スイーツ・デコは面白かった
樹脂粘土を使った最近はやりのスイーツ・デコの指導に挑戦した。子供たちの制作過程の予測は試作したことと、だいたい合っていた。つまり超大変てことだった。
「大変なことになりますよ!」と言って、子供たちに手順を話す。およそ無理なこともあった。もっと簡単な状態にして作らせるべきとも考えてもみたが、あえて、本当のショートケーキを作る工程と同じにして作らせる。つまりショートケーキのスポンジの段の間にイチゴの欠片を入れて、またスポンジを載せて作った。
食いしん坊のケンタが模造のチョコを舐めていた。ほらほら食べちゃだめよ!バラの花は子供たちにできるだけ作らせた。こうして粘土細工を作ることで、多少とも物事は一朝一夕にはできないことを教えたかった。でもほとんどの子はそれは分からなかったと思う。だがヒナタはそれをすぐに分かった。
「先生はこっちに来てイチゴのことを教えて、向こうのケンタに別のことを教えるの大変だよ。すぐにはできないから。」 ヒナタは3人姉妹の真ん中だから、家の中でもいろいろ我慢をしていることもありそうで、小さい時から客観的に人間関係を言う。だから、今回の工作も一応の手順を説明してあげると、理解力は早く良かった。それだけでなくおうちでの育て方もお父さんの協力が良いように感じる。ママの手伝いや子供のおけいこごとの送迎も時々手伝ってくれるようだ。日本中のお父さんがヒナタのパパのようだったら、いい子がいっぱいになって少子化でも日本は乗り切れるんじゃないかと思う。
小さいイチゴを作り楊枝に挿し乾かし、粘土にバラの色の絵の具を混ぜ煉り、花びらを作り、バラを組み立て、別の粘土でカステラを作り、クリームを絞り出し袋で出し、イチゴの欠片を入れ、飾りのクリームで絞り出し、飾りは自由にトッピング。ビンの飾りも自由にトッピング。細かいチョコやナッツの欠片はあいか先生が作っておいてくれました。
今回1年生から6年生まで、手順が分かるように説明する。これって子供が好きじゃないとできないよね!うんうん!もう一人の自分が言う。「よーくがんばりました!ごほうびにこれ食べていいよ!」いえいえ、ご遠慮させていただきます。やっと3週間で変なにおいが消えました。見た目とは大違いです。でも子供たちの中では楽しい記憶になること間違いなし。カノンちゃんがまたこの工作やりたいって? 先生、考えさせていただきます。
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