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2008年3月の記事

2008/03/20

あとりえ・チビッコ展08 独楽と遊ぶ

展覧会のお知らせです。

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バレンタインデーとホワイトデー雑記

Wasi長野から帰る道、芳州とがんばるという意味の四字熟語を言いながら帰ってきた。私は結構この語句を使ってしまう。その是非を二人で話しながら車にゆられていた。清里大橋から八ヶ岳は見えなかった。春霞と霧と雲が混じっていた。私も花粉症が急に出てきて、標高差による鼻詰まりと一緒になって、中央道の双葉で鼻をかんだら、やっと開通した。プッシュー!

家に戻って郵便物の整理をして、ホワイトデーの贈り物があった。私に一番館のポムダムールもあった。自分で贈っているけど、いただく気持ちが分かった。あまり、このようなことを書くとおねだりするようで、はしたないけれど、もう終わりにするので良いかと思って書く。

中に和紙の贈り物もある。私は字を書かなくなったが、このような和紙をいただくと、字を書かないといけないなと思う。この袋の 《夢》 という字が良い。私は以前、主人の母の面倒を見ているときに、心に起きる煩悶をどうしても取り去ることが出来ず、悩み、実家の母に教わり写経をした。その時 《夢》 という字が写経のちょうど真ん中で一文字だけ出てきた。

《夢》があるから、《夢》があるからと、《不》や《無》や《空》の字を書いていた。それを思い出させてくれたので、この袋も写真にとった。ありがとう拓明さん。

そしてインターネットの点検をしていると、なんと、ヤフーの「内田樹の研究室」で「あとりえ・チビッコ」が約1390000件の5件目に検索されていた。こんなことはめったにないことなので、印刷しました。でもすべて、ヴァーチャルな事なのです。

もう一つ、私が昔秘書をしていた時のG社の人事部長からもお手紙があった。私の贈るチョコのお陰で若返ったという、そして愛と希望を贈り続けてくれたことに感謝するとあった。

自分で自分にご苦労様! 

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Googleのアーティストテーマのコンテンツ

Google_002 今日パソコンのインターネットにつなぐと、iGoogleの画面にアーチストテーマの項目が表示されていた。クリックしてみると、日比野克彦、リリーフランキー、手塚治虫の絵がスタート画面に追加できるシステムが出ていた。私は迷うことなく手塚治虫の画面にした、それは時間帯で画面が変るようで、私はミュンヘン時間にしてみた。可愛いアトムがいつもいる。

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2008/03/18

春の気配@2008

Kawatyulip インターネットがつながりにくく、どうしても入れたい記事があるので、夕食後再び挑戦。@nifty.conu/

こちらに来てから4日が経ったが、凍っていた雪もしだいに溶けて、落ち葉を通してふっくらと足に伝わる感触が春めいている。裏山の木の葉の色も急速に薄モスグリーンになり、小鳥たちはつがいで春の歌を歌っている。

Kawa0803_yama_2 散歩中にリスと遭遇、私たちと平行して飛んでいく。

「おーい、リス君一緒に遊ぼうよ、ココちゃんとあそぼうよ。一人では寂しいでしょ、ボーイフレンドはいるのー」

私も走る。ココも走る。リスも駆け抜ける。

車が通る道に来て、カメラを構えているのにUターン。数本の木をグルグルッと上下に走り回る。こっちを意識しているよう。もっと遠くに飛んで行ってもいいのに。あとから考えると、もしかしてリスの冷蔵庫がどこかにあったのかしら。彼らは今までに胡桃や柏の実を隠している。以前「リスの足跡」にもそのことは書いた。私たちがいるのに危険を感じて採りに行かなかったのかもしれない。自然は残酷だからね、。でも私たちは大丈夫よ。リス君。

私は声がけに夢中になって写真は撮れず。リス銀行の柏葉ファンドは探せたかしら。昨日畑のススキの中にモズ銀行のハヤニエ債は見かけたけどね。Kawa0803_soba

散歩から戻って、残っている食材でお蕎麦を作る。天ぷらもチョコット作る。食欲を待たせてデジカメを撮る。そのため、箸も、そばの盛り付けもいい加減。薬味もどこかにいなくなり、野沢菜の漬物もあるのに行方不明。まっ、いいか。ズズズー!

