雪の朝と川上犬
昨夜から雪が降り、6センチほど積もった。雪が降ると鳥たちは餌が取れなくなるので、我が家に人の気配を感じると遊びに来る。以前にはガラスの窓に体当たりして『えさちょうだいな!』と実力行使をした。
今日もコガラやシジュウカラ、ゴジュウカラ、ロクジュウカラ?が雪の積もったベランダでホバリングをする。私もセントニコラスになって、鳥たちにヒマワリの種をあげた。
昼になり久しぶりに川上役場の森林館でお蕎麦を食べる。そばに川上犬の飼育場があるので覗いてみる。そういえば、昨夜、山小屋の本棚においてあった 『新平爺さんとオオカミ』-八ヶ岳高原のオオカミ(山犬)-(小沢大佶、株式会社・櫟 いちい) を読んだが、川上犬はオオカミの流れをくんでいると聞く。
本は字も大きく、大人の私には寝る前に読むのにちょうどいい本だった。話の筋が八ヶ岳山麓の自然を知っていると面白く読める。これから読書を始めた子供が読むのにもちょうどよい。あとりえに置いておくので、絵を描き終わった子が読むといいでしょう。自然への好奇心が湧きそう。
ところで、川上でのインターネットがつながりにくくなっている。仕事でのワードはネットに繫げなくてもいいのだが、習慣として、尊敬するブログは毎日読みたい。それでも私にとっては、あまりに明快な文章や聡明な理論展開は自分の力の無さを感じてしまうので、山小屋に来ては読まないほうが良いという啓示なのだろうか。最近自信を失っていたから。でもこの記事が更新できなかったら残念だ。
明日は横浜に戻る。展覧会のプロデユースのアイデアは煮詰まりつつある。
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