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2008/08/02

療養病床と後期高齢者

Rougo私たちがドイツ旅行中に自宅前で転んだ母は現在、介護医療療養病床の病院に入院し、手厚い看護を受けている。

まだコルセットをし、リハビリに励んではいるが痛みは相変わらずあるし、普通の生活には戻ることは不可能だ。腕の筋力もなく、車椅子を自走することは出来ない。看護師による介助がなければ生活は出来ない。リハビリ士による誘導がなければ杖を突いての歩行もままならない。

始めの救急病院とそして現在の医療療養型病院に入院しているが、これから先の生活を考えなければならなくなっている。福祉と言う面では、日本国は姨捨の時代に逆行してしまうのではないかと思う。

そのことについて分かりやすく書いた雑誌を病院関係者から教えてもらった。東洋経済新報社の8月2日発行の特集『ニッポンの老後』だ。よく読んでいると頭が痛くなるが、これでくじけちゃ看護してくださってる看護婦さんに申し訳ないと思い、がんばって読んでいる。

だが政府は母の入院しているこの介護型医療療養病床を2011年に22万床に縮小維持廃止する予定なのだ。(傍線部分が間違っていました。訂正いたします。関係者のご指摘ありがとうございます。)

人はすぐには死なない。ガンだって、脳梗塞になっても、骨折をしても若ければ何とか元に戻る。医学の進歩があるからだ。でも、歳をとればそれは違う。少しでも介護に携わってみるとよく分かる。その期間の療養こそが人の末期への道すがらとして大切なものだと思う。それをあと、2、3年で廃止すると言うのだ。母の病院で働いている人たちは身を粉にして働いている。もしかすると、それは上に立つ人が立派なポリシーを持って総指揮に当たっているからかもしれないが。それを廃止にするというのだ。団塊の世代も続くというのに。なんだかおかしい。約1ヶ月前の朝日新聞にもその記事が載っていた。

ところで、私のブログには介護のカテゴリーを作っていない。だからこの言葉はココだけの言葉ですぐ泡のように、いやシャボン玉のように消えてしまうだろう。だが自分の母のことからこのような世の中の流れを実感したので、書いておきたい。

そしてよく心の中で思っていた言葉がある。それをついでにおまけに言いたい! 《 湾岸戦争の援助より日本の老人問題がすぐ来るから、もっと日本政府は福祉に目を向けていないと大変なことになる。援助はそのくらいでいいでしょ!》 でも、私の得意分野ではないから心のなかで言っていたけど今日言いました。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントありがとうございます。大分から見てくださっているのですね。うれしいです。
まだまだ誤字脱字でいつも悪戦苦闘ですがブログを始めてからは問題意識が出て、いつもどのように説明しようかと、考えが脳を廻ります。楽しいことです。

投稿: keicoco | 2008/08/02 20:51

この一言が大切です。得意分野とか、そうでないとか、関係ありません。自分が心に思った事を口にする。この事が大事だと私は思います。もちろん悪意をもった作為的な言論は慎むべきですが、素直な自分の心は口にして表現するべきです。忘れ去る人も多いでしょうが、たまたま貴女の記事に触れ感銘を受ける人もいます。私は最近ブログを始めたのですがブログの良し悪し多々ありますが決して否定的ではありません。時折自分が感銘を受ける記事に出会う事があるからです。年齢を重ねても新しい発見は感動します。政治を変えるには小さな声が大切です。小さな一票が大事です。小さな声がより良い政治に繋がると信じています。

投稿: Y.T | 2008/08/02 15:58

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