玄関のチューリップは私の友人《チョイ悪王子》からの贈り物、山小屋では石油ストーブを炊いているので開きすぎぬよう、寒い玄関に置いていた。かぐわしい香りのするその花の名は、《バレリーナ》 だと言う。

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2008/03/16

北八ヶ岳山麓 黒澤酒造訪問して

Kawakurosawa_003 昨日は入漁証を取りに小海まで行ったので、その帰りにいつも通り過ぎていた141号線沿いの《黒澤酒造》を訪問した。急にここに寄ってみたい、と感じたからだ。

私はお酒にはあまり興味はなく、また父が下戸であり、家で晩酌という環境もなかったので結婚したばかりの頃は、連日のお酒を飲む来客で四苦八苦した。ところが最近お酒の味も人生の酸いも甘いも噛み分けられるようになり、我ながら歳月の醸す所業はすごいなあと思う。

また、日本酒も美味しいと感じるときがある。そこでいつも見ていた小さな看板が出ていた《黒澤酒造》に寄って見たくなったのかもしれない。141号を渡ると千曲川を渡る橋があり、小さな堀のような川もあり、前を見ると小高い山の稜線がある。その下を小海線が通っているらしく、時折、ガタンゴトンという列車の音が聞える。

酒の博物館という建物があり、お酒の造り方を模型で展示していた。木や、陶器や竹で出来た酒器、籠などもあり、特別に説明は細かくされていないが雰囲気で酒のつくり方がわかった。展示室の二階は醸造所へと続く、日本庭園が見えた。また小高い山が連なって見えた。なんだか似てる、どこかで見た。そうだドイツ!ランズベルグのホテルの裏側に似ていると気づいた。山の高さも同じだし、小さな小道が平行して出来ているのも同じだ。そんなことに感動してギャラリーくろさわに行こうとすると、ずっと古い家並みが続いていた。そばを中学生の男の子が自転車で通った。「こんにちわ」とさわやかな声で通り過ぎていった。隣はお味噌の醸造元だった。

ギャラリーくろさわにはお酒の匂いが溢れていた。私は適当に720mlのサイズを選んでみた。でも、味が気に入らなかったらどうしようと思ったので、お店の人に試飲させていただけますかと聞いた。、昼間から酔ってしまうといけないので、ほんの少し飲んでみた。どれも美味しかったけれど、○ト生酛造りが一番私には美味しく感じられた。もう一種類八千穂というのも買ってみた。実は最近私の弟が退職し、新しく仕事を立ち上げているのでそのお祝いにお酒をプレゼントしたいとも思っていたからだ。

駐車場に戻りると、私と同じようにようにお酒を買っていた方が、私が中のギャラリーで「見学出来ないか」と質問していたことについて、教えてくれた。ここでは見学が出来ないが、群馬の沼田の近くの川場というところの酒蔵では見学が出来ますよと教えてくれた。また、この黒澤酒造は水の良いところにあるので美味しく、なかなかの酒造元なのだという。お酒は菌もいけないが振動も良くないので、酒造所の前の道も車の制限をしてほしいともその人は言っていた。また、長野は山を降りたところに良い水があり、良い酒蔵があり、約100軒の酒造所があるという。ワイン醸造所も多くあるがそれは50軒だそうだ。

お酒についていろいろお話してくれた、その方は群馬ナンバーの車で来ていて、山登りをした後にこうしてその地のお酒を飲むと言っていた。芳州が「体格が良いからたくさん飲む酒豪なのでしょうね」と言うと、「お酒は味が美味しいうちでいいので、ぐい飲みに2杯も飲めばいいですよ」と言っていた。私はその方にもっとお話を聞きたかった。

