを信じて、クリスマスソングを聴きまくっている。

♪ メリメリークリスマス・・・・・♪デインドンデインドン・・・・♪

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2007/12/16

干し柿、ふたご座流星群、マイナス6度

Kawa07yuki一ヶ月ぶりに川上に来た。着いて早速2階の窓際に置いた干し柿を見ると、白く乾燥していて、食べると渋はなくなり美味しかった。

今回は地方でのお仕事をするためにこちらに来たのだが金曜日に雪が降り、あたり一面銀世界だ。そして金曜の夜には星はまったく見ることが出来なかったが、土曜の夜にお仕事を終えて川上に戻ると満天の星だった。

空という天空に糸で星がぶら下げられているのではないかと思えるほどに近くで瞬くもの、遠くでちかちかと光るものがあった。私の目球は眼鏡越しに星のマリオネットを見ていた。きっとこの空の上にはマリオネットを動かす何かがある。

ふたご座流星群をゆっくりと見られるように寝袋でも着て用意周到にすればよいのだが、仕事の疲れを取ろうとお風呂にも入りたかったので、北の方の空に1つの流星を確認してから家の中に入った。何しろあくる朝、気温を確認するとマイナス6度だったから。今夜はもっと冷え込むそうだ。

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クリスマスカードを作る子供たちの心

Kk_atusiKk_manami2Kk_yukimi2Kk_hinata2 左からアツシ、マナミ、ユキミ、ヒナタ。

子供らしいサンタさんへのメッセージ。

Kk_hmiku

Kk_junpei

Kk_miduki

Kk_smiku_2

下段左から Hミク、ジュンペイ、ミヅキ、Sミク。

クリスマス工作に続き、クリスマスカードを作る。24日の夜に、サンタがどうやって来るかを子供たちは楽しみにしている。そしてそれを絵にする。1枚の絵はストーリーのある絵本に続く第一歩。サンタは本当にいるのか、サンタを信じるのか、などの論理とは別に、今夜きっとプレゼントをサンタが持って来るという、疑いもない本当のことはずっと心に大きくあるのだ。あるのだったらあるのだ!

今回のは、金や銀のペイントマーカーを使い、グリッターグルーという、きらきら光るペイント材料を使っての制作で、指導に神経を使ったため、なかなか写真が取れなかった。デジカメはあいかが撮ってくれた。昔、東京女学館写真部部長だったからね。

私は、子供たちの中にあるクリスマスへの期待や夢を絵に込めるにはどうしたらよいかを一人一人に接しながら話し引き出していく。

希望が丘は私一人での指導のため、デジカメ撮れず。グリッターグルーをドライヤーで乾かしながら、「ショウキ君、君のおうちは大変ね兄妹5人だから、ママ、た・・・?」ここまで言って口をつぐんだ私。子供たちを見回すとエリナがニッと笑って目が合う。モモコが後ろを振り向いてニッと笑う。ショウキは相変わらず宙を見つめて考えている。かわいらしい時間が流れた。サンタはいるんだったらいるんだ。ショウキはかわいい絵を描いたが写真を撮ってない。ゴメン。

あとりえ・チビッコでは来週で年内の教室が終わり、展覧会に向けての制作期間に入ります。二年に一度の展覧会です。子供たちの作品の写真はこの期間は載せませんが、教室での様子だけはお知らせすることになるでしょう。

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2007/12/09

ドイツのグリューワインを作ってみました

Guryuwain 1年前の今日、ドイツに出発した日だ。私はその時、初めて冬のドイツを見た。もっと寒いと思っていたのに、例年にない暖冬だったようだ。

人は体の中に季節が埋め込まれることがあるようで、ここ数日ドイツのミュンヘンのマルクトが恋しい。そこで、グリューワイン(ホットワイン)の作り方を調べておいたので、生協の赤ワインで作ってG_gryuwainみることにした。

でも、味見をして適当に良い気持ちになったところでデジカメを撮ったので、写し方はよくない!

ワインに少し水を入れて、暖めてから、チョウジとシナモンを入れて、本当はオレンジを入れるらしいのだが、なかったので、良い香りのするリンゴを薄く切って入れてみた。本当のとは違う感じもあったけれど、今日の私には十分満足だった。味付け香り付けに入れたリンゴはデザートとして食べた。

ワイン自身がお酒なので、水で薄めても、お酒です。子供は飲んではいけません。でも、風邪の時だったら薄くしたら飲めるかも。

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セロファンで描く

Serofan_atusiSerofan_erinaSerofan_kahoSerofan_kanon_2

左からアツシ、エリナ、カホ、カノン。

マジックの黒で太く線描し、その上にセロファンを貼って、平面を構成していく。課題の中で決められたことと、自由にしても良いことをしっかり言って描かす。

Serofan_shoukiSerofan_kentaSerofan_kentarou

Serofan_smiku

2段目左から、ショウキ、ケンタ、ケンタロウ、Sミク。

子供たちのこだわりが出てくる。たまたまそうなってしまうこともある。直感を大切に自分を出していく時にその子の個性が強く出てくるように感じる。

先週からブログを訪問する人が《クリスマス工作》で検索している。たくさんのおうちであのツリーが作られて、それを囲んで家が明るくなり、皆が楽しくなってくれればうれしい。

