朝日新聞4月5日の社会欄の一記事に関して@今日は清明
今日は暦では二十四節気の一つ、清明で、清く明らかなこととある。桜も遅めの満開、あたたかと言えど地面近くには冷たい空気も漂っている。そしてあと10日もすれば、私のxx才の誕生日になる。こんなに気持ちの良い朝に辛い記事を見つけた。
今日(4月5日朝刊)の朝日新聞社会欄に
「息子自殺―なぜ」痴漢容疑で聴取の23歳、「すべてがめんどう」メモ残しとある。
こうして木の芽どきになると、少しおかしい人も出てくる。そういう私も陽気な空気に愛犬ココとお散歩しながら、ジャズダンスの振り付けを思い出し、くるっとまわってしまったりする。誰もいないかを気にもせずにやっていると、シラッと通り過ぎる人もいて、「あー、またやちゃったかな。」と反省。そんな季節でもある。
新聞の記事ではその青年の友人や恋人、会社の上司が彼の日常を伝えている。まじめな人だとあった。
私の親しくしていたご近所のお嬢さんが駅の自転車置き場で痴漢に遭い、上半身を触られたことがある。私はその時、警察に電話し、いろいろ質問した。結局抵抗して闘うことより逃げることを教わった。またある時はアトリエに来ていた女の子が同じような目に遭ったと聞き、子どもたち全員に笛を首から下げて持たせた。助けを求める大きな声が出せなかったからだ。
昨年私は4月1日に≪ あるセンサーの開発 ≫という記事を書いている。もちろんそれは4月1日のエイプリルフールの記事だったのだが、そのことをもっと社会で働く男性は本気で希求してほしいと思う。結局自分の身の潔白は証明できないのだと思う。だから私が言ったように痴漢感知センサーが必要だと思う。もしくは嘘発見器をつけて時間を遡って証明する。携帯にそれをインストールしておけば、センターがデーターを出してくれる。以前書いた時はそれを爪に装着しておけばいいと言った。日本は人口密度が高い。電車に乗ったらいやでも人と触れ合う。
新聞の記事に戻ると、その最後に、若者の父親がその女子高生に手紙を託したという。そしてその親から、
《 ・・・・この部分は私の美学上書きたくないので、新聞を購読の方は新聞を読んでください。・・・・・男のイヤホンを取ったら、へらへら笑っているだけだったのでけりを入れた 》
けりを入れることができるほど強い女の子と、自分の無実を証明できずにビルから飛び降り、逝ってしまった男性。
この記事と、その女子高生の親の話の聴く方法と、その子自身がどう言ったかの詳細は分からない。
女子高生の立場になったら、気持ちが悪くて許せないことに違いない。また仕事に熱心な男性の立場で言えば,電車の中で寝ぼけていたかもしれない。自分自身を釈明することに気がつかないほど追いつめられたのかもしれないし、自殺することでしか解決法を見いだせないほどに疲れてしまったのかもしれない。死を選ぶことが負けだということを教えられていなかったのか。死ぬほどにがんばればなんとかなるのに。そのために生きる方法として勉強をしてきたのではないのか。、
だから、ここで、より客観的な痴漢感知センサーの開発が待たれる昨今であることには違いない。
そして私は子供たちに絵を描きながら教えることがある。書いた線が嫌いだったら消しゴムで消せばいい。描いたクレパスが失敗だったら別の色を塗るか、違う形に塗りなおせばいい。描いた絵が嫌だったらスケッチブックから切り取ってもう一枚別の紙を出せばいい。これから生きていくうちに嫌になることがあっても死んではいけないと。
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