戻ってからの夕食は鯛と鮪とタコの刺身、大根と栃尾の揚げと麩の煮物、青豆豆腐それに御酒は冷の吟醸○ト。その献立はお酒にちょうど合っていたと思う。

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山小屋で水が出ないということは

Kawamizu_009_3 今は川上村にいる。展覧会の作品の仕上げや額装の手順を整え、事務的な仕事を持ってこちらにいる。

今朝、食事の準備をしようと台所に立って、水の出が悪いことに気づいた。それはあれよあれよという間に出なくなった。

ここでは、水道は肝心要な部位であり、マイナス10,15度の気温に曝されているため、いつでも凍り、詰まり、詰まった挙句に破裂するという危険がある。特に今年は温暖化が叫ばれていても、例年にない寒さで、山小屋から帰るときの水抜きは丁寧にしていた。にもかかわらず水が出ないのはどうしてか? 昨日は使えていたのに今朝でないのはどうしてか? 水圧がないのか? 

管理人の平八郎さんに連絡をする。日曜日の上、朝7時半という時間だが、水が出ないのは困る。近所の人にも聞いてほしいというので、常駐している内藤さんの奥さんに聞くとやはり出ないという。食事を済ませ、ココと散歩がてら水道施設まで出かけてみた。途中村役場の人に会うと、大きな水道本管が破裂したという。一日は水道が出ないだろうという。困ったなあと思っていると、消防車が来て、水が出ないという放送をし、飲み水をくれるという。ありがたく1パック頂いた。また、小一時間すると、6リットルのパックを2つ持ってきてくれた。午後は給水車が来るという。

ここに来るようになって初めての出来事だ。

川上村役場が速やかに対処してくれたのはうれしい。こちらでは雪の日の除雪も対処が早い。これが港北区だったらどうだろうか?また横浜市だったらどうだろうか?人口5000人の村での出来事と10万人の港北区とは比較にならないかもしれないが、いつもドイツの小さな町に滞在して感じる住みやすさを同じように川上村に感じた。

ここに来て初めて起きたことだが、こういうことは煎じ詰めれば、川上村の権限と同じ力を、横浜では町が持っていればいいということだ。私の住んでいる横浜市港北区の●●町も何かあったら区長や市長を通り越して町長がどんどん英断を下してほしいと思う。特に大地震などが起きたときには、身近なお役所の人が上からの支持を待つ時間をなくしても住民のために速やかに働いてもらいたいと思う。

と、ここまで考えが飛躍してしまうのは標高が高いせいかな。標高1400メートルは気圧が低いから、圧迫感が減って脳細胞が自由になる感じがする。感じだけどね。

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2008/03/14

ホワイトデーに乾杯!

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おいしいチョコレートや、マシュマロ、素敵な身につけるもの、お花、本,そしてお手紙やメールをありがとう!

 皆様の気持ちをしっかりと受け止めました!

 Thank You! Danke! ありがとう!

今年の永く、寒い冬は終わり、もう春。元気を出して行きましょう!今まで、私のバレンタインデーの遊びにお付き合いくださった皆様、今年をもって、終わりにします。ありがとう、そしてごめんなさい。

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2008/03/09

今日の地震とココの発作と業務連絡

今朝地震があったようです。不思議なことですが、いつでも地震が起きる半日前ぐらいに我が家の愛犬ココが発作を起こします。ココはプードルの女の子でもうすぐ7歳。発作というのは体が硬直して歩けなくなって、しばらくすると涎が垂れてきます。

私が抱っこして「ココ!ココ!」って呼んでも首を振って目が虚ろになるだけです。いつでもこのまま死ぬんじゃないかと、思います。でもしばらくすると足をひくひくさせて歩き始め、たまにおしっこやウンチをして、一連の具合の悪さが収まります。

そのようなことがあった後にほとんど必ず地震の情報があるのです。昨日のは軽いものでした。これから、ココの発作があったら、このブログで発信したいけれど、本来の《あとりえ・チビッコ》や《田園の誘惑》を書くのが目的なので、今のところどうしようかと思っています。

そんな折、今宅急便が届いて、あとりえ・チビッコの展覧会のDMが出来上がりました。あいか先生がデザインしたものです。箱を開いてみるとなかなか良い出来上がりです。今週のおけいこの時に渡します。彼女は昨年末から、教科書のデザインと女性企業家のための小冊子作りに携わっていました。公私とも忙しい中がんばっていました。親子で一緒の仕事をしているとお互い反発もあるけれど、ツウと言えばカアと答えてくれてくれる面もあります。とくに彼女自身、子供たちに教わることも多いようで、自分の幼い日と重ね合わせて観察していることが私にはうれしく感じます。

そういえば、以前あいかがおけいこのあとはパリパリ焼きそばかチェロカバブーが食べたいって言っていた。

よーし、久しぶりに、芳州直伝のイラン料理、チェロカバブーにしよう! 元気出して展覧会の準備だ!

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2008/03/05

『きっこの日記』に紹介されて

きっこさん、貴ブログでのご紹介ありがとうございます Hanataba061010

いつもあとりえチビッコはブログのアクセス解析での訪問者数は、ささやかな数でしたが、紹介してくださったお陰で、今日は今10時30分現在で580人、830ものアクセスがありました。こうしてきちんと人を立てて、お仕事を進める気持ちのよさがみんなの人気者になるのでしょうね。このところ、野暮用で忙しくしていたので、一瞬の夢でもうれしかったー。ありがと!

またきっこさんにあとりえ・チビッコの記事を教えてあげてくださった方ありがとう!

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2008/03/03

ベランダの白くまと諏訪湖の湖面

Kawayuki_023 久しぶり川上に来た。雨戸を開けると山小屋のベランダに白くまがいた。と思ったら、雪が50センチも積もっていた。

午前中にその雪を取り除くのに、1時間かかり、汗をかいた。雪はスコップですくうとかなりの重さがあり、雨だったら土に滲み込むのに、雪となると形が残って、除雪というエネルギーがいる。不思議なエネルギーの循環を感じる。

午後に用事があって塩尻まで出かける。Kawayuki_003 諏訪湖の湖面はほとんど凍っていて、その上に雪が降り積もっていた。ウエイトレスの人に聞くと、今年は久しぶりに御神渡りが出来たと聞いた。凍った諏訪湖を見るのは初めてだ。御神渡りを辞書で調べた。

諏訪湖で見られる氷の亀裂現象。湖面が前面結氷してひび割れが生じ、この部分が再氷結し、朝の昇温に伴って氷が膨張し、割れ目の部分を押し上げて氷堤をつくる。諏訪大社の祭神が上社から下社へ渡った跡として、亀裂の方向で吉凶を占う。

この音は聞こえるのだろうか。音は聞こえないにしてもその氷提の様子を見てみたい。

諏訪湖にカメラを向けていると、前の通路を通る人がいる。諏訪湖のサービスエリアに温泉があるからだ。何人かが通って行ったがみんな幸せそうな顔をしていた。寒い中、車を運転して、お仕事して、温泉に入ってからまた車で帰るのだけどそれが楽しみでここを通っているんだ。出てきても幸せな顔をしていた。

それから私は塩尻で、ブックオフに寄り、面白い本を探した。「世界の幻獣 大事典」(廣済堂出版)だ。ファンタジーに登場するモンスターから、世界各地にいる伝説の幻獣までを説明している。私たちはドイツのオーバーアマガウでその幻獣の彫刻ともいえるものを土産店で見つけ持ち帰っている。芳州先生が以前テーブルフォトでも紹介している。私は映画が好きだから、このような本で世界のモンスターを勉強しておくのもいいと思った。でも川上は標高が高いせいか、よく不思議な夢を見る。この怪獣の本を読んで寝たら、怖い夢を見そうな気もする。本によって読む時間を変えないといけない。今はきっこの日記がメインだ。

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