バレンタインデーまであと39日@2007のメッセージ
2006年のドイツ、クリスマス・マルクトの旅はまた、新しい収穫がありました。
ミュンヘンとミュンヘンから小一時間のランズブルグではおとぎの町の様な、クリスマスを見ることができました。クリスマス・イブに向けてのアドベントと呼ばれる期間、子供たちは広場でくじ引きがあり、サンタからプレゼントをもらいます。大人たちはグリュ-ワインというホットワインを飲み、主婦は広場で気に入った樅の木を選び、リースの材料を探します。夜になると若い夫婦は子供たちを乳母車に乗せて、友だちといっしょに屋台でおしゃべりを楽しみます。ドイツは子供たちがいっぱいいました。教会では信仰心厚い人たちが祈っていました。電飾が飾られていながら厳か、ロマンチックでいながら静か。
リースや、ウインドウ・デイスプレイのアイデアが楽しくて、私は町を歩き、竜宮城の浦島太郎のように、時間が過ぎていきました。帰りの飛行機の席に着いたときは、窓の景色には夕辺の色がありました。
行きは11時間半、帰りは10時間半、偏西風に乗って戻ります。食事をして外を見ようと窓を開けると、星がすぐ近くに瞬き、地上にはロシアの基地とおぼしき規則だった光が見え、日本に帰るんだと思いました。ドイツにはまた来られるかしらとも考えました。楽しかった。・・・・・・・・
ウトウトとして、また、外を見ようと窓を開けると星だらけの中にいた。いつも、八ヶ岳の満天の星を見ていたがその中にいる自分がいた。星の王子様の作者、サンテグジュペリがすぐ隣に飛行しているんじゃないかと思った。北斗七星、北極星、オリオンを見つけた。星の王子様の1節、バラの言う台詞が思い浮かんだ、
「あなたが私を飼いならすと、もうお互いに離れちゃいられなくなるよ。あなたは私にとって、この世でたった一人の人になるし、私はあなたにとってかけがえのないバラになるんです。」 戻ってから本を読み直したら、それはバラじゃなくて、キツネの台詞だった。
古びた本の裏表紙には1967・5・8とあった。40年たっている。15歳のときに読んだのだもの、記憶が定かじゃないはずだ。フフフ。でもちょっと危ない台詞!
今また日常に戻り、私はインターネットのブログ「あとりえ・チビッコ」を書き、007ジェームスボンドの映画「カジノロワイヤル」なんかを見て、ダニエルクレイグかっこいいって思ったり、夢に出ないかと映画のパンフを布団の下に置いて寝てみたり、やはりノートパソコンはボンドが使っていたソニーのⅤAIOがよかったと思ったりしています。
皆様もこの2007年、団塊の世代がまた新しく飛び立つであろうエポックの年にあたり、お元気でお過ごしください。いつかどこかでお会いできたらと淡い期待をしながら。
2007年2月14日 KEICOCO
追記:❤昨年のバレンタインデーのチョコに添えたお手紙です。もうそろそろ今年のバレンタインデーに秒読みになりましたので、レアではないですが去年の言葉をプレゼントします。❤
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 新年の希望を絵にした(2021.12.31)
- ロータリークラブの卓話にご招待(2021.11.27)
- 昨夜の地震(2021.10.08)
- Facebook日記@2021年9月から10月初め(2021.10.08)
「ドイツ」カテゴリの記事
- 獣医ヤコブス(2025.04.27)
- 横浜オクトーバーフェスト(2015.10.02)
- シャガールを模写するbyキッズ(2013.01.18)
- クリスマス工作@2012≪森の中の小さな家≫(2012.12.13)
- ひまわりと私の好きな色とドイツ国旗(2012.10.16)
コメント