開けましておめでとう&ダンボールのデザイン
明けましておめでとうございます。やっと大きな声でおめでとうが言える新しい年になった。(2年続けて喪に服していたから)
都会のネズミも森の中のヒメネズミも今年は子年。暮れの間に車の中で聞いていた占いでは、新年は努力してきた人が報われると言っていた。信じてみよう、とりあえず。
今年もブログを通じて、芳州とアクセス数と記事の更新と内容の充実を競い合っていこう。
さて、暮の頂き物の中に和菓子の贈り物を梱包するダンボールに上の写真のような、形態のものがあった。包みを開け菓子の箱を取り出すと、ワン、ツーでダンボールを解体できる。
最近ゴミの捨て方のルールが厳しくなり、特にダンボールは本来頑丈に作っているものであるのに、それを解体するのは矛盾があるのだ。特に高齢者がそれをルール通りにゴミ捨て場まで出そうとするのは大変だ。
ところがこのダンボールは写真のように力がなくても容易に解体できる。和菓子という高齢の方に贈る割合があるので、デザインを開発させたのだと感じる。和菓子のおいしさを賞味する以上に、この会社の心というか思いやりを感じることができた。そしてかつては女子美術短大の生活デザイン教室でデザインの初歩を勉強し、その道に進みたい願いむなしく現在に至った私はこのデザインを設計したグループや、考えた人にオマージュを籠めて賞賛をおくりたいと思う。
ちなみに和菓子の会社は《叶匠壽庵》でした。
昔だったら、孫の手も借りられたが、これから、日本は少子高齢化でなかなかそれも難しい。特にダンボールについてはデザインの発想の優しさと行政の対応の柔軟さが考えられると思う。
とにかくダンボールを解体するのは矛盾した行為なのだから。開けましておめでとうございます!
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コメント
ご丁寧な新年のごあいさつ、おそれいります。
こちらこそ、よろしくお願いします。
ドイツのことでお教え願うことがあるのではないかと思っています。
さてこのダンボールは、本当にすばらしいデザインで感激しました。
蓼科は主人の仕事中に、一人で地図を見ながら車でうろうろしました。ここを起点にして、たまに違う土地に行くのも楽しいですね。
なんだか、まだお酒が残っているようでまとまらないコメントです。
投稿: keicoco | 2008/01/04 23:46
新年、おめでとうございます。2008年も川上での
生活、子供達の絵のお話、楽しみに読ませていただき
ます。私も退職して、時間ができましたので、蓼科で
過ごす時間がもっとできそうです。とっても楽しみ。
お宅様の年季の入った暮らしぶりを見ていろんなことを
学んでおりますよ。
さて、こんなハコのデザインは、package designと
して一つのジャンルなのでしょうが、日本はこの分野で
は突出して優れていると思います。なにしろ、折り紙の
文化が下敷きとしてありますから。駅弁を客が持っている
時間は、高々15分ぐらいでしょうが、捨てるには惜しい
ハコがありますよね。私など、目下老い支度中で、モノ
を捨てなければならぬ立場なのに捨てるのが惜しいものが
あります(笑)どうぞ、今年もよろしくお付き合いください。
投稿: tamayam2 | 2008/01/04 19:41