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2008/02/28

展覧会に向けて・№3&記事500更新

子供たちは展覧会に向けての作品を12月から描きためてきたが、昨日と今日のおけいこで6枚(5枚の子もいる)になった。子供たちはインフルエンザや、おたふく風邪や、受験時期などを経て、絵を描いてきた。このような形の展覧会をしなくても良いはずだし、ただモクモクと教えていくだけでも絵が上手にはなるだろうけれど2年に一度、人前に出すことを前提に描くことは大切なことだ。

昨日子供たちが来る前に、作品を入れたビニールの袋を一人一人点検していた。一枚の作品の完成度と作品の個性をどう生かしていこうかと思案していた。展覧会場である大倉山記念館での作品の流れをもう一度シュミレーションし、それにはこの作品はどうしても必要かと作品に問うていた。約半分位、会場の構成ができた気がする。

シノの作品が私の目を釘付けにした。いつもお絵かきに来て描いている時の室内の光景を描いた作品だ。2週前に描いたときも良いと思っていたが、5枚の作品の流れの中で心を打つ。そうか、そんなに教室が楽しかったのかと感じる絵なのだ。部屋の窓、カーテン、絵本や、積み上げられた美術全集、そして、あとりえ・チビッコの青いビニールシート。そう、これは心理的にはよくないと思いつつも絵の具をこぼして叱るより良いと私はずっと敷いている。シノはそれも描いている。前回描いたのは犬のココちゃんだったが、自分のクレパスもそばに描いた。お絵かき教室が楽しかったと何気なく肯定するものなのだ。昨日の課題は人形だったが、シノは以前描いたオルゴールの付いた西洋人形をパステルで描いた。まるで自分を描くように。

高学年であると同時に、永いこと通ってきている、メイコも美味しそうで美的な日本ねぎを描いている。そして、メイコの親友アヤミも同じ物を見て描いても別の視点を感じる。やんちゃで腕白な男の子たちは丁寧な表現をする女の子と対照的だが、動的であり、流動しているモチーフを描く。粗雑さの中に自分を出している。

絵が上手くなりたくて入ってきた子も何人かいる。静物画の課題のときに指導して絵画技術を引き上げたつもりだが、言われただけの表現しかしない子もいる。破天荒さや、自分を押し出す押しの強さはその子の生まれつきもって生まれたものだ。作品の優劣ではなくて、表現したいという自我の強さが育っていかないと絵の面白さはでない。

子供たちにはあと少しでちょっと苦しい教室も終わる。その後からまた、本当に自由な表現が待っている。それはその子にとって等身大のものであって、無理のないものであり、成長のプロセスで必要なもの!それでいて、あとりえ・チビッコ独特の楽しい工作かもしれない。もしかすると!それこそが情操教育なのではないかな? まだまだ情操教育の新しい言葉が生まれない。

ちなみにこの記事で500の記事の更新をしました。なんだか記念日が続きます。今私は無性に川上に行きたい!

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