ドイツの誘惑@きっこに会うなら、こんな町でⅡ
ドイツ、シュトッツガルトに近いヘレンベルグは教会の鐘の町だ。そして、近くには自然公園があるため、坂も多い。地図どおりだった。
ヘレンベルグでは毎月第一土曜日に教会で鐘のコンサートがある。私たちはそれを予定に組み込んで、旅行の計画をたてた。特にキリスト教への信仰心が強いわけではなく、鐘の音を聞くのが目的だった。そして信仰心の厚い人たちが来る場所は住んでいる人もそれを誇りにしているのではないだろうかと思っていた。
子供たちが市庁舎の前のアイスクリーム屋に来て、広場に集っている。写真を撮る度にその家族にOKかと聞いて撮った。ブログに載せるのは憚れることもあるが、国が違うということで、お許しをいただきたい。国を知る一つのバロメーターには子供の表情がある。
学校帰りの子供たちは歩き方がかっこいい。足が真っすぐ伸びている。ジーパンの長さも着ているカーデガンの色も似合っている。制服でなくても学生らしさがきりりと伝わってくる。
そういえば、私が中学校時代に制服の是非についての ディベートをしたことを思い出す。まじめな中学生で、違反もせずに長いスカートをはいていた。そういえば弟が行っていた麻布中はもうずっと前から制服は無くなった。私はあの麻の葉の入った制服のボタンがきれいと思っていたっけ。
左の写真は鐘のコンサートを聴きに来た親子。お父さんが子供に鐘の聞き方を説明していた。ドイツ語で、私には解らないのだけど、そう感じた。教会の城壁の周囲には遠く平野が広がり、鐘の音が時にはリズミカルに、時には厳かに、そして時には敬虔にならざるをえないほどに響きわたり、流れていた。
日本に帰ってきて、またインターネットをつないでブログを読んでいるが、『きっこの日記』 のきっこに会うなら、この町ヘレンベルグで会いたいと思っている。ちなみに2007年7月18日にも『きっこに会うならこんな町で』を書いている。それはオーストリーに近いドイツのランズフートだった。
きっこさんはブログの中では難しい情報をいろんな喩えに満ちて、誰にもよく解るように説明し、それでいてサラッとリズミカルに話してくれる。何かたくさんのお仕事をしているようで、毎日毎日脳味噌を休む間もなく動かしている。少しは休んだらどうかとは・・・・私は言わない。私が言えるのは、
若いから自分の力をその時、その時出し切ってがんばってほしい。
でも健康には気をつけてね。
シングルの物足りなさをつぶやいていたように感じたこともあったけれど、いつかまじめで優しくて、きっこさんのことを大切にしてくれる人に出会えますように祈ってます!
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