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2008/08/15

カントリーライフと鹿との遭遇

Kawahyou

このところ、親戚の子を預かることが多く、そのパワフルさに辟易もし、元気の素を抜かれていたが、負けてはならじと私もプレイガールになって、トンボ採り、チョウチョ採り、甲虫探し、サッカーゲーム、花火、しりとり、国旗カルタに興じていた。その空いた時間に畑の収穫や整理、肥料すきなど、また種まきも少しだけしている。プレイガールというよりはカントリーガールです。

今年は鹿にやられず、何年ぶりかの大根の収穫はうれしくてうれしくて、鹿避けの杭を打ってくれた芳州先生のお蔭と『感謝、感激、雨、アラレ!』と思ったら本当に霰が降ってきた。8月12日のことだ。その霰の害は我が家の畑のルッコラを直撃し葉に穴を開け、柔らかい葉は傷ついてしまった。

雷三日という言葉があるが、8月上旬は八ヶ岳山麓にも雷が多く落ちた。そして、雨が降るとバケツをひっくり返したように降る。私も天気を見ながら梅干を干したり大根を引き抜いたり、種を蒔いたり、空の雲を見たり、自然の中に身をゆだねている。

Kawadaikon1

大根は毎年母の元へ持っていくのだが、現在は入院中のため、食べてくれる人がいない。その大根を誰かに送るということも、やぶさかではないが、標高1400メートルから平地で、しかも気温35度などのところに移動すると、すぐに、グニャッとしてスーパーの商品以下の様相を呈してくる。そこで本当は送りたい人もいるけれど、手続きももどかしく送らずじまい。

結局川上にいる間に沢庵漬に挑戦することにした。夏場なのでかなり塩を濃くしてつけてみた。高血圧や健康のために減塩している方にはあげられないけど、作ってみて食べられることは食べられた。既成の沢庵漬の素での出来ではあるが、黄色の色素をどうしようか迷った末に入れてみた。ほんの少しだけだったけど、結構濃い色になった。

そんな農作業の真似事をしながら、この夏休みを過ごしている。8月13日には川上村のマレットゴルフ場に行って見た。カラマツ林の中にあり、大深山遺跡のそばにある。その3日前に松原湖のマレットゴルフを体験して結構面白いと感じたから近くの川上村のマレットゴルフもやってみようということになったのだ。村の文化センターで、クラブとボールを借りた。2セットを4人で廻った。

そのあと、川上村村営のレストラン木樹里で天ザルを食べた。食後のコーヒーをぼんやりと飲んでいると、ガラス窓越しに?・・・・・・シカ!シカ!鹿っ!

Kawasika1Kawasika2_2  

                            こちらを見ながら草を食んでいる。時々耳をブルッとさせている。

急ぎ階段を下りて、村役場の裏手に行くとまだ逃げもしないでこちらを見ている。まるで 『どこかで会っていますよ。』と言っているように。写真は幸運にも手ブレせずに写っていた。ラッキー!役場の人や村の人はこのような光景を日常茶半に見ているのだろう。自己防衛のためにかほとんど動かない。目がクリッとして可愛かった。我が山小屋とは直線距離で7キロか、8キロ離れている。たった1頭で移動している。パソコンで大きく伸ばしてみると頭部に角の出かけた瘤状のものが見えた。オスなんだ。写真をクリックすると少し大きな鹿を見ることが出来ます。

今日はこれから久しぶりに新横浜の獏で飲むので、手にマニキュアをしてカントリーガールからシティーガールに戻ります。

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コメント

川上でも鹿討の銃が聞こえていましたが、お盆の間はお休みのようで、聞こえませんでした。そうですね、黄色の染料はターメリックなら良いかもしれませんね。大根も首の方は木質化してきていますので、厚く皮を剥かねばななりません。売っているように作るのは難儀なことです。
ブログには書きませんでしたが、自分で作ったキャベツでザウエルクラウトを作りました。ドイツのキャベツと味が違うので少しイメージが違いますが、美味しく食べています。

投稿: keicoco | 2008/08/18 22:25

>カントリーガールからシティーガールに・・・・
 変身ですね!豊かな日々ですねえ。

沢庵の色づけは、ターメリックは、どうでしょうか。
身体にもよさそうだし。。。

霧が峰では、鹿よけのために大砲を鳴らすとか。
鹿も生存をかけているから、真剣ね。増えすぎた
らしいわね。

投稿: tamayam2 | 2008/08/18 07:06

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