夢の実現
先月5月26日に三浦雄一郎さんがエベレストの登頂に成功し、5月31日にはスペースシャトルが打ち上げられて、日本人星出彰彦さんが宇宙に飛び夢を叶えた。2つのニュースは最近にない明るい希望のあるニュースだ。
三浦雄一郎さんは『夢に向かって1歩を踏み出す、踏み出したら諦めない』と言っている。75歳でエベレストに挑戦するというのはアンチエイジングを通り越している。凄すぎる!
また、星出さんの4歳のときの絵には宇宙を旅する自分を描き、そばに、《ME》と書いている。この絵を見て私は、子供たちにいつも自分の夢が何であるかを意識させないといけないと思った。絵はそれを意識しやすくさせる道具だと思う。
ちなみに私の夢は以前にも書いたが、植木職人だ。『おばさん、お茶が入りましたよ!』って言われるのが夢と、高校の友人のデラに言っていた。多分その点では私は夢を実現できていると思う。まだまだ別の可能性への夢はを捨ててはいないけど。
ただしこの夢を追う人たちは帰ってくるまで目が離せない。
そして人にはいろいろな夢があると思う。その夢は時としてわからなくなるときもある。夢を実現したい時に出会った人とその同じ道を歩き、手を携えて一緒に行ければ良いけれど、時としてその線路の分岐点に来てしまうときもあるかもしれない。遠くに見えるものが違って見えるかもしれない。めざしていることは同じでも、そこに行く道には花の咲いている道と険しいがけを通る道があるかもしれない。そこで、考え込んでしまうかもしれない。夢を実現するには一人でがんばることも大切だがサポートする人も必要だ。その一人になれる人となれない人がある。雄一郎さんの息子さんも途中で高山病になりサポートを断念した。そんなことはよくあるのだろう。父の雄一郎さんは自分が登頂に成功したことより息子がベースキャンプに戻れたほうがうれしかったと言っていた。親心はそんなもんだ。夢の実現は現実をしっかりとしておかなければ実現しない。きっと息子さんも父親のために、下働きをして疲れきって登頂に同行したのだろう。
本当の自分の夢がなんなのかをよーく考えよう。人によってはごく身近に普通の家庭を幸せに築いていくことが夢である場合もありそうだが。先に良い家庭を築いてから、夢を築くことは出来ないものだろうか。上の写真は私の夢が実現している畑の作物。オーマイ ルッコラ!
当分《あとりえチビッコ》より、《旅歌ノート》の更新が多めになると思います。ダンケシェーン!
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