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2007/12/06

パソコン環境を新しくする

Hanataba パソコンの画面を変えた。ミュンヘンのクリスマスマルクトで撮った花束の写真にした。

最近は時間に余裕のあるときは《MAGIC 702》の音楽を流すことにしている。今日ちょうどクリックして数秒待つとサザンオールスターズの《心を込めて花束を》が流れてきた。六本木の東京ミッドタウンから発信している。

そこで今日からパソコンの画面を変えることに決めた。番組の一つであるMAGIC MORNINGはこの写真にもあっている。 「ゆとりを持った大人が楽しめるサウンドセレクション。名盤、名曲の中から心地よい目覚めと一日の始まりを演出するナンバーをセレクト」  

曲はビージーズのイン・ザ・モーニングからデビットコーズのユー・メイク・ミー・スマイルにと変わっていく。曲名がリストに紹介されていて、覚えやすい。そしてビリージョエルのシー・ガット・ア・ウェイに変わった。ポップス、ジャズ、ロックと玉手箱のような時間を享受できる。

でも私としては運動不足にご用心、体重2キロ減量できたのだからね!

オー!かつてのお気に入りが流れてきた。君の瞳に恋してる!とにかく健康はありがたい!

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2007/12/04

クリスマス工作@2007

Kkousaku_1Kkousaku_3 今年2007年も、もう12月に入り、子供たちの待ちに待ったクリスマスが来る。私は去年冬にドイツ、ランズベルグとミュンヘンの冬のクリスマスを見てからまた新たにクリスマス工作のアイデアを練り、10月位から自分の神経を集中していた。

傾向として、子供たちは優しいものに傾いている、と私は感じている。去年はゴムで、クリスマスのオーナメントを作った。子供も楽しんだが、私としては製作中のゴム臭が気になった。

今回は素地に発泡スチロール、周りに毛糸を使ったが、かなりの成果があったと思う。

Kkousaku_2_3始めにボンドをつけた発泡スチロールに毛糸を巻いていく。小さい子には始めに少し巻いてやりすぐ自分で巻き始める。斜めになったり、隙間が空いたりせぬように神経を集中していく。

ほかにワイヤーを適度に切ったものを、別のもう二周り大きい発泡スチロールの円錐にかたどりしながら巻きつかせ、枠取りする。それを毛糸の方にくぐらす。すると、DNAの塩基のようなコイル状の世界がツリーを取り囲んで不思議な世界が出来あがる。

あとはスパンコールや、星を好きなところにコラージュしていく。

07kkousaku_4 いろいろな場面を設定して、子供の制作時間や、材料の調達など、指導には心を砕いたが、それなりの成果はあった。

製作中子供は毛糸を巻くところでかなり集中した。また、ボンドの扱いは年令の大きい子は上手にしていき、きれいな仕上がりになったが、何回か、十何回かの工作の結果の試行錯誤が大切だ。ワイヤーの円錐は幾何学の勉強のような瞬間で型が取れる。

持ち帰り後が気になるが、ワイヤーなど、はずれてないだろうか?そういえば、子供たちのママから私も作ってみたいと連絡があった。そういう反応はとてもうれしい。

指導に夢中になりデジカメ撮れず。始めと最後だけ。下に3つ並ぶのは私の作品。芳州先生の撮影のセットをいないうちに借りて撮影してみました。今回もあとりえのジンクス、

『  先生が大変な思いをしたときは子供たちが満足する。』

あとりえ・チビッコ<トップページ>

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2007/12/02

高木め里♪ピアノ弾き語りライブ♪

今日は高木め里の♪ピアノ弾き語りライブ♪がある。会場は横浜グランドインターコンチネンタルだ。彼女はトキワ松の同級生であり、オールディーズと大人のJ-POPを聴かせるエンターテイナーだ。十数年前に大病(乳がん)を患うが、それを克服して、現在も活動を続けている。

ところが私は4日前から風邪を引き、それも最悪、お腹にきた。こんな風邪は初めて引いた。言うと恥ずかしくて、言わないとわからないから言うけど、自分じゃないみたいな感覚になった。でも、レディーのたしなみとしてこれ以上は言えない。

私はいつでも風邪を引くと「用事が山ほどあるから、1日で治す」と言い続けていたが、どうもそれは効かなくなったのかもしれない。それでも丸三日寝て、朝の食事はパンにジャムをつけて食べられた。今はこうしてパソコンに向かえるぐらいに治った。こんな時、男性だったら行けるかもしれないが、レディはちゃんと前日にお風呂に入って、ヘアメイクして、顔をパックして、マニキュアをして、風邪の薬の臭いなんかさせないで行きたいからね。だから行けない。美学はここでも、押しとうす!

彼女のコンサートに行って写真を撮りブログで紹介したいと思っていたのに残念だ。きっと今日の2時ごろ、彼女の低いながらも声量のある声が、ホテルのフロアに響きわたり、皆を懐かしい70年代の世界へと誘うことだろう。

私めといたしましては、インターコンチネンタルにはいつものジーパンじゃなくて、セクシーなスカートで行く予定だったのに残念!その後みなとみらいの夜景を見ながらお食事するつもりだったのに残念! もう少し治ったら、クリスマスの工作の記事を更新しますね。

追記:はじめてブログパーツを付けました。

     シショウ走るクリスマスイェイ 

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