おいしいものを食べること、作ることへの感謝
中央道の須玉インターを降りてすぐの所においしい市場がある。今回、野菜の苗を買いに寄り、ついでに野菜も買い求めた。
細い筍を買ったが、ラベルにはハチクとあった。ハチクというと、ハチクの勢いを考える。それは辞書で調べると「破竹」とあった。竹は一節目を割り切ればそれから先は何もしなくても力を入れるだけでスーッと切れるのを破竹の勢いという。
ではこの筍のハチクはと調べると、淡竹とあった。中国原産で、関東以南で採れ、高さ10メートル、直径3~10センチになる大型の竹。たけのこの皮が淡紅色で斑紋がないことが普通のたけのこと違うそうだ。茹でるためにタケノコの先を斜めに切ると外側の葉が強いので何枚かを取り、糠を入れた湯で茹でた。見た目ほどあくはないが、タケノコらしい香りが強かった。庭の所々で生えていたワラビは採ると10本ほどになったので灰で茹でてやはりあく取りをし、タケノコと一緒に醤油、みりんで煮て、酢飯の中に入れて筍ごはんを作る。裏の山椒の葉が若葉で、いい香りなのでそれをかなりの量ハラハラと散らした。見た目にも香りも食べてもおいしかったが、デジカメ撮らず。いつもそういう時は夢中になって食欲に勝てず、デジカメと撮れず。
今日の天気予報が雨だったので、昨日は畑仕事を一心にした。連休にやり残した種まきを主に、苗も少しだけ植えた。獅子唐、ズッキーニ、レタス、グリーンボールの苗を植える。山側から大根、赤カブ、ターサイ+小松菜、ルッコラ3分の1+レタス苗。ブルーベリーのそばにズッキーニの苗1本、ミントのそばにもう一本ズッキーニ。なんで、こんなに遅くになって苗を植えるのかと言えば、ここは標高1400メートルで高冷地農業になる。今から10年前ぐらいは4月下旬でも地面が凍っていた。この頃は温暖化でだいぶ暖かになってきたが、それでも五月の半ばまでは遅霜の心配がある。
知ったようなことを言っているが、本で読む知識ではなく、身体で分かってきたことだ。だからといってこの栽培したものがすべて収穫できるかと言えばノンノン! 自然は厳しい待ってもくれず、丁度の時にいなければ育ちすぎたり、折れたりと、難しい。そういえばシイタケも取れた。古いホダ木から結構出てきた。
こういうことをしてるのはお百姓さんへの感謝の気持ちを育てるためと言って良い。
ところで最近、私のブログには大人過ぎるコメントがあるので当分の間コメント欄を閉めさせていただきます。
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