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2008/09/14

『世界のみんなの笑顔』を考えた

日本製粉が小学生を対象としている「夏休み!子ども絵画コンクール」のテーマは『世界のみんなの笑顔』だったが、子どもたちは夏休み明けにその課題を描いた。そして締め切りギリギリに提出した。

子供たちが作品を1点出すことで、日本製粉が日本ユニセフに100円を寄付し、それによって、ワクチン7人分とビタミンA50錠になるという。私は子供たちへの予定表にその旨を書いておいたところ、あとりえに来ると、さっそく 『ワタシがこの絵を出すとかわいそうな人たちが薬とワクチンで助かるなら、ごほうびなくてもいい!』 とモエナちゃんが言った。そしてたくさんの子どもの笑顔を描いていった。

今までの子供の絵のコンクールとはまた違う趣旨のようで、子供たちがそのように感じて描くのは絵以上に大きな教育が出来るというものだ。

そして、モエナちゃんの言葉に刺激を受けて他の子たちも、私が出しておいたナショナルジオグラフィックを見て、外国の人の笑顔を描いた。笑うと言うことがどういう場面で起きるかを考え、また、顔の色を換え、笑っている幸せなことはどういう風に起きてくるかを考えた。子どもたちは人が失敗をした時にも笑っちゃうし、お食事をするときも笑うし、兄弟でも笑うし、結婚式でも笑うと言った。

黒人の人の顔の色については、日本人と違うねということから、昔ははだいろという名前をクレパスに書いてあったときもあったし、今でもうちの使い古しの絵の具箱やクレパスの巻き紙の中にあるけど、あれは差別用語だからいけないのよねと話す。(あとりえチビッコも厳密には問題はあります) 黒人の人の肌の色を思い出して塗ろうと言った。人の肌の色は血の色、肉の色、日焼けの色。いつも人を描くときに言っている言葉。

カノンちゃんはデイズニーランドで外国の人にいっぱい会ったときのことを思い出した。髪の色も換えた。また、外国のお人形を描いたときの目の色を思い出して描いた。子どもたちは積み重ねた課題のそれぞれを糸を紡ぐようにまとめていく。カノンちゃんは人を描かすといつもありきたりの絵を描いているので、何とかそれを打ち砕いて面白い発見につなげたいと考えていたが、今回の外国の人から少し違う発見と感動が出来た。

どちらにしても、今日のような自分の絵が人のためになるという経験は子どもにとって忘れられないだろう。良い経験をさせていただいたと思う。でも、それに子どものためのメセナととして、消しゴム一個くらいごほうびに付いてくると、指導者的にはうれしいんですが・・・・。

今日は未発表の作品にしておかないといけないので、ブログ上には出しません。でも写真は芳州先生に撮ってもらってありますので、後日生徒さんには印刷してお渡しします。

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