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2008/07/21

川上村との出会い

Kawa080719_yuuge昨日、朝のニュースで梅雨が明けたと言っていた。川上村ではレタスの出荷が忙しくなるだろう。我が家の次女がレタス畑でのアルバイトをしたのは高校一年生の時だった。

その7年前、まだ子供たちが小学生だった時に川上村の隣の南相木村で家族でキャンプをした。その帰り道、暑中見舞いのはがきを出そうと川上村のタバコ屋に立ち寄った。今枝はるさんの店だ。はるさんは小さな体で、腰も曲がっていたが、もんぺやジーパン、エプロンなどの雑貨を売っていた。

『どこから来なすった。おう、横浜から来なすった。この間の地震はえらいことだったずら』 と言うような会話を記憶している。そのはるさんの好印象から翌年、川上の別荘地を買うことにした。そして数年の後に山小屋を建てた。

Kawa080719_1 そして由井幸憲さんと奥さんと知り合ったのは別荘地近くのレタス畑でだ。由井さんは環境問題の祖とも言えるレーチェル・カーソンの『沈黙の春』について教えてくれた。また次女は由井さんの畑でアルバイトをしたのだが、道具の使い方や、雑草、空の雲のことなど、毎日新鮮な自然の情報を聞いてきた。そして由井さんの奥さんが農作業とアルバイトの住み込みの学生の食事の面倒を見ているのを印象強く感じたと当時言っていたのを思い出す。

その時、次女は一人前にアルバイト代をいただき、車で送ってもらい、その上レタスやキャベツや白菜を持って帰って来た。親としてはこんな戦力にもならない子が、過分にいただいて申し訳ないと思い、仕出しの弁当とまではいかなかったけれど、コロッケや、ロールキャベツを長女と作った。いただいたもので作るのが楽しかった。それも今では懐かしい思い出になっている。

由井さんは現在、『川上村誌・民族編』の資料の編纂にも携わり、最近は『梓久保金山発掘調査報告書』の調査、編集にも携わっている。Kawa080719_rento昨日、久しぶりにお家に伺って、幸憲さんにお会いした。確か私の父と同じとしだと思うが、元気でいる上にいつも世事に詳しく私たちが教えてもらうことばかりだ。そして病気で大変だと聞いていた奥さんが元気になって車椅子で出てこられた。ご長男の奥さんを始め、家族の支えがこのように病気を治すのだろう。脱帽!

でも、もしかすると家族の中心になっているのは飼っている川上犬のレント君かもしれない。オオカミの血を引く証拠の足の脇にある爪を見せてもらった。ところが我が家のトイプーのココとレント君が興奮状態で写真取れず。

私たちが行った時ちょうどお庭の梅を採った所で梅をいただいた。私は今年ドイツから戻ったら作ろうと予定していたが母の病気見舞いで梅干を作り損ねていたので、ありがたく頂戴し昨日水につけあくだしし、今日塩に漬けた。

こうして川上村とはご縁があった人たちと今もお付き合いをしながら、自然の享受も受けている。本当にありがたいことと思っている。

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コメント

川上村は由井さんの姓が多く、人ごみで『由井さん!』と読んだら、みんなが振り向くほどなんですよ。

投稿: keicoco | 2008/07/24 22:01

本当に人の出会いって不思議なものですね。
川上村に由井さんのような方が住んでおられて、
偶然のきっかけで出会われた。川上犬という種類
ですか。レント君とココも出会えて、よかった
ですね。

投稿: tamayam2 | 2008/07/24 05:54

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