乾杯の時間と2009年の夏至
ドイツの夏が思い出される今日この頃、川上で夏至を迎えた。昼と夜の長さが同じだった春分から3か月が過ぎて、昼が一番長い日が夏至だ。
ドイツに行かない分、思う存分川上村の山小屋の畑で農作業が出来るかと思っていたが、やはり空いた時間は母の介護の仕事が待っている。世田谷の老人保健施設に入っているので、若い介護士さんが身の回りを世話してくださるが、季節が変われば下着の替えも必要で気持ちが休まることはない。
そこでブログの更新もやる気が失せていた。それでも、私がいつも見ているブログの大先輩の記事の中に食事と掃除はグローバルなテーマ(言い方は違うかの知れないが、そういう意味にとらえた)と書いてあったので、書く気が少し出てきた。
川上で作った乾杯のおつまみは大したものではないが、新玉ねぎのステーキだ。ものは言いようで、フライパンに玉ねぎの輪切りを入れてオリーブオイルをたらして焼くだけ。それにビールで乾杯にした。奥に見えるのは赤カブ。今がちょうどいい育ち具合。ベランダで乾杯をして室内に戻る。気温は15度。
畑はルッコラが生い茂り、朝のサラダで堪能できる。イタリアンパセリは薹が立ってきた。大根はまだまだ成長が遅い。モロッコ菜豆は種が悪かったのか芽が出たのは4本。もしかすると山鳩に食べられたかもしれない。小松菜も密生している。あとりえの子供たちに分けてあげよう。迷惑かな? じゃがいもは前回芽を搔いたのですっきりしているが、これからの本格的な梅雨の気候で、蒸れが心配だ。そこで畑の周りの草刈りをしっかりした。ブルーベリーが花をつけていないことを花松園で聞くと、どうも、ミントの茂りすぎが原因のようで、アップルミントを雨に打たれながら取り除く。ミントやオレガノの傍の草刈は贅沢な仕事だ。いい香りの中でできる。
室内の片づけもした。私の相棒があまり片づけを積極的にはしないので、いつも「増殖する芳州ちゃん」と言いながら私が片付けまくっている。私も川上には昔読んだ漫画「あさりちゃん」を置いていたりする。今回自宅の方を整理して、「ブラックジャック」を持ってくるつもりなので、その場所を作った。すっきりした。
夏至という言葉が好きだ。小さい頃にいくら遊んでも遊んで居られた。夕闇になり母に呼ばれて帰ったあの頃。「惠子ちゃん、御飯よー」。 今まだその言葉は母に頼めば、言ってもらえる。
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コメント
私たちが行きと帰りに行くのは須玉のおいしい市場です。同じ野菜でも作り手によって違ったりしています。玉ねぎは厚みがあり、甘みがあるので食べごたえを感じます。
投稿: keicoco | 2009/06/26 14:36
新タマネギのステーキ!豪華だなあ。
私も20日、白州町の道の駅で、1個100円の
巨大なレタスを買ったので、迷わず買いました。
その後、
挽肉でそぼろのようなものを作りそれを巨大レタス
の葉に包んで食べました。信州は、野菜だけで
大ご馳走になるわね。
投稿: tamayam2 | 2009/06/25 22:03