ナシとブドウを描く秋が来た
季節の果物、ナシとブドウをクレパスとパステルで描かせた。
マナミは梨を大きく描いた。洋ナシは小さいが中央で存在感がある。座っている席から見たレイアウトと少し違っているが、他の子と違う表現をした。不安定さがあるが良い。ブドウの中から見え隠れする茎をしっかり描いたので、その一生懸命さの気持ちが見る人に伝わってくるのだろう。
カホは梨も洋ナシもブドウもいろんな色が混ざっていて面白い。一生懸命描いているから良い。ここで一生懸命描いたことを忘れずにいて欲しい。あとりえの後、原っぱで遊ぶことがが、唯一の目的であっても、その前に、色を塗って、形を良く見て、みんなの絵を見比べている時間があったことを忘れないでほしい。
左3枚はリサの作品。時間があったので、続けて描かす。3枚目はだいぶ手抜きだが、たまにはこんな描き方をしたって良い。皿やバックの色使いを工夫しているのはいつもおしゃれな服を着てくるリサチャンらしさが出ている。それはまたおうちのお母さんのセンスにも寄るのでしょう。絵を描き終わると助手のあいかにいつも甘える子だ。
モエナは詩を歌うように絵を描いている。いつもつぶやきながら、笑いながら描いている。絵を描くという行為が子どもの心を開放していると実感できる。
私の絵に対する論理はあるのだが、言葉になりきっていない。口や文字で、理論を言いたいが理論になりにくい部分がある。それを実践できているのが、このモエナの楽しそうな行動であると思うが、私は週に1度しかあっていないが、おうちではバイオリンを指導しているお母さんがいるので、やはり、情操教育は芸術教育の重なりが功を奏するのかとも感じる。
シノはこの間、小さな声で○○○になりたいと言っていた。ご両親が書道の関係であるから、そう思うのだろう。だが、子どもたちはその前に塾があり、なかなか、あとりえの時間も限られている。今日であとりえを辞めるのだが、最後に良い作品が描けた。昔、2歳上のお姉ちゃんといっしょに通って来ていた、ちいさな、アオガエルのようなシノちゃんを先生は忘れられない。(シノはカエルが好きでどの絵にもカエルを描いている時期があった)
急に外の温度が低くなって、秋めいてきたせいか、KEICOCO先生なんだかシューンとしている。そうだ、ケンタとショウキがお休みだからかな?
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