粘土感覚でピザ作り
先週の工作はピザをした。子供たちは泡のハンドソープで手をしっかり洗い、腕まくりをしてパイ生地を混ぜて、こねて、膨らまして、待って、のばして、野菜をトッピングして作った。
この中で一番大切なことは 《待つこと》 だと思う。自分の努力以外の時間が作るもの。
と言ったって分かる子はいない。粉にイーストを混ぜてベタベタした物がいつの間にか、手に付かなくなり、まとめて発泡スチロールの箱の中に置いておくとふんわり、大きく膨らむ。ママのおっぱいのようになる。なんだか良い気持ち~~。小さい時にママのそばで感じたお母さんの安心さ。
ピザ生地がそこまで、人間の母性への感覚を呼び覚ますとは言い切れないが、子供にとって良い感じだったことは間違いない。そしてトッピングして出来上がり、おうちに持って帰って焼いてもらう。
これこそ情操教育だ、と言える。またしても、理論は次回へ持ち越しだが。
衛生上の注意をしっかりして、制作に臨んだ。テーブルに敷いたビニールは芳州先生の写真展のパーテイーの時に使ったものだ。雑巾は目黒の母が以前たくさん作ってくれた新しいものをおろした